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・ちひろ美術館 ・トミ(新宿) ・国分寺うたごえ ・カチューシャ
東京2006めにゅー ツアーmenu おけらとっぷ

■ 今朝もgoo−なお天気。深浦から来るときは小雨にもちょっくらあったけど、東京方面は、毎日晴れ!だ。と言う事はだ、オラもbunママも「晴れ男と晴れ女」ちゅーことだ。

 本日はtadoママとデートである。tadoママとは毎日会っている。ということは毎日電車ではるばるご出勤ということで、二人とも申し訳なく思っている。
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■ちひろ美術館■(11/24:練馬区下石神井)
 朝飯は例の「松屋」で朝定食をいただいた。味噌汁と生卵(うーん、今どき珍しい!)、それに納豆と海苔と丼ごはん。まぁーこんだけあれば、朝飯としては十二分である。コーヒーをパーラーでいただき、ホテルに帰り一休み。そのうち、tadoママがホテルまで迎えに来てくれたので、早速、お出かけだ。

 この「ちひろ美術館」は2つあって、もう一つは長野の安曇野にある。今年の冬、「うたごえツアーin長野ver3」で長野に出かけた際、楽しみにして立ち寄ったら「冬季休業中」で入れなかった。展示入れ替えの休館では無く、毎年冬はお休みのようである。ちなみに「12月から2月いっぱい」の3ヶ月なので、気をつけた方がいい。

ちひろ美術館・東京 安曇野ちひろ美術館

 案内には、西武新宿線上井草駅下車7分となっていたが、面倒そうなので、高田馬場からタクシーを利用して、ドーンと「ちひろ美術館」着。

 大きな建物かと思ったが、そうでもなかった。ここは、ちひろの終の棲家になった場所なのだそうで、22年間をここで過ごしたらしい。
 青梅街道が側を走っているので、静かな割には便利な住宅街なのかもしれない。

 bunママは、ちひろがお気に入りで、毎年のように「ちひろカレンダー」を買う。月ごとの奴だが、一年間で12枚、それをどっかにしまい込んで10年も経つのだろうか??? ちひろカレンダー用の壁をしっかり確保しているのである。

 現在「孫かで」の最中だが、ちひろの絵は子どもの姿を本当に良く表現していると思う。髪や目など、触感を余すことなく描いている感じがする。自分で編み出した表現方法だと思うが、いつ見ても新鮮だし、いつ見てもあたたかい。
 展示室には、ちひろの絵とそれを織り込んだ絵本を陳列してあったが、やはり違う。これだけは本物を見ないと、何とも表現しがたい。

 微妙な鮮やかさの違いというか、かすれの違いというか………。やはり、本物を印刷や写真で表現するのは、極めて困難だと分かる。いっそ「これしか出来ないんだよ!」と言う方がまだまし!かもしれない。
 本物に限りなく近づこうというのが職人技だとしたら、逆に永遠のテーマなのかも知れない。

 アトリエ兼書斎が展示されていた。ちひろは、ここでお茶を飲み、ここで絵を画き、ここで息子と遊び、ここで考えたのだろう………。そんな、どこにでもある狭苦しい空間であった。こんな穏やかな時間の中で、夢想し、具現化したのが、この美術館に展示されてる作品群なのだろうか………。
ぺーじとっぷ
 入場者は多い。女性の方が圧倒的だし、年齢的にもかなりhigh。ブームはいつか終焉を迎えるが、ちひろの絵に終焉という言葉は似合わない。もっと訪問客の若年化があっても良さそうではあるが、オラ達が訪ねた時は、そーである。

 目黒にある「寄生虫館」ってご存じでしょうか???? ここの来館者は「若年層」が多い。お台場と競い合うほどのデートspotとか………。作品はどーでもデートの場!と化すのには問題がないでもないが、若者達への何らかのアピールが「寄生虫館」に存在するのは間違いないようだ。

財団法人 目黒寄生虫館
住所 東京都目黒区下目黒4−1−1
電話 03-3716-1264
場所 JR目黒駅西口バス大鳥神社前下車
時間 火曜日〜日曜日 10:00〜17:00
費用 無料
内容 世界でただ一つの寄生虫の博物館

 グルッと一巡りして、入口ホールに戻ってきた。かれこれ2時間以上は経過している。おなかも空く時間なので、美術館のスタッフに訪ねたが近隣にレストランは無い!との返事。

辺りを見渡すと、来館のみなさまはカフェ・エリアで美味しそうに食べ、歓談の真っ最中。屋外カフェが空いていたので、そこで昼飯を………ということになった。


 一番美味しそうだったのが「ボルシチ」だったが、売り切れとか………。仕方がないのでmenuはtatoママとbunママに一任。よー分からんが、オーダーの後、いろいろとテーブルに載った。一番あとで出てきたのが「おやき」だ。かなりデカイ。何回か行っている信州でも見た事がない………。

 おやきに眼のないオラが、早速手をつけたが半分に割れない。かなり大きな「具」が入っていそーな予感! 無理矢理のぞいたら、入っていたのは紛う方無き「米茄子」。これは無ーべー!という感じだったが、意外に美味しかった。

 お気に入りの「ちひろ」も鑑賞したし、おなかも一杯になったところで、帰ることにした。石神井公園とやらを見学する予定だったが、遠いとかでキャンセルということになった。

 tadoママがやおら地図を取り出す。tadoパパが今朝印刷してくれたとか………。そいつをオラに渡して、「後はお願いね!」だと………。目的地は「西武新宿線上井草駅」だ。オラだって初めての地だよ、どーすんですか??? まぁー、仕方がないので地図を片手に歩き始める。
 むずって(山形弁:曲がって)、むずって、真っ直ぐ行って………を繰り返し、何と一発で駅に到着だ。そー言えば昔、オリエンテーリングというのがあったけ………。チラッと思い出してしまった。ここから新宿駅に向かう。

ぺーじとっぷ
■東京の夜景探訪…■(11/24:東京都庁)
 新宿でちょいとお買い物をした。tadoママがヨドバシカメラへ案内してくれた。ゴリで動画を撮ったら、あっという間にメモリーが無くなったので、メモリーの買い足しだ。

 今回は動画に懲りて「1GB」と奢ってみた。しかし、いつ入ってもヨドバシカメラはにぎやかだ。神武景気以来の………という浮揚感は全く感じられないが、こんな場所に来ると、そんな気がしないでもない。

 O型さん達が、夜の新宿というか夜景を楽しませてくれるという事になっているので、待ち合わせ場所に………。そーはいうものの天下の新宿での待ち合わせには、いささか決心が要る。まぁー、何とか落ち合う事ができ、「動く歩道」なるものに乗っかる。
 足の悪い人にとっては便利かもしれない。と言いつつ乗りましたが………。目的地は東京都庁。

 これがまた目立つ事おびただしい。それにやたら広い………。ようよう北だったか南だったかに辿り着く。ここから一気に展望室までエレベーターだ。が、その前に荷物のチェックが入る。飛行場みたいなもんである。
 混むときはどーすんだろ???オラ達が行ったときは混んでなかったが、よほどどの列が出来るに違いない。

 ここのエレベーターは、速い。あっという間に展望室に着いた。地上202mからの展望だそーだ。
 東京タワーの大展望台は150m、特別だと250mとか………。んでも1500円ほどかかります。東京都庁は無料で、動く歩道付きだから、こっちの方が、ずっとお得です! それに、混んでないし………。

ぺーじとっぷ
 初冬の夜のとばりは素早い。展望室で「おぉー」「うわぁー」とか言ってる間に景色がネオンだらけになった。これは素晴らしい。高さもそーだが、深浦のネオンは飲み屋くらいしか無いから、オラにとってはかなりビューチフルな眺めである。tadoママが「こっちが富士山!」とか説明してくれたが、よく見えなかった。

 何枚か撮影にチャレンジしてみたが、大方がガラスにピントが合うので、こんな場合はガラスにくっついて撮るのがいい。but、失敗作がほとんどだった。
 それにしても、ここはかなりgoo−なspotである。混んでないし、ビューチフルな眺めだし、軽食まで楽しめる。次回も来てみたい場所である。唯一、荷物検査がなぁー………。

 トミに向かう。途中経路もイルミネーションで、これまたビューチフル! ただし、撮影は困難。フラッシュが邪魔で取れない………(>_<) しかし、綺麗だ。
 この頃のイルミネーションは発光ダイオードだから、光に透明感があるし、明るい。それにほとんどねつを出さないので電気代も安いのだろう。オラは「ふぇー」「へぇー」「ほぇー」と覗き見をしつつなので、遅れ気味だ。

■うわさの「うたごえ喫茶トミ」(11/24:新宿)
住所 新宿区西新宿8-5-2
電話 03-3368-8224
場所 丸の内線「西新宿」1番出口側
時間 毎週金曜&土曜日 6:00〜10:00
費用 3000円飲み物+お料理
伴奏 アコーディオン(小倉義雄さん)
歌集 トミ歌集(A4版)
 
 tadoママはトミには行かないので、途中でお別れをした。今となっては、絶対に思い出せないが、あっちを曲がりこっちを真っ直ぐ行って、とある袋小路にトミの看板を見つけた。

 丁度、アコーディオンの小倉義雄さんが店に入ろうとしていた所だったので、お願いをして記念撮影。

 ここは、うたごえ好き仲間が自主運営をして楽しんでいる「うたごえ喫茶」なんだそうで、我々、少々早めに着いたので、歌集やら何やらを取り出してsettingすることと相成った。
 yosikoさんやkiekoさんの話だと、誰でもこうするのだそうである。トミの名前は、お店のオーナーである「河野トミ」さんからのネーミングである。

 小倉さんが、慣れた手つきでアコーディオンをset。アコーデイオンは台の上に載っけて弾くmidiアコという奴だ。かなり重そうである。 小倉さんはかなりお若く見えるが、齢85歳とか………。アコを担ぐのは無理である。
 そして噂の分厚い楽譜集………。setting中にお邪魔した。これがまたスゴイ!! 全部手書き。若い頃から書きためた宝物のものだとか………。

 よって五線紙はセピア色。若い頃(いつ頃かな???)はOKとしても、いま現在形で同じ字体で、同じ音符の大きさで書いているのは、驚異的である。
 「書ける」ということは「見える」ということで、これも驚異的眼力!

 ところどころセロテープで貼ってある。聞いたら、すり切れるので、それの補修作業なのだそうだ。それも、紙が新しい!というだけで全く同じ書き込みである。

 A5サイズ1ページの中に、何と7〜8曲が書き込まれている。うたごえリーダーが「次は○○を………」と言うと、約3回ほどのめくりで、その○○の譜面を出す。これはスゴイ! 
 職人技である。「こーしないと、間に合わないしねぇー………」と、穏やかにお話をして頂いた。

 TVや新聞記者も、小倉さんを撮るんじゃーなくて、「楽譜ばっかり、撮るんだよー」と、これまたニコニコとぼやいてました。これを見ただけでも、トミに来た甲斐があったと言う物である。
当日のトミvideo
エーちゃん借用 ぺーじとっぷ

 ぽつぽつと皆さまが集まってくる中、腹ごしらえを………。kiekoさんもyosikoさんもO型さんも黙々と………。これがまた美味しい。bunママは思わずお代わりをしてしまった程である。夜景展望と、ここまでのお散歩が、そうさせたのかも知れないが、美味しかった。これも噂の………であるが、後ほどデッカーイお握りが出るのだそうだ。

 エーちゃんが、お仕事を終えてやってきた。ここは、もううたごえが好きで好きで………という方々の集合体。昨年や今年の「深浦のうたごえ」に参加されたodaさんmaeyamaさん、simaちゃんmikiちゃん、ondaさんyasufukuさんなどのみなさまが、ワンサカと集まってくれた。また、yosikoさんの旦那様も参加され、出版ほやほやの難しい著書をプレゼントされた。科学書かと思ったら「やさしい経済…」というタイトルであった。ご夫婦ともどもトミにはよく参加されるらしい。

 ここはうたごえリーダーが何人かいる。あまり語らず、すぐに「next!」という感じで、その曲数は半端ではない。最初bunママがメモをしてくれていたが、間に合わない。見かねたusuiさんが、「後で、リクエストカードを全部持ってけ!」という配慮をしてくれた。

 最初のリーダーはusuiさん、次がogataさん、そして突然ですがmutouさん。金土の2日間やっているが、金曜日と土曜日では、集まってくる方々が少々異なると、エーちゃんに教えていただいた。mutouさんが、「明日も来い!」という事だったが、明日はカチューシャが………。


うたごえリーダーodaさん

■歌った曲目(順不同)■■
第一部(usuiリーダー) 第三部(haraguroリーダー)
1 22 小さいグミの木 yosiko
2 まっかな秋 23 夏の思い出
3 小さい秋みつけた 24 蒼いプラトーク
4 新雪 25 山の大尉 onda
5 26 東京ラプソディ エーちゃん
6 なごり雪 27 ただ一度の贈り物
7 喜びも悲しみも幾年月 28 風よあなたは ikeda
8 千の風になって 29 奥入瀬 onda
9 童神 30 せわしき流れの川
10 真夜中のギター 第四部(mutouリーダー)
第二部(odaリーダー) 31 コサックは口笛吹いて gonbe
11 小さな日記 32 心はいつも夜明けだ
12 スキー 33 山賊の歌
13 切手のないおくりもの 34 線路の仕事
14 折り鶴 35 花の街
15 エルベ河 36 ビヤ樽ポルカ
16 白神山地の詩 37 船乗り
17 さらば恋人よ toyozum 38 心さわぐ青春の歌
18 里の秋 39 収穫の歌
19 公園の手品師 40 アムール川の波
20 二つの岸 bunママ 41 カチューシャ
21 コザックの悲歌
 ぺーじとっぷ

 ちょっと用事があって、外に出た。入った場所と出る場所が違う。「???」と思ったが、外に出て納得。入ってきた入口にはシャッターが下ろされていた。

 まぁー、これだけの音量で歌うのだから、外へ漏れ出るボリュームもかなり大きい。それをシャッターで防音ということらしい。まぁー、それでもかなり聞こえていたが………。何回か出てみたが、ネオンも見えず、人通りはほとんど無かった。そんな場所なのだろう。

 お休みの時間に、池田さんという方から楽譜をいただいた。何でもご自分で「作詞作曲」されたものだそうである。オラに呉れたという事は、「midiにして、さっさとUPせよ!」と言う事だろう。帰ってから作ってみたのでお聞きください。 そうそう、題名は「風よあなたは」。

 もう、とにかく歌う! トミに来たら歌う!これっきゃない! リクエストがどんどん出る。それを次から次歌うのである。エーちゃんから聞いたときは、スペースが無いので「立つ!」なんだろうと思っていたが、店のスペースは十二分。ようは「立って歌う!」のである。何かよく分からないが、そのうち男女交互に並んで歌うようになるから、トミの七不思議(あるっけ?7つも………、エーちゃん、考えておいてね。伝説は作られるモノ!)である。

 時間も頃合い。美味しそうなお握りが廻ってきた。ジャコの入ったトミさんご自慢の一品である。こいつは召し上がらないと………。オラは歌をstopして食べた。これがまたデカくて美味い! この頃合いというのが絶妙のタイミングで、長年のトミさんのノウハウなんだろう。
 食べてから、「あっ、写真!」。が、後の祭り。お向かいのyosikoさんやkiekoさんが手をつける前に「ちょっと、待ったぁー!」で、写真を撮ることができた。これは紹介しないと………。

 前述したが、いつもは土曜日のうたごえリーダーであるmutouさんが、突然の来店。4回目はmutouさんが仕切った。まぁー、兎にも角にも、一度は訪ねた方がいい。歌集が足りなくなるほど歌うから、大抵の歌好きは満足してお帰りになれるはずだ。

 うたごえリーダーも体力勝負だけど、一番はアコーディオンの小倉さんだろう。うたごえリーダーがコールする曲を、苦も無く弾き出す。それも間髪を入れずにだ。

 座って弾くとはいうものの、6:00から10:00まで弾きっぱなしだ。とてもとても85歳には見えない。体力も驚異的だったんだぁー………。
 歌って・歌って・歌って(呑んでもいるけど、それより歌!)、汗かいて「トミのうたごえ」は終わった。皆さん、気分爽快で大満足の笑顔であった。
 お店のトミさんや、小倉さんにお別れをして外に出る。今夜も「深浦のうたごえ」でご一緒して頂いた方々に、沢山会うことが出来た。つながりが太くなった感じで、ホンワカ暖かくなる。皆さんに感謝!である。

 皆さんと駅でお別れをし、国分寺に向かう。道不案内で危なかったが、日野の腹黒さんが同じ方向だった。お話をしつつ国分寺まで………。

 腹黒さんは、国分寺の駅で待っていたkazuさんに、オラ達を引き渡すまで側にいてくれた。やっぱ、都会の方は、というよりうたごえの仲間には親切な方が多いんですぅー。

うたごえリーダーmutouさん

 今夜は急遽kazuさんharumiさんちへ泊めて頂くことになったのだ。この雑ぱくなところがオラ達の旅のいいところかも知れない。(へへ、自画自賛!) マンションではharumiさんが、今や遅しとお待ちかねだった。ネコがいた。ラブ&ピースで2匹もいるとか………。しかし、ラブはシャイなのか姿を見る事はなかった。

 kazuさんの部屋にPCがあったので、触らせて貰った。エーちゃんの速報版を見てないのはオラとbunママだけのようで、これも確認。ちょっとぉー、さっき見たばっかりの光景だよぉー。ついさっきのトミのうたごえツアーがUPされていた。エーちゃんの動きはつかみ所がない。とにかく速い。頭の中が10GHzくらいあるんじゃーないかな………。

 kazuさんharumiさんとは、うたごえの話やら楽器の話、今年の「深浦のうたごえ」の話と延々続く。bunママはharumiさんと二人で積もる話があるらしく、よく話し、よく笑っている。オラもそーだが、まるで10年来の「ケヤグ(親友)」どうしの語らいである。
 まぁー、明日の「国分寺うたう会」がなければ、夜っぴいて話し込んでもいいのだが、harumiさんの声が持つまい。夜中を大分廻っていたが、お休みをすることとした。急にやって来て、呑んで騒いで………、申し訳なかったが、とても楽しい時間を持つ事ができた。まんず、おやしゅみぃー………zzzzzzz
ぺーじとっぷ