童神(わらびかみ) 【C】
〜天の子守唄〜

作詞
作曲
古謝美佐子
佐原 一哉
▼「ヤマトグチ」バーション
天からの恵み 受けてこの地球(ほし)に
生まれたる我が子 祈り込め育て
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐ
■泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
■太陽(てぃだ)の光受けて
■ゆういりよーや ヘイヨー ヘイヨー
■健やかに 育て

暑き夏の日は 涼風を送り
寒き冬来れば この胸に抱いて
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛し思産子(うみなしぐわ
  ■泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■月の光浴びて
  ■ゆういりよーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■健やかに 眠れ

嵐吹きすさむ 渡るこの浮き世
母の祈り込め 永遠(とわ)の花咲かそ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛し思産子(うみなしぐわ
  ■泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■天の光受けて
  ■ゆういりよーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■天高く 育て

▼「ウチナーグチ」バージョン
天(てぃん)からの恵み
受けきてぃ此()ぬ 世界(しげ)に
生まりたる産子(なしぐわ)
我身(わみ)ぬむいて育てぃ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ)
  ■泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■太陽(てぃた)の光受きてぃ
  ■ゆうぃりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■勝(まさ)さあてぃ給(たほ)り

夏(なち)ぬ節(しち)来たりば
涼風(しだかじ)ゆ送(うく)てぃ
冬ぬ節(しち)来たりば
懐(ふちゅくる)に抱ちょてい
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ)
  ■泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■月ぬ光受けてぃ
  ■ゆうぃりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■大人(うふっちゅ)なてぃ給(たほ)り

雨風(あみかじ)ぬ吹ちん
渡る此()ぬ浮世(うちわ)
風(かじ)かたかなとてぃ
産子(なしぐわ)花咲かさ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ
  ■泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■天(てぃん)の光受きてぃ
  ■ゆうぃりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
  ■高人(たかっちゅ)なてぃ給(たほ)り



新おけら歌集(04/12/24) / 楽譜:ビーさん(2005/01)
 作詞は「ネーネーズ」のリーダーだった古謝美佐子(こじゃみさこ)さん。作曲は佐原一哉(古謝さんの夫)さんです。お孫さんの誕生を祈念して1997年2月、孫へのプレゼントのため作詞者が歌詞をつけ作品が完成した。
 この曲がプピュラーになったのは、NHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」の挿入歌として放送されてから………。この後、NHK「みんなのうた」で採りあげられ全国に広まった。
おまけの話
 ウチナーグチ(沖縄の方言)の特徴のひとつは、短い母音が「ア、イ、ウ」しかないため、「エ」は「イ」に、「オ」は「ウ」に発音することです。また、「ンム=いも」のように、「ン」ではじまる言葉があることも、ウチナーグチの特徴です。沖縄の方言は、地域によってたくさんの種類があります。

ビーさん語録
2005年12月2日 10:27
 ブンブンさん、オッハヨウッス!

 世界で一つだけの楽譜…アップ早いもんだナス。ビックらこげゃだす。オラのコメント、コピペすてがったべども、なんぼなんでもありゃダメだすな。もう少しエエごど書けばえがったんだどもな。
 んでもって、こんだ「童神」も頼むッス。
 この曲がおけらMIDIに登場スたのは今年のはずめごろだったがなス。オラそんとき、なんたら曲だがスらねがったんだ。そんで、すばらぐブン投げでだんだども、そろそろおけら楽譜作らんとブンブンさんにおごられるど思って、カワイ楽器に注文して取り寄せたのが夏のはずめ頃だったがな? んだって、秋田市中探してもねがったんだでば。
 すたら、この曲、定演でもやるって決まって、そんで楽譜が無いっつうもんだがら、オラの楽譜を団に提供すて、ようやぐ練習がはずまったっつうわげ。この楽譜が無いと定演が成功スながったとゆうわげ。
 おけらに童神がアップしながったら、オラも楽譜を買ったりなんぞしながったベナ、きっと。500円も出したんだすよ、オラの自前で。
 んにゃんにゃ、じぇんかねのごどでねってば。おけらに感謝すてぇなあと思ったんだでば。助かったど思ってるス。ありがで、ありがで。          (オガベン・ヴァージョンですた。)