エルベ河 【Dm】
+別名:郷愁/抒情歌+

作詞
作曲
訳詞
ドルマウトスキー
ショスタコービッチ
楽団カチューシャ


ふるさとの声が聞こえる 自由の大地から
何よりもわれら慕う なつかしソビエトの地
 ■世界にたぐいなき国 美わし明るき国
 ■われらの母なるロシア 子供らは育ち行く

遠くふるさとはなれても いつも夢に描く
あかき星の下にねむる わが山河広き野辺
 ■世界にたぐいなき国 ……繰り返し……

エルベのほとりで歌わん 広きロシアの心
大いなる祖国の前に ファシストはかげもなし
 ■世界にたぐいなき国 ……繰り返し……

▼エルベ河(Тоска по Родине)
Слышен голос Отчизны любимей
От свободных просторов вдали.
Ничего нет на свете родимой
И дороже Советской земли.
  ■Ничего нет на свете красивей,
  ■Ничего нету в мире светлей
  ■Нашей матери, гордой России,
  ■И не счесть у нее сыновей.

Повидали мы дальние страны,
Но в разлуке нам снятся всегда
Наши реки, березы, поляны
И под красной звездой города.
  ■Ничего 
……繰り返し……

Нашу правду с открытой душою
По далеким дорогам несем.
Сердце русское очень большое -
Вся великая Родина в нем.
  ■Ничего 
……繰り返し……




おけら歌集(00/08/13-07/06/17) / 楽譜:ビーさん(2004/09)

第二次世界大戦の末期、ソビエト軍とアメリカ軍がエルベ河のほとりで「青年は二度と戦争で相まみえない」という「エルベ河の誓い」を題材にして作られた映画「エルベ河邂逅」(1949年)の主題歌。原題は「祖国の歌」。

エルベ河の歌詞について
資料提供:lunatyさん(2006/03/01)
■参考として「lunatyさん」の推測を下にあげておきます。

1) 歌詞は二通り(三通り)あります。
2) おけらの歌詞は、次の本から引用・転用したものではないかと思います。

▼A “なつかし ふるさと の地”は、「世界歌謡集ー青春のうたごえ」(矢沢保編著、S39.6.30発行。現代教養文庫478)にみられます。なお、訳詩の表記は[音楽舞踏団カチューシャ訳詩]となっています。 ビーさんのの譜面の歌詞は、次の本と同じもののようです。

▼B-1 “なつかし ソヴェート の地” ロシア民謡集(飯塚書店。1962.10.10) 緑の歌集  (飯塚書店。S 39. 8.20)の楽譜がそうなっています。ただ、二つとも、譜面はそうですが、同書の歌詞の部分をみると………、

▼B-2 “なつかしの ソヴェート の地”と「」が入っています。  因みに、「青年歌集」[訳詩者名なし]「うたごえ愛唱歌集1000曲選」 「歌の世界533」では C “なつかし ソビエト の地”となっています。 なお、BとCは、[楽団カチューシャ訳詩]となっています。

■エルベ河(Тоска по Родине)■
 エルベ河、調べてみました。ロシア語の曲名は
 → 「エルベ河」(Тоска по Родине) です。
 うたごえ関連での曲名は「エルベ河」ですが、ロシア語の曲名である「Тоска по Родине」を訳すと「郷愁」ということになるのだだそうです。うたごえ関連では北川 剛・井上頼豊の二人とも「叙情歌」という曲名にしています。
 昭和24年(1949)製作の映画「エルベの邂逅(Встреча на Эльбе)」の主題歌として、作られました。作曲は、ドミトリー・ドミトリエヴィッチ・ショスタコーヴィッチ(1906−1975)、作詞はエフゲニー・アロノヴィッチ・ドルマトフスキー(1915−1994)で、日本のうたごえ運動で取り上げられ、広く愛され歌いつがれて来た曲です。