アムール河の波 【D】

作詞
作曲
訳詞
ワシレフ
M.キュッス
合唱団白樺


見よアムールに波白く シベリアの風立てば
木々そよぐ 川の辺に
波逆巻きて【溢れ来る水】 豊かに流る

舟人の歌ひびき 紅の日は昇る
喜びの 歌声は
川面渡り【遙かな野辺に】 幸をつたえる
  麗しの流れ 広きアムールの面(おも)
  しろがねなし しろがねなし 騒ぐ川波
  広き海めざし 高まりゆく波
  しろがねなし しろがねなし 騒ぐ川波
自由の河よ アムール うるわしの河よ
故郷の 平和を守れ
岸辺に日は落ち 森わたる風に
さざなみ 黄金をちらす
  平和の守り 広きアムール河
  我が舟は行く しぶきをあげて
  舳先(へさき)に立てば 波音高く
  開け行く世の 幸をたたえて
見よアムールに波白く シベリアの風立てば
木々そよぶ 川の辺に
波逆巻きて【溢れ来る水】 豊かに流る



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新おけら歌集(03/06/25) / うたごえツアーin東京(03/05)
コロポcheck(03/07/21)
/ 楽譜:ビーさん(05/01-09/09)
■のびのエーちゃんの言を借りるとロシア三大曲の一つだそうで、確かに長い。シベリアと中国東北地区との国境を流れるアムール河は「黒竜江」とも呼ばれる。作曲者は映画「石の花」で有名。
 冬、北海道オホーツク沿岸にやってくる「流氷」はアムール河の真水と海水の織りなす天然の芸術品。アムールの水量が多いとたくさん出来ます。
■ロシアでは、西部を流れカスピ海に注ぐ「母なるヴォルガ」に対して「父なるアムール」と称し、シベリア針葉樹林からロシアと中国国境線を経て間宮海峡に注ぐ大河の歌。
 もとは1903年、東シベリアの軍楽隊長だったマクス・キュッス(1874-1942)が上官夫人に贈った器楽曲。退役後のキュッスは故郷オデッサで音楽教師だったが、ユダヤ人ゆえに第二次世界大戦のドイツ占領軍に銃殺された。
 その2年後、ハバロフスク極東軍付属「歌と踊りのアンサンブル」指揮者ルミャンツェフが偶然、埋もれていた楽譜を見つけ、作詞も団員に命じたという(山之内重美『ヤーマチカ通信』1961)。
うた新「歌の小箱」37(06/10/23)