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・うたごえ「People’s」 ・宮本さんを囲んで ・きよちゃん慰労会 
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■エーちゃんの先導の元、地下鉄でPeople’sに向かう。uedaさんがいろいろ教えてくれたが、ここはエーちゃん頼りである。肥後橋駅で下車、何番出口から吉野家のナンチャラをどーたらして、目的地に着いた。
 エーちゃんは本当にしっかりしている。きよちゃんの会場で配っていた「お花」をチャッカリと大北さん用に持参していた。やっぱ東京人だな。
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■2日目「2月26日(土)」■
その5「うたごえ喫茶「People’s(ピープルズ)」

住所 大阪府大阪市西区京町堀1-7-19 富山ビル1F
地下鉄四ツ橋線肥後橋駅 徒歩5分
電話 06-6448-6764
時間 土曜日 18:00-21:00(毎週)
費用 2000円(ワンドリンク付き)
伴奏 鳥生(アコ)/ピアノ(大北整子オーナー)
歌集 ともしび歌集 / 司会:室原さん

■うたごえの腹ごしらえ………■

 まだ、誰もいない。オーナーでピアノの大北さん、アコーディオンの鳥生さんの顔が見える。もうひとかた………。この方が司会の室原さんであった。早速エールの交換だ。鳥生さんは笑顔の素敵な人なつっこい方だったし、室原さんは魅力的な低音で、若々しい感じの方であった。大北さんは余裕の一服だ。(^O^)

 開始まで夕食をすることになっていて、オラが挨拶をしている間に皆さんは出かけてしまった。焦って表に出ると近くの吉野家で食べるらしい。牛丼がメニューから消えて久しいが、何かあるだろうということだった。昼にねぎ焼きを食べてから何にも食べていないので、オラとしてはかなり腹が減っていた。

 久し振りに入った。昔の東京だとどこの駅前にでもあった吉野家だけど、いまはどうなんだろうか??? 注文した瞬間に出てくるタイミングに店の活気を感じたものだ。

 皆さん、ユックリはできないのを感じているらしく、さっさか掻き込んで店を出て行った。オラは相変わらず、置いてけぼりだ。

 一足遅れてPeople’sに入る。ドアを開けてビックリ、立錐の余地無しの混みようで座る場所もない。昨夜予約しておいた入り口側の席にもビッシリ。

 ここで「歌声喫茶館」の管理人である松村さんと会った。時間があればたくさんお話をしたいのだが、始まりまでもう少々。エールの交換をして落ち着く場所を探す。

 先発隊の346くんやビーさんのご一行を探すと、一番奥にいた。レポ用の写真撮影には最悪の場所である。まぁー、仕方がない。

 背の高い椅子の下をかいくぐり、ようようのことで奥まった場所に落ち着いた。が、狭いのなんのって………。
 椅子が高いので何かを床に落とすと、終わるまで取れないし、いったん座ると身動きが取れない満員電車並の混みようである。

 まぁー、それだけここの「うたごえ喫茶」は人気抜群ということになる。
ぺーじとっぷ
■People’s(ピープルズ) 第1部■
 午後6時、オープニングの「カチューシャ」で、うたごえ喫茶「People’s」が始まった。司会の室原さんの柔らかな声がよく通る。最近、司会をやるようになったという事だが、柔らかな物腰でかなり手慣れている感じを受けた。いつもは「桜井」のうたごえを主催されているようである。

 うたごえは「早春賦」と来て、リクエストに入り「下町の太陽」そして「みかんの花咲く丘」と続く………。んー、どーもつい最近歌ったことのある歌が続く。People’sでも、童謡・叙情歌へと移行しそうである………。続いて「山の歌」のオンパレードとなり、オラとしては焼酎をいただく時間がだんだん長くなってきた。

 見渡すと、青森・秋田・伊那・東京グループはデッカイ口を開けて歌いまくっている。佐々木さんは、こっそりハーモニィーをつけていたし、346くんはこれでもかぁーというような大口と持ち前の大声で歌っている。



 希望くんはママ似であるが、声はパパ似。というよりそっくりそのままの声である。これだと電話に出ると間違うだろう。パパ似のよく通る声で歌っている。エーちゃんはかなりうるさかったかも知れない。ビーさんも鼻眼鏡でデッカイ口を開けて歌っていた。狭いのでbunママの顔は見えない。

今日の入りは約40−50名だろう。ピアノの大北さんは弾きながら歌っている。アコーディオンの鳥生さんはニコニコしながら弾いていた。司会の室原さんは、相変わらずとく通る声で歌っている。
 昨夜の予約席である入り口脇の丸テーブル席は見えない。松村さんは多分そこで歌っているはずなのだが、身動き取れず!である。

 一番ユルユルなのがカウンター。ここだと思いっきり写真が撮れたのにと思う。まぁーバーテンダーの支配下にあるし、あきらめざるを得まい。エーちゃんは取材の意志がないのだろう、写真やビデオを取る気配は全くない。
 山の歌から何故か「ステンカラージン」に変わり、第一部は終了した。

司会(室原さん) 店内の様子(入り口側)
伊那のご両人 青森+秋田+伊那

 店内が混み合って、トイレに行くのも一苦労である。オラはこの他にも外での用事があるから大変だ。高い椅子をくぐり抜けるやらカニの横這いやらをして、ようよう外に出る。外には一服組がごまんといた。大北さんも一服組だ。

 トイレはお向かいのスナック(多分)。ここのオーナーが割烹着スタイルでオープニングからPeople’sのカウンター内を闊歩している。お手伝いだろうか、うたごえを楽しんでいるのだろうか???

 とまれ、ご自分の店はお休みのようである。焼酎もだいぶきこしめしたことだし、すぐ近くのトイレはありがたかった。トイレを借りて気が付いたのだが、こちらの店の方がPeople’sよりずっと広い。大北さんに「ここがいいんじゃない!」と言ったが、ニヤニヤとかわされてしまった。
ぺーじとっぷ
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■People’s(ピープルズ) 第2部■
 さて第2部だ。わざわざ青森からということで室原さんが「リンゴの唄」をご馳走してくれた。感謝である。一曲終わって、すぐにリクエスト開始(早えぇ………)である。
 何曲目かに「バラはあこがれ」がでる。秋田バージョンでは「バラは」のとき、指先の「輪(OKの輪)」から「手の輪」「腕の輪」「隣の人と輪」「全員の輪」と「輪」を広げゆくので、当然やった。

 オラはみんな真似するのかなと思っていたが、大阪の方々は唖然として凝視するばかり………。誰もやらない。まぁー、髭のオッサンが顔中口にして「バラは!」とやるのを見ていれば、気色悪いことおびただしい。唖然も当然かも知れない。大阪の方々は、それだけ冷静ということになる。こっちは、歌のみならず身体まで動かしてサッパリした。

 リクエスト合戦が始まり、どっかで「友よ」が出た。遠征組も同時だったので頑張って岡林の「友よ」を歌うことになったが、このリクエストは松村さんからであった。松村さんのは「岩谷+いずみ」のやつだった。
 この曲はオラも好きでよく歌う。今の岡林は「エンヤトット」に鞍替えしたので、ほとんど歌うことは無いという。輪のおお騒ぎから乗ってしまったので346くんも下を歌う。

 ビーさんに言わせると「ささきあきらさんとbunbunさんがハモリを入れてくれて、346さんが低音で支えてくれて、エーちゃんの声がオラの声になり、オラの声がエーちゃんの声になったみたいな男声合唱が力強く鳴り響き、大阪の仲間の歌に包まれて、大北さんのピアノと鳥生さんのアコーディオン伴奏に飾られて………」という感想になってしまった。
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■歌った曲目■
* ステージ1 (18:00-18:50) 司会:室原さん
1 カチューシャ (オープニング)
2 ふるさと (文部唱歌) 3 北国の春
4 早春賦
リクエスト開始
5 二つの岸 (bunママ) 6 朝露
7 下町の太陽 8 みかんの花咲く丘
9 坊がつる讃歌 10 シーハイル
11 スキーの歌 12 岳人の歌
13 山小舎の灯 14 知床旅情
15 ステンカラージン
* ステージ2 (19:00-19:50)
16 リンゴの唄 (オープニング)
リクエスト開始
17 銀色の道 18 バラはあこがれ
19 愛に生き平和に生きる 20 戦争を知らない子供達
21 友よ (岡林) 22 友よ (岩谷)
23 死んだ男の残したものは 24 わが母のうた
25 折り鶴 26 ヒロシマの有る国で
27 アメイジング・グレイス
* ステージ3 (20:00-21:00)
* カチューシャ (オープニング)
リクエスト開始
28 心さわぐ青春の歌 29 囚人の歌
30 ともしび 31 川岸のベンチで
32 フニクリ・フニクラ 33 学生時代
34 陽気に生きようこの人生をさ 35 みんなのうた
エンデング
36 しあわせの歌 37 今日の日はさようなら

■People’s(ピープルズ) 第3部■
 第3部で、エーちゃんはうるさすぎて今までの場所から逃げ出し、入り口側に避難した。このステージも「カチューシャ」から入るのだそうだ。室原さんは一人で頑張っている。室原さんは必要最小限度の「語り」で、参加の皆さんに極力歌わせるように努める司会の方法のようである。

 語りも時として必要だが、あまり曰うのもどうかと思う。多分マイクの前で歌って欲しいのだと思うが、この狭さではいかんともしがたい。マイクの前に出て行くまで一曲終わりそうである。それよりだったら、歌った方がいい。室原さんは疲れを知らない「うたごえ鉄人」である。大北さんも鳥生さんも、まだまだいけそうである。

 カチューシャからリクエストに入った。これでステージ終了となるとどうしても盛り上がる。オラ達のコーナーは第2部の大騒ぎを越えて、バカ騒ぎになってしまった。みんなとてもいい顔をしていた。
 エンデングは「しあわせの歌」「今日の日はさようなら」に決まっているのだそうで、2回来ると少なくとも3曲はものにできるしかけになっている。(^-^)
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 もう少し騒ぎたかったが、People’sのうたごえは終わった。皆さん三々五々お帰りになる。オラ達は当然のごとく記念撮影だ。が、松村さんも記念写真に入っていただいたが、オラとしてはちょっと行儀の悪い記念撮影になってしまった。(-_-;)

 司会の室原さんは一人で3時間を引っ張ってくれた。外見のみならず心身共に若い。大北さんもノリノリの演奏であった。アコの鳥生さんが「これからシャンソンをやるんで、聞いていきませんか???」と言ってくれたのだが、残念なことには「ともしび歌声広場」の宮本さんと一杯やることなっているので、居残りは無理だった。

楽しい楽しい「うたごえの時間」をありがとう。そして「うたごえの仲間」に感謝します。

▲その6「宮本さんと一杯やる会」 ぺーじとっぷ
 People’sの皆さんに見送られて、タクシーへ。秋田組はちゃっかり松村さん送っていただいたとか??? 下りたところは多分「新大阪」駅だろうか??? ここから会場の居酒屋までが遠かった。そのまま、タクシーで行けば5分くらいかもしれないが道不案内をテクシーだと、いたって遠い。人通りのない駅の脇道をひたすら歩いた。みなさん沈黙気味である。

 この脇道は、ゴミ捨て場だった。用済みの自家用車が中古車展示会場のように整然と捨てられていた。警察のステッカーが貼られてはいたが、貼ってるだけの感じだ。人通りが無いということは絶好の穴場なのかも知れない。何か見てはいけないものをみた感じがする。
会場 カフェ・マルシェ
地下鉄:西中島南方駅・西へ徒歩2分
電話 06-4805-0878
時間 第4土曜日 (8月は除く)
18時 30分 〜 21時 00分
費用 1000円(ワンドリンク付き)
伴奏 ピアノ(宮本 由美さん)
歌集 ともしび歌集 / 司会:一ノ瀬陽子さん
主催 歌声広場実行委員会
連絡 06-6390-4795(宮本さん)

 キョロキョロ、テクテクしているうちに、ようやく目的の居酒屋「エビス」に着いた。
宮本さんはもうお待ちかねだ。奥様とということだったがお一人のようだ。年を取っているような若いような???快活で笑顔を絶やさない方であった。見た感じ大間越の「ドンズレ」の兄にそっくりである。bunママと二人で思わずニンマリしてしまった。
 店はビール一杯100円という特別セール中で、その他の飲み物もかなり安かった。(らしい???)


エーちゃん、隠れて何か食ってる…
 今回の一杯やろう会はuedaさんの取り計らいのようです。宮本さんの名前は偉(すぐる)というくらいで偉い。元ともしびの書記長だった人で、1981年の「大阪ともしび」開店時から大阪に在住らしい。うたごえの「生き字引」中の生き字引ということになる。

 このお店は93年に閉店。現在は「ともしび歌声広場」と名称も変わり、この居酒屋の近くの「カフェ・マルシェ」というところでうたごえ喫茶をやっていると聞いた。

 宮本さんはよく飲み、よく語り、よく食べ、よく笑う豪快な方であった。ともしびでのお話、大阪のお話、そしてこれからの「食と音楽・文化の育成」を目指したNPOのお話など、引きつけられる話ばかりであった。

 ビーさんと話してしていたのが「うたごえ運動とうたごえ喫茶運動の違い」で、ここら辺の話は2003年、森のフクロウさんと知り合ったばっかりの時に侃々諤々やったような記憶がある。

 今でも、線を引きたい人がハッキリ線を引っ張っているのは事実だ。うたごえは平和の力のスローガンを実現するのには多岐に渡る方法があるだろうに、その違いにやたら線引きしても………という気はするのだが、引かなければ気の済まない人は引けばいいと思う。


おーおーお疲れね…

宮本さん&bunbun

チャンコ鍋

 People’sでそれなりに飲んで歌い、ここでもやたらに食べて飲んで、ホテルに無事到着できるかどうか状態で、お開きとなった。またしばし歩き、見送りの宮本さんに別れを告げて、駅に駆け込んだ。
 途中で佐々木さんご夫婦と別れ、地下鉄のなんば駅までは6人一緒。なんばの駅でエーちゃんと秋田組にバイバイし、ホテルへ………。
 多分、多分だが、いつものようにバタンQのパターンだったと思う。記憶なーーし!

ぺーじとっぷ