アメイジング・グレイス 【E】

バージョン おけらpop ピアノ
作詞
作曲
黒人霊歌
山ノ木竹志

海に生まれ 旅を続けた
みどり深き 森を抜け
■幾千万の月日 重ねて
■我ら人類(ひと)と 成りぬ

畏れ知らぬ 愚かな旅人
(いくさ)憎しみ 涙
■幾千万の試練 超えて
■我ら 共に 立つ

人間(ひと)に生ま 旅を続けた
果なき荒野 さまよい
■幾千万の生命(いのち)流れて
■我ら この地に 在り

恵み深き みどりの大地よ
惑星(ほし)よ 海よ 森よ
■幾千万の生命(いのち)育み
■救いたまえ 我ら

●幾千万の生命 照らして
●共に 歩みたまえ
▼原詩
mazing grace, how sweet the sound
That saved a wreck like me
I once was lost, but now am found
Was blind, but now I see

'Twas grace that taught my heart to fear
And grass my fears relieved
How precious did that grass appear
The hour I first believed

Through many dangers, toils, and snares
I have already come
'Tis grace has brought me safe thus far
And grace will lead me home

The lord has promised good to me
His word my hope secures
He will my shield and portion be
As long as like endures



新おけら歌集(04/05/02) / 楽譜:ビーさん(2004/09)

■元の詩は、奴隷船の船長から牧師になった「ジョン・ニュートン(18世紀)」のもので、19世紀にアメリカ南部の牧場で歌われていたものが原曲。ゴスペルソングとして知られる。
 1995年8月、日本のうたごえ祭典(広島)で訳詞が発表された。生きとし生けるもの皆すべて海から発し(進化し)、人はみな羊水の海から産声を上げてきたのだ。 原詩に人類の歩みを重ねながら、思い切って意訳したと訳者は語る。

■♪〜幾千万の試練越えて 我ら共に…。1995年広島開催日本のうたこえ祭典ピースウェーブコンサートと原水爆禁止世界大会で広島合唱団山ノ木竹志日本語詞が初演(池辺晋一郎編曲)。背景に憲法第九条と1949年国際平和闘争デー峠三吉起草の原子爆弾の廃棄宣言、1985年ヒロシマ・ナガサキからのアピールがあるという。
 原詞は奴隷船の船長から牧師に転身したイギリスのジョン・ニュートン(1725-1807)。ある時、嵐に遭い、今にも海に呑まれそうな船の中で必死に神に祈り、奇跡的に難を逃れた。そして人を家畜のように扱う黒人奴隷貿易に関わった深い悔恨と、にもかかわらず赦しを与えた神の愛に対する感謝が原詞には込められている。19世紀南部アメリカの農場で歌われていた民謡が原曲だという。
うた新「歌の小箱」143(**/**/**)