知床旅情 【D】
+ 1971(昭46) +

作詞
作曲
森繁 久弥


知床(しれとこ)の岬に はまなすの咲くころ
想い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
  ■遥(はる)か国後(くなしり)に 白夜は明ける

旅の情(なさけ)か 酔うほどにさまよい
浜に出てみれば 月は照る波の上(え)
君を今宵こそ 抱きしめんと
  ■岩陰によれば ピリカが笑う
別れの日は来た ラウスの村にも
君は出て行く 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれ烏(からす)さん
  ■私を泣かすな 白いかもめを



新おけら歌集(03/03/10) / 楽譜:ビーさん(2004/09)

●1960年ごろ、北海道の知床に長期ロケで訪れた作者が即興で創った「オホーツクの舟歌」が本歌である。エーちゃんHPでは本歌をUPしています。