カンターレ in 福岡 博多ラーメン in 屋台 荒木栄をたづねて うたごえ喫茶 in 久留米 焼き鳥交流会
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■ お話があったのは12月だったか。電話ではるかさんのお誘い攻撃が開始され、bunmamaのお供で、2回目の九州を訪れることになった。
■ 大牟田は荒木栄の活躍した場所だ、うたごえをやって一回は行きたいと思ってはいたが、デブ症のbunbunにはチャンスはなかなか作れない。今回は「荒木栄ツアー」だ。
荒木栄がゴロゴロ転がってはいないだろうが、参加の価値は十二分にある。
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■3月5日(金) うたごえツアー 第一日目■
▲その1「飛んだ飛んだ!福岡直行便!」
 ここしばらく冬に戻り、雪が続いている。3月のこの時期にしては深浦でも珍しい天候である。
 午前10時過ぎ青森空港へ向かう。周りはすべて雪景色で、ところどころ吹雪いていた。途中昼食を摂り、午後1時ころ青森空港に着いた。多少降ってはいたが、飛行機は順調に出発できるようだ。午後2時40分、機上の人となる。

 福岡便は週に3回。けっこう混んではいたが、話し言葉は「津軽弁」が多かった。毎回これ位の人数が福岡に繰り出せば、中洲は津軽弁でにぎわうことだろう。

 フライトは2時間ちょっと。今頃、熊本の「ふらっと」ではエーちゃんやフクロウさん達がうたごえ喫茶を楽しんでいるはずだ。オラ達がこれに間に合わせるためには、もう一泊しないとなんない。そんな時間もお金も無い!
 福岡空港に着陸。しかしサンビ(寒い)!! 深浦で着たことがない綿入れアノラックを着てきたのだが、それでもサンビ!!
 地下鉄で博多へ。仙台ではいい振りこいて大失敗をやらかしているので、bunmamaはオラを信用していない。駅員にたずねながらの出口調査であった。JRと西鉄では口の利き方から何から、対応が全く違う。JRは公務員体質色に染まっているため、とても官僚的だ。私鉄の方が安いのに200%親切である。まぁー、オラも人のことをとやかく言えた筋合いではないのだが………。
 ホテルのうたい文句「歩いて5分」をタクシーにした。確かに5分だったが信号やら横断待ちやらで結局12−3分かかてしまった。まぁー歩いてウロウロさまようよりはタクシーが一番。これも仙台の教訓である。
 ホテルにチェックインをし、部屋でワンツカ(少々)のんびりしたと思ったら、うたごえ喫茶「カンターレ」の開始時間が迫っていた。

▲その2「うたごえ喫茶inカンターレ」
 カンターレにTELしたら、天神の「親不孝通り」にあると言うことで、またまたタクシー。地元情報を入手するにはタクシーの中で運転手さんと話をするのが一番だ。そしたら、この運転手さんは大分の方で、博多情報ではなく大分情報になってしまった。(>_<) まぁー 時々こんな事もあらーな!

 豚どんの吉野家の看板のあるところで下車。ここから向こうが親不孝の始まりである。何と、この交差点に「小金ちゃん」の屋台があった。よほど寄ろうかな思ったが、約束の時間もあるし、帰りに寄ることにして横断歩道を渡る。「小金ちゃん」に入れば親孝行。横断歩道を渡れば親不孝ということになる。

 カンターレに場所を確認。こんな時は携帯電話が輝いて見える。親不孝にどんどん入り込み、むずり角をちょっと右にむずると、焼き肉の黄色のデッカイ看板のあるビルがある。このビルのの4階がカンターレだ。
 とりあえずエレベーターで4階へ。視界は悪い。エレベーターを降りると、目の前にカンターレの看板があった。NETカンターレの色遣いがパンク調なので、店構えもパンクかなー???と思っていたのだが、意外や落ち着いた雰囲気の店であった。とにかくやれやれである。
 店の中には、熱烈うたごえフアンがカウンターに約1名だけ。はるかさんから席を取っておくようにと命令されたが、その必要はなさそうだ。
 開始までにはまだ間がありそうなので、何はともあれ「メシ」にした。ごはん+選択2品で定食のできあがり。食べている最中に、エーちゃん+フクロウさん+はるかさんが登場。エーちゃんとフクロウさんは11月の「長野の日うた」以来だし、はるかさんとは10月の「深浦のうたごえ」以来である。

 カンターレは総支配人の水町さんとめんこい常務のモンゴル美人サランマンドホさんで切り盛りしているようである。サランマンドホさんは歌手でもある。月曜日がお休みで、水・木・金がうたごえ喫茶、火・土・日がライブという週間行程で運営されている。今日はうたごえ喫茶の最終日である。
 カウンターの方は水・木・金とカンターレに通い詰めのうたごえ大フアンらしい。水町総支配人の言を借りると「ともしびの猛者」ということであった。

ぺーじとっぷ
 我々2名+3名+カウンター1名=6名でうたごえ喫茶が始まった。伴奏は水町さんのギターが1本。テクニックはgoo−である。が、やっぱりアコーディオンが欲しい。コードだけででもあればより雰囲気が盛り上がるだろうに………。後で聞いたらアコーターもいるようであるが、別番組を持っていてそっちが忙しくなりつつあるとの事であった。よって、今夜は我々で盛り上げることにした。

 フクロウさんにもしやと思って聞いてみた。案の定「ふらっと(熊本)」でも司会をやって来たとのことで、この方はうたごえツアーなのか司会ツアーなのかよく分からん。この分だと久留米でも………と思った矢先、はるかさんがしっかり司会のお願いをしていた。やれやれ………。第1部は水町さんが司会だ。

エーちゃん&はるかさん サランマンドホさん

■歌った曲目■第1部■
第1部
1 白い想い出 司会:水町さん
2 この広い野原いっぱい
3 みかんの花咲く丘
4 シーハイルの歌
5 ペチカ
6 早春賦
7 手のひらを太陽に
8 朝露
9 リムジンガン
10 ステンカラージン
11 カチューシャ
12 樫の木
13 ローレライ
    

 ここではやらんだろうと思っていたら、しばし消え、突然変身して現れた。めい司会者「森のフクロウ」登場である。(>_<) 折悪しく、3名の方々が店に入ってこられた。これで合計9名だ。
 フクロウさんのめい司会で番組は進む。相変わらずのしゃべりは、やっぱり安心感がある。語り、歌い、解説し、話を振る。司会テクニックは大したもんだ。
■歌った曲目■
第2部
14 なごり雪 司会:フクロウさん
15 案山子 bunbun津軽弁
16 希望
17 死んだ男の残したものは
18 囚人の歌
19 てぃんさぐぬ花
20 ボートの上で
21 漁夫の歌
22 二十歳
23 母なる故郷
ぺーじとっぷ

ぺーじとっぷ
水町さん達と記念撮影

 水町さんからいろいろお話をうかがった。うたごえ喫茶の目標値はバラライカ(仙台)の南部さんだとか………、苦労話をいろいろとうかがった。
 最近はうたごえ何たらというイベントがあちこちで開催されるようにはなってきたが、常設で店を切り盛りするのは至難の業だ。世の中ボンヤリのbunbunでもそれくらいは分かる。何せ、不夜城を誇るあの巨大都市でさへ常設店はたったの2軒。大きいとは言え地方都市で常設を維持するのは本当に大変だと思う。水町さんのさらなる努力と活躍を期待したい。

■歌った曲目■
第3部
1 あかつきの空に 司会:水町さん
2 島唄
3 陽気に生きようこの人生をさ
4 たんぽぽ
5 さくらんぼ
6 カタクリの花・君のこと
7 埴生の宿
8 今日の日はさようなら
    

 bunmamaが好きな曲を注文し、水町さんが奏で、フクロウさんが歌い語り、bunbunがつっこみを入れて、カンターレの夜は更けていった。
 総支配人の水町さんとめんこい常務のモンゴル美人サランマンドホさん、楽しい時間と楽しい語らい、嬉しいもてなしをありがとうございました。

▲その3「屋台の博多ラーメンin天神」
 フクロウさんを西鉄の駅まで送っていった。親不孝通りまで引き返し「小金ちゃん」の屋台で一杯やる予定であったが、どこを通ってここまで来たのか分からない。残念だが近くの屋台に入ることにした。それにしても残念だ!
 3軒ほど並んでいたが「まみちゃん」いう屋台に入った。中は意外に広い。かつ若いお客が多い。話しぶりから土地の人ではないようだ。タクシーの運転手さんの話だと「オラは行かねー」っという感じだった。地元にもの熱烈フアンもいるのだろうが、屋台は3−4番手のお店のようで、大方はオラ達のように地元でない方々が多いのだそうだ。

 メニューがたくさんあり過ぎて悩む。となりの方に聞くと色つき文字のメニューがお奨めだとか。定番だがおでんとラーメンということにした。
 この店のオーナーが下北の大間で働いていたと話していた。世間は広いようで狭い。狭いついでに………。屋台は本当に合理的に使われている。無駄に火を使ったり、水を使ったり、洗い物をしない。手際の良さにも感心する。加えて、こんだけの大荷物を毎日ここまで運んでくると聞き、これもたまげた。一国一城の主になるのは大変だー。
 ビールを貰って、おでんを食べて、最後の仕上げは「博多ラーメン」だ。帰り際、ぜひ写真をということでデジカメでピッ!。何でも店のHPを持っていて、来店のお客は写真を撮って3日間UPするのだそうだ。オラ達はその間こっちにいたので、見てない。

 mamaもオラも大満足でホテルに帰った。いつものごとくバタンQであった。
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