たんぽぽ【G】

作詞
作曲
門倉 訣
堀越 浄

雪の下の 故郷の夜
冷たい風と土の中で
青い空を夢に見ながら
野原に咲いた花だから
■どんな花よりタンポポの
■花をあなたに贈りましょう
●どんな花よりタンポポの
●花をあなたに贈りましょう

ガラスの部屋のバラの花より
嵐の空を見つめ続ける
あなたの胸の想いのように
心に咲いた花だから
■どんな花よりタンポポの
■花をあなた ……ref……

高い工場の 壁の下で
どれだけ春を待つのでしょう
数えた指を優しく開き
空き地に咲いた花だから
■どんな花よりタンポポの
■花をあなた ……ref……

●たんぽぽの曲: たんぽぽ タンポポ タンポポの歌
たんぽぽの詩 たんぽぽの花が咲くとき



おけら歌集(00/08/10) / 楽譜:ビーさん(2004/09)

■1976年の作品。この作品が創られた背景には、大企業における不当な合理化や思想差別との闘いがあった。こん日では、職場を越え生活環境を越えて、子どもからお年寄りまで口ずさまれる曲である。
 bunbunのお友達であるmintさんHPのオープニングソングでもあります。
■うたごえ運動が生んだ歌のーつでメーデー歌集収録定番。うた新「なかまの詩」選者だった詩人・門倉さとしが1976年、竹前美保(長野・中野青年合唱団)の投稿をもとに、石原一輝の結婚を祝って作詞した。
 当時、石原は三多摩青年合唱団のミュージカル「ヒステリー・タイムス」(憲法無視の企業実体を告発)作曲者の一人であり、自分もまた厳しい「合理化」の中に生きる労働者だった。門倉は「たんぽぽは、ふるさとの風や工場の中で燃やし続けた愛と闘いに贈るのにふさわしい花」と言う。
 普及した今の曲は当時・仙台合唱団研究生だった堀越浄。冬から春への思い、詞に込められた闘いを東北の人間として真撃に受けとめ、徹夜で作曲。研究生の合宿で披露。今、職場、生活環境、世代も越えて口ずさまれる歌となっている。
うた新「歌の小箱」56(07/03/26)