・長崎の名所巡り ツアーmenu おけらとっぷ

 ある日、我が家の大蔵大臣に長崎行きを直談判いたしましたところ、快くOKをいただきまし。bunbunの「うたごえツアーin長崎」はこうして始まったのです。 経路もホテルも、すべからく旅行社にお願いをして当日となった。
 オラは飛行機で福岡まで行ってJRだろうと思っていたのだが、飛行機の乗り継ぎという手があったのだ。大したもんだ。オラは世間知らずだから、どーしても旅行社一任が多い。

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■1日目「8月30日(土)」

▲その1:「飛行機から飛行機へ………長崎は遠い!」
・本日、8月30日の日程は、移動と「うたごえ」しかない。のんべんだらりで、時間を思いっきり自分のためにだけ使おう。(*^_^*)

・深浦の朝はくもり&くもり。朝9:30に深浦を出発。青森空港までは2時間ととわんつか。飛行機は青森−羽田、羽田−長崎である。
 深浦−青森はたったの1時間。羽田はくもり。羽田の時間つぶしがこれまた1時間。羽田−長崎が1時間30分。長崎空港−長崎がリムジンバスで約1時間。ようようのていで長崎入りだ。

・長崎空港で一服のため、おんも出たが「暑っっっーぅい!」、オラの感覚では「サウナ」状態だ。
 タバコの煙が漫画のト書きのように固まったまんま、ポトッ!って落ちる感じだ。むしむしむしむしべたべたべたべたむしむしむしむしべたべたべたべた………。
▲その2「さーて、長崎のうたごえだ!」
うたごえ喫茶(長崎:うたの広場/18:30-21:00)
日時 : 毎月第3土曜日の午後6:30〜9時の2.5時間
場所 : フライデー(長崎県長崎市)
費用 : 500円(うたごえチャージ料)
歌集 : 長崎合唱団うたごえ歌集
■ 鉄ちゃんのHP ■
事前
・ホテルでもたもた着替えてたら、もう開演15分前。慌ててフロントにタクシーをお願いし、会場の「フライデー」に向かう。
・タクシーの運ちゃんも会場が分からず、お店に電話。鉄ちゃんがわざわざお出迎えをしてくれました。鉄ちゃんはほそ面の、ええー男さんでした。挨拶もそこそこに会場へ。
・フライディーは官庁街の小さな喫茶店。週末はいつもお休みなので、土曜日のうたごえ喫茶には最適の場所です。
本番
  お店のなかでは35−40名近くの方がお集まりで開演をお待ちかねです。エーちゃんとはるかさんは、いがまるさんがご案内役とのことで、まだ見えていません。

 本日の司会進行&伴奏は長崎合唱団をチョッピリ紹介。
・司 会
・アコ1
・アコ2
・ギター2
・ギター3
・ドラム
・歌唱1
園田鉄美(リードギター)
森 博幸
田中和史
松永真司(歌)
塚岡 輝(ベース)
岡崎荘然
増田澄子 の皆さん!
 しかし、これだけ人が集まると、冷房をガンガンかけても「アッチー」という感じ。しかし、この感覚も大勢のうたごえの声にかき消されてしまった。鉄ちゃん達長崎伴奏団m(_ _)mの面々がリードして、みなさま方はうたごえの世界にのめり込みます。
 それにしても、長崎のみなさまは大したもんねー。数曲歌っただけでガンガンの盛り上がりとっとー。のめり込みが早かとです。 またまた一服でおんもへ出る。やっぱり「暑っじぃーーーー」

 ここで、エーちゃんはるかさんいがまるさん等と一緒になった。エーちゃんとは5月25日だから3ヶ月ぶり、はるかさんとは初対面。
 実を言うと、はるかさんのカキコ板の発言がいつも若々しいので、先輩の割にはお元気な方だなと、思ってはいたのですが………、言体一致のお若い方でした。

 勝手に想像して失礼しました。まぁー、NETはこんなところが面白いんでしょうね。てへへ。いがまるさんとも初対面です。

■いがまるさんのHP■
ぺーじとっぷ
No 演奏曲目 備   考
1 カチューシャ
2 ともしび
3 夏の思い出
4 赤蜻蛉
5 少年時代
6 花(沖縄)
7 島唄
8 涙そうそう
9 折り鶴
10 手と手と手と ・この曲は皆さんが振りを付けて楽しそう!
11 世界にひとつだけの花
     
 参加者が増えてきた。45人くらい。コーヒーや紅茶は各自が注文。お酒は無し。歌集も手作りのファイル綴じ歌集。bunbunの分からない曲がごまんとありました。それでも何とか歌えるのが「うたごえ」ってーもんなんだ。(^o^)
 長崎伴奏団長崎合唱団に変身して「ライオンがおねんね………」とかいう歌をご披露し、やんやの喝采だ。


■「飛び立とう」を飛び入りで歌たう。久しぶり!
 あははー 約一名、口パクがおったとです。(^^;)

■岡山の「そーちゃん」、こんなとこにおったとー■
■bunbun(青森)/エーちゃん(東京)/はるかさん(久留米)の遠来トリオの紹介
ぺーじとっぷ
No リクエスト曲目 備   考
1 青葉城恋歌
2 友だちはいいもんだ
3 坊がつる讃歌
4 若者たち
5 ライオンはねている ・長崎合唱団(伴奏団)
6 その手の中に
7 飛び立とう ・bunbun&エーちゃん&はるかさんお披露目
8 川の流れのように
9 地上の星
10 今この時代に ・bunbun&はるかさんのリクエスト
11 麗しの沖縄 ・鉄ちゃんのオリジナル
12 あの素晴らしい愛をもう一度
13
14 翼をください
     
 途中ギターを抱えた渡り鳥が一羽………。誰???誰??? いちろう??? イチロウとは似ても似つかないいちろうさんの登場だ。
 本人は「暗かー 歌」と称していましたが、いあやーなかなか。さだ何たらさんとは大違いで、長崎に根っこをはやし、思いっきり長崎を歌っていました。ビストロ・ボルドーなるところで、ライブ三昧の「中年街角うたい人」でした。(*^_^*)
 ごめん、聞き惚れて写真とらなかった………。
■いちろうさんのHP■
 極めつけは、作った本人が伴奏をしてくれた「今この時代に」。さすが思い入れが違う。こん曲は長崎ん方々も思いっきりやけん、自分の声が聞こえんとね。とにかくすごい盛り上がりでした。オーケストラ&合唱団もいいのですが、こんな場所で、こうやって歌うのが最高です。自分が今を生きてる感じがして、ぞくぞくしました。

事後 ぺーじとっぷ
 それにしても、おなかが空いたー。何も食わないでうたごえを2.5時間だもの。交流会の前にお片づけ。長崎合唱団の事務所を見学。フライディーの近所、急な階段を上ったところに狭い事務所がありました。ピアノが一台と中央にテーブル。ゴチャゴチャいかにも事務所くさい。楽器やらアンプやら楽譜やら、たくさんの財産を保管しておりました。


■フライデーのママさん■

■合唱団事務所内の様子■
 さて交流会だ。遠来の参加者ということで、鉄ちゃんたちが催してくれたのだと思います。合唱団のみなさん、オラ達3人、岡山の一色くん、いちろうさん夫妻が参加してくれました。おかみさんの粋な計らいで、ギターも持ち込み、うたごえOKと来た日にゃー、とにもかくにもの大騒ぎばか騒ぎ………。(こりゃー、仕方ねっす! みんなうた馬鹿ばい。)


■鉄ちゃんと(合唱団事務所)■

■交流会(長崎市内某所)■
 最初は遠慮していた(あれでも、遠慮してたんです!)bunbunも飲むは騒ぐは、語るは(あははー ふかうら語で………多分半分以上は理解不可能だな!)歌うは弾くはで、とどのつまり、何を飲んで語って歌って弾いたか、覚えていないいつものパターンとなりました。一色そーちゃんが食い物の話をし、はるかさんが門限どーたら、エーちゃんがいつにもなく押さえて飲んでいたのは記憶にあるが、あとは知らない。まぁー午前様には間違いないでしょう。皆様には大変ご迷惑をおかけしたことと思いますが、みーんなお酒が悪いんです。bunbunは常に沈着冷静なのだ。
 んでも、眠い。おやすみなさーい。(-_*)zzzzzzz・・・・・・
 PS:交流会の様子は「いがまるさん」のうたごえ写真集をごらんください。

■2日目「8月31日(日)」■
▲その1「長崎市内名所めぐり(稲佐山−長崎湾内クルージング」
 あらほど飲んで、6:30起床。んー、いい酒だ! 天気は??? あららー「長崎は今日も雨だったー」を地でいってる。
 今日は9:00から長崎の名所巡りだ。何たって地元の鉄ちゃんといがまるさんの案内だし、大ぶね大ぶね。おまけに、お昼はうえやまとちの「クッキングパパ」で名をはせた「トルコ風ライス」と「ひまわりオムライス???」を食える。
 長崎はうまかもん、よーけーあるとよ。チャンポン、皿うどん、一口香、枇杷ゼリー、カステラ等々。やっぱ横綱はトルコ風ライスですバイ。(*^_^*)
ぺーじとっぷ
 エーちゃんのお迎えにて、はるかさんと5名が鉄ちゃんカーに乗り込んで、長崎ツアーの始まり始まりー。
 最初は「稲佐山」。長崎は沈んだ地形(多分)らしく山からすぐ海になる。よって山を削って家を建て、坂の多いかっちゃましい(複雑な)街作りになっている。その中でも稲佐山はでかく、長崎の街を一望できる名所のようだ。
 朝早くで、ケーブルカーはまだ。それでも何とか(秘密!)頂上へ。残念、霧でよう見えんバイ。それでも長崎が造船の街であることがよく分かりました。世界一や日本一がたくさんあるところです。

ダイヤモンド・プリンセス

隠れキリシタン教会

LPGas運搬船

LPGas運搬船タンク(人、分かる?)

 しかし、この雨、止まんかなー………、降ったり降ったり休んだりだ。待望の長崎湾内クルージング。久方ぶりの船だ。だけど、雨でホールの中から見物だ。これって一見良さそうだけど、外から見ると動物園のお猿さんと大した違いはない。んで、思い切ってデッキへ移動。多少の雨は無視無視。
 しかし、長崎の港はすごい所です。ありとあらゆる船がドックに鎮座まします。地球観測の最先端の「ちきゅう」、自衛隊最先端のイージス艦、超超デラックスなダイヤモンド・プリンセス、LPGas運搬船などなど、有名どころがドックというドックに納まって、調整や修理中。こんな船に乗れそうな距離まで近寄れるのはうれしい。隠れキリシタンは五島と思いきや、マリアさまや白亜の教会があったり、現代の粋と過去が限りなく密着しているような気がする。それだけ長崎というところはキャパシティが大きくフレキシブルなのだろう。とても素晴らしい1時間でした。


鉄ちゃんご夫婦/エーちゃん/はるかさん

みなさんとbunbun
 前回の長崎は、1泊したものグラバー邸と原爆資料館でおしまい。簡単に言うと通り過ぎただけの長崎だったけど、話して見て聞いて………五感を開放できる時間的な余裕がないと、旅とは言えないのかも知れない。
▲その2「お昼(トルコ風ライスとたんぽぽオムライス)」 ぺーじとっぷ
■食のページ■
 本日のお楽しみ、お昼ご飯の時間です。何たって「クッキングパパ(うえやまとち)」の世界だ。場所はビストロ・ボルドー。聞いたことあるでしょ??? そー あの中年街角歌い人の「いちろう」さんがライブやってる所です。つい最近、鉄ちゃんもライブやり始めたらしい。
 ビストロ・ボルドーは狭い路地に可愛いお店が並んでいる、そんな場所にあります。入り口には「クッキングパパ(うえやまとち)」のチラシ&いちろうさん。二階のお店はカウンターと席がいくつか。大きくはない。ボルドーというくらいだ、鉄ちゃんのお話だとワインもいいのがそろっていると。しかしオラはワイン飲まないし………。
 豪華絢爛のトルコ風ライスとたんぽぽオムライスのご登場。オムライスにはマスター自らナイフを………。感激でございまするー。鉄ちゃん解説によると、「長崎では、チャーハンの上にデミグラスソースのかかったトンカツののったもの(スパゲティも添えられたのもある)をトルコ風ライスと呼びますが………。この前、チャーハンにトンカツの載ったもンて書いてしもうたバッテン、厳密にはチャーハンじゃ無うして、ドライカレーじゃったバイ。どっちもご飯ば炒むっとでは一緒バッテンが・・・。」と、ありましたが、さてさて、お味はいかが???
 トルコ風ライスはドライカレーと豚カツのよく分からん組み合わせが食欲をそそります。おまけのスパゲッティも味を引き立ててくれます。最後の一粒まで食べたくなる何とも言えない一品でした。
 たんぽぽオムライスはオムレツにデミグラスをかけた優しい味で、トルコ風ライスの味が濃いので、この時は、トルコ風ライスに軍配をあげたものの、bunbun的にはたんぽぽオムライスが好みかもしれません。たんぽぽのネーミングはマルチェロマストロヤンニの映画からいただいたようです。
 マスターの心意気がお料理を引き立ててくれました。ごちそうさまでした。食後のコーヒーも、ありがとうございました。


トルコ風ライス

たんぽぽオムライス
▲その3「長崎市内名所めぐり PartU」
 午後からは、鉄ちゃんが練習に、エーちゃんは東京へ帰る、という予定なので、はるかさんと二人でいがまるさんにお世話になることにした。やはり、原爆資料館は抜かせない。前回の添乗紀行でも寄ったが、今回はじっくりと見た。はるかさんが無料券を持っていたおかげで、3人とも無料だった。(*^_^*)

 地球から「核を無くそう」が呼びかけられて久しいが、相変わらず核実験が続けられているようだし、兵器にしてもいかに効率よく人を殺すか、また戦闘力を奪うかが開発の基本のようである。核実験の年譜を見たが、凄い数の実験が行われている。広島も長崎も今を生きているのだと、実感させられた。ビキニ環礁も50周年とか、水爆博物館(2500万円)を来年の3月1日のOPENを目指して運動中とか。人間は何回「轍を踏め」ば、気が済むのだろうか………。
 もう一つは、孔子廟。長崎の中華街は有名だが、その人達の心の糧として作られた場所のようである。門を入るとまったくの別世界であった。行ったことはないが、中国での名所巡りもかくのごとしかも知れない。花火のような棒線香も初めてだったし、孔子さまへのお参りも初体験であった。


原爆資料館

孔子廟
ぺーじとっぷ
 始皇帝の兵馬俑などもあったが、bunbunのお気に入りは地震計。八方に龍の付いている大きな鉄の瓶があって、下向きの龍は、玉を加えている。グラグラっと来たら、その方向の龍の口から玉が落ちて方角が分かる仕組み。玉の受け取りはユーモラスな「蛙」さんでした。生真面目な中に笑いを封じ込めた古代の傑作です。
 お土産はコロンカランといい音のする2個の玉。クルミを手の平でゴリゴリするような健康ツール。大きさも色もいろいろで、お金が集まるとか、健康がうんたらとか、家運がどーたら………とあったが、健康の赤玉にした。現在、不使用中で箱の中に鎮座まします。(>_<)。長崎の人たち、コロコロしたら、みんな健康になるんだろうに………勿体ない。

 はるかさんを長崎駅まで送ります。はるかさんとは、昔からズーッと一緒にうたごえやっていたような気がする。つい昨晩が初対面だったのですが………。10月には深浦でお会いできます。

 練習の終わった鉄ちゃんと一緒になる。夕食とドライブで長崎市の南西の野母崎に向かう。網元がやっている「大衆割烹:満寿美」でお刺身三昧。深浦とはまた違ったお刺身で、新鮮そのものでした。鉄ちゃんは、食い物に関してはいやしんぼのようで、長崎の旨かもんは鉄ちゃんといがまるさんにお任せした方がよろしいかと………。 ご馳走さまでした。

 まだありました。朝方に行った稲佐山にて、長崎の夜景。これは最高です。函館は100万ドル、長崎は1000万ドルだから、どのくらい素晴らしいか分かります。函館は北の方角に絞られますが、長崎は270度から360度の夜景。ゆっくりとあっちもこっちも見学できます。長崎に来て、こん夜景ば見ん人は、1000万ドルの大損ばい! 函館山はうるさいくらいにお店があるけど、長崎は一軒も無い。こんなところも気に入りました。 とにかく必見です。火星も見えていたのですが、鉄ちゃんは全く興味がなさそうでした。マーズかったかなー。

1000万ドル/長崎の夜景

■3日目「9月1日(月)」
▲その1:「飛行機から飛行機へ………長崎は遠かった!」 ぺーじとっぷ
 6:30起床。お昼の飛行機で羽田経由で青森まで。ホテルの朝飯は、昨日と全く同じメニューで、全く同じ方が無愛想に受付をしておりました。
 とにかくゆっくりと、かつタップリ長崎を楽しんだ。歌って、話して、飲んで、長崎をぐるぐる回って、本当に楽しい時間を過ごした。
 飛行機までチョッピリ時間があるので、鉄ちゃんのお奨めで出島へと繰り出すことにした。人口の島で、昔は橋から出入りしていたようだが、現在は完璧に陸地になっている。資料館等を見て回ったが、こんな狭いところが世界への出入口だったのかと思うと、鎖国政策の偏狭さを感じてしまう。
 資料を見て、いろいろな人間模様が伝わってきた。女性の上陸が認められなかったことなど、はじめて分かった部分がたくさんあった。

出島資料館

出島の模型
ぺーじとっぷ
飛行場まではリムジンバス。飛行場でお昼。あははー とどのつまりは「長崎チャンポン」でした。注文してから気が付いたのですが、ミニチャンポンとミニ皿うどんのコースがあったのです。残念。 しかし、今日も「暑っっっーーーぅい!
■おしまいに………■
 鉄ちゃんといがまるさんには、2日間ご迷惑のかけ通しで、ありがたく、申し訳なく思っております。
 やっぱり、思い切って長崎まで来て良かった。ウダウダ計画していたら、多分ずーっと来られない場所だと思う。東京ツアーでも書いたけど、ヴァーチャルな世界では決して味わえない、人と人との出会いの素晴らしさを再認識した「長崎ツアー」であった。これを機に、bunbunのデブ症が治り、ドンズの下はすぐアグドでも、ヨチヨチ歩けるようになることを自分自身に期待している。 出会った皆様に感謝!! うたごえに感謝!