ぞうれっしゃがやってきた7
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作詞
作曲
清水 則雄
藤村記一郎

サーカスのうた ぞうを売らないで 雪よ降るな 動物園へようこそ 動物を殺せ
悲しみの日 いくさの終わる日まで 本物のぞうが見たい ぞうをかしてください ぞうれっしゃよはしれ
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■第7章「いくさの終わる日まで」■■
園長
「たくさんの動物が殺されてしまいました。しかし、象はまだ殺されずにいました。
象だけはなんとしてもまもりたい。
軍や警察に何度も出かけました。象を殺すなら、この私を殺してからにしてくれ!と言って銃剣を突きつけられたこともありました。それに、人間でさえ生きていくのがやっとという苦しい時代でしたから、象を飼育していくだけでも大変なことでした。」
  空き地はすべて耕され 畑に変わった
  それでも動物の餌は足りず
  空襲の続く町を 荷車を引き
  えさを捜しまわった

  石炭も石油もなく 暖房のとだえた部屋で
  寒さにふるえて 象のキーコが死んだ
  おなかをすかして アドンが死んだ

  マカニー、エルド、おまえ達は
  生きてくれ、生き続けてくれ
   ※平和な日々がきて
     また子供達と遊べるその日まで
     その日まで………(※繰り返し)