ぞうれっしゃがやってきた3
wwwww 雪よふるな wwwww

作詞
作曲
清水 則雄
藤村記一郎

サーカスのうた ぞうを売らないで 雪よ降るな 動物園へようこそ 動物を殺せ
悲しみの日 いくさの終わる日まで 本物のぞうが見たい ぞうをかしてください ぞうれっしゃよはしれ
平和と象と子どもたち 第1章−第4章 第5章−第7章 第8章−第11章 おけらmenu



■第3章「雪よふるな」■■

  冬の町に雨がふる 道を濡らして雨がふる
  動物園に売られてゆく
  象達のうえにも
  冷たい雨がふる 冷たい雨がふる

  冬の町を象が歩く 雨に濡れて象が歩く
  鼻としっぽをそれぞれに
  列車のようにつなぎあい 冬の町を象が歩く

  サーカスの娘達は しっかりと象に寄り添い
  悲しい別れに涙をためて
  濡れるままに歩き続ける
  雨はいつしか雪にかわり
  別れをつつみふりそそぐ ふりそそぐ

  娘達は寒さを忘れ コートをぬぎ象達にかける
  娘達は寒さを忘れ コートをぬぎ象達にかける
園長
「わが子のように、象達に愛情をそそぐ娘さん達の姿を見て、この人たちのためにも、しっかりと象を守っていこうと、心に誓いました。」
  雪よふるな 娘達の上に 雪よふるな 象達の上に
  雪よふるな 雪よふるな
  別れゆくものたちのうえに