ぞうれっしゃがやってきた6
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作詞
作曲
清水 則雄
藤村記一郎

サーカスのうた ぞうを売らないで 雪よ降るな 動物園へようこそ 動物を殺せ
悲しみの日 いくさの終わる日まで 本物のぞうが見たい ぞうをかしてください ぞうれっしゃよはしれ
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■第6章「悲しみの日」■■

動物園に銃声がひびく
血に染まってライオンが倒れる
毒入りの餌を食ベ トラは苦しみながら死んだ
射撃手
「クマを立たせろ!」
射撃手の命令がとぶ
射撃手
「胸の輪を撃てば簡単だ、クマを立たせろ!」
  涙を浮かべて歩み寄る飼育係に
  餌をねだるときには、いつもそうしたように
  甘えて立ち上がった クマの
  クマの胸の輪をめがけて 銃弾がとんだ!
  罪もない動物達が、目の前で殺された
園長ソロ
  動物達よゆるしてくれ 動物達よゆるしてくれ
  握りしめた私のこぶしの
  震えが止まらなかった