とっぷ 荒木栄集
BGM:この道をゆく
おけら歌集 参考文献 青年歌集


■ぼくは今まで、自分の作品が歌われる時、ある種の「空虚さ」に身ぶるいを覚えたことは、一・二度ではなく、もう創作などという能力以上のものを止めてしまおうと、思いつづけてきました。 創った時のイメージと、表現され消化(?)された時の感覚との隙間風を身に浴びる矛盾は、その歌が歌われれば歌われるほどひどくなり、作品の貧困さをぞっとする自己嫌悪感の中に感じるだけです。
 今年の九うた(九州のうたごえ)創作曲のタイトルに”いのちの充実感を盛ろう”と云う小文を書いたのは、自分を含めて、うたごえ創作曲の「明るい空虚さ」からの脱皮の必要性を身にしみて感じているからでした。
 流行歌がセンチメンタリズムをくり返すのと同じように、うたごえの創作曲も打ち破らねばなりません。誰も作ってくれないから、作り出した方がよいというヘンテコな理屈をやめることにしました。
 うたごえ運動と無関係の創作活動は、ぼくらには意味のないことですから、運動をどうとらえるかによって、創作のほうこうなりスタイルなり決定づけられてゆくのは当然ですが、現状は、その方向やスタイルそのものが創作の内容と表現をかたよったものにしているところが問題点だと思います。詩の長さ短さより、@それが労働者の現点を的確にとらえているかどうか、A運動として発展させられる要素を持っているかどうか、ということを常に考えています。          ●1959年11月 「森田ヤエ子への書簡」より・・・
●いつかどこかで聴いたことのある労働歌、「がんばろう 突き上げる 空に」・・・。これは1960年6月に荒木栄が創作した曲です。荒木栄は、1924年10月誕生から1962年10月逝去まで、たった38年間の短い生涯の中で約70曲ほどの作品を残してくれています。
●荒木栄の作品の素晴らしさは、彼の作品がマスメディアを介してではなく、働く人から働く仲間へと、口伝えに受け継がれて来たたことで裏打ちされているのではないでしょうか。日本の民族固有の音階をこよなく愛し、我々一般の民の手に「音楽」そして「歌」を奪い返してくれた荒木栄を、bunbunの知り得た範囲で紹介してゆきたいと思います。
(2002/03/01 by bunbun)

荒木栄いろいろコーナー
■荒木栄作品集index
あ−お なーの
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さ−そ ま−も
た−と や−わ
■荒木栄関連ページ
荒木栄をたずねて
うたごえツアーin久留米 荒木栄年譜
「手紙・書簡・写真1」 200602/16 参考文献
荒木栄の歌が聞こえる 長編ドキュメンタリー映画  
音楽講談「うたごえよたたかいと共に 講談師:大谷竹山  

お知らせコーナー

「更新」=荒木栄の「いろいろな文献」が入手できました。全面改定です!(2007/03/01)→(2008/01/20by bunbun
 捜し物でありました「沖縄かがやけ/ミイ・ニシ/夢を紡ぐもの」は現時点で楽譜が存在しないことが分かりました。それでも楽譜は欲しいのです。どなたかハミングでもなんでもかまいません。ご存知の方がいらっしゃれば連絡をお願いします。「沖縄かがやけ」は、「沖縄を返せ」とほとんど同じということですので、そちらを参考にしてください。
 巨星落つ………。去る2004年5月25日、荒木栄とともに数々の名曲を我々に与えてくれたうたごえの詩人「森田ヤエ子」さんが敗血症のため永眠されました。享年76歳。心からご冥福をお祈り致します。

荒木栄「参考文献」コーナー
● 荒木栄本人(原稿/手紙/報告等)
センター交響楽(荒木栄の作品と生涯から) 森田ヤエ子への書簡
第1楽章 「ひとみちゃんとぼく」 国民的音楽創造の力強い芽
第2楽章 「リアリスティックなロマンチスト」 宇部興産の斗いによせて
第3楽章 「センターは意欲する」 この歴史的な斗いの姿をつたえる歴史的創作…
第4楽章 「すばらしい青春」 創作活動の経験報告(上/下)
こうして生まれた「心はいつも夜明けだ」
● 荒木栄物語
荒木栄物語 五線紙に労働者の心を
あたらしい時代に(関 忠亮) 荒木栄について(上/宝木 実)
三池百十三日斗争(関 忠亮) 荒木栄について(下/宝木 実)
あらしに抗して(関 忠亮) ● 音楽講談
団結ガンバロー!(関 忠亮) うたごえよたたかいと共に(大谷竹山)
● 荒木栄(その人・その作品)
荒木栄の作品と生涯から 荒木栄の作品と生涯から
82日のストライキを支えた歌(花田克巳) 心は死ぬまぎわの言葉(うえの・のぶゆき)
「がんばろう」の歌について(森田ヤエ子) たたかいへの限りない献身(山下敏之)
「星よお前は」を歌ってきて(松村伸子) 心はいつも夜明けだを歌いながら(大牟田…)
荒木栄の生活と作品から(神谷国善)
● 荒木栄に学ぶ
斗いの宝になった「三池の主婦…」(多泉) 人間を大事にする人(曽根良胤)
仲間のなかで仲間の心を(多泉和人) 休みない活動と学習(小山美智子)
万人の心をうたいあげる(多泉和人) 自労のおばさん達に人気(小山美智子)
「一点の火花」からを創って(石原秀雄) 革命の前衛にたつ確信(藤本 洋)
溢れる愛情と厳しい闘魂(三條場康則) 階級的な感謝を(須藤五郎)
ハダカで労働者の中へ!(長谷 治) どんよくでやさしい心(神谷国善)
その明るさのびやかさ(松村伸子) きりひらくエネルギーを!(木下そんき)
いつも働く仲間を鼓舞(森田ヤエ子) 荒木栄の創作活動(上/魚住清文)
互いに「節」をつくり出そう(森田ヤエ子) 荒木栄の創作活動(下/魚住清文)
「民族の音」を創ろう(魚住清文)
● がんばろう
50年の物語/第49話(森田ヤエ子) 「がんばろう」の歌をうたうたびに(神谷国善)
かあちゃんパワー、歌に がんばろう みんなの愛唱歌(奈良恒子)
三十二年後に聴いた「私の歌」
同人誌が鍛えた言葉 ● その他
添い遂げた日雇い夫婦 荒木栄さんとの出会い(奈良恒子)
「ボタ山」へのこだわり 荒木栄さんの一面(北出二郎)
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