港（Ｃ）
新撰國民唱歌１（明治33年）
作詞
作曲		 旗野十一郎
吉田　信太

１
空も港も　夜（よ）ははれて、
月に数（かず）ます　船のかげ。
端艇（はしけ）の通い　にぎやかに、
　　■寄せくる波も　黄金（こがね）なり。
●作詞者＝十一郎（たりひこ）
國民唱歌（明治33） 新編教育３（明38）
３年生（昭22） 歌集別ｉｎｄｅｘ
２ 林なしたる　檣（ほばしら）に
花と見まごう　船旗章（ふなじるし）。
積荷（つみに）の歌の　にぎわいて、
　　■港はいつも　春なれや。
▼現在ものは林柳波が改作／昭22）
２ 響（ひび）く汽笛（きてき）に　夜は明けて
いつか消えゆく　空の星
大漁（たいりょう）の歌も　勇ましく
　　■朝日を浴びて　船帰る
●同名異曲： 國民唱歌１（明治33） 尋常小学３（明治45）
大正少年６（大正08） 小学新唱３（昭和07）


歌詞：08/01/14／ｍｉｄｉ：08/06/02-12/02/12-12/12/24／楽譜：ｂｕｎｂｕｎ（2016/04/16）おけらの唱歌