次は紹介コーナーだ。これも初回から延々続いているコーナー。お互い、どこから「深浦のうたごえ」に参加しているかを知って貰う目的で始めた。ある時など、会場の1/3位がマイクの前に移動して、会場みんなでビックリこいた事もあったけ………。
また、言葉だけだとつまらないので、一曲みんなで………ということになる。と、会場は聞く側に回ってしまう傾向があるんで、このコーナー、うたごえの雰囲気が途切れる不安もあるのだが、ここからうたごえ輪が大きくなって、厚みが増している事実も、たくさん見てきたから、取り組み的には自画自賛というところか。
|
青森県内のみなさん |
とまぁー、一応悩んだが、蛙のツラにナンチャラで今回も実行だ。トップを切って青森の仲間達だ。近い方から深浦・鰺ヶ沢・五所川原・藤崎・弘前・青森・六戸・三沢と、県内あっちこっちからやって来てくれた。奏でる歌は「若者たち」。
ふと気が付くと、弘前のigarashiさんが当然の如く、マイクの前でハーモニカを吹き鳴らしていた。合うんだなぁー、これが………。この曲、ハーモニカとギターあれば、歌っこいらない!。と言うくらいピッタシだ。 |
ぺーじとっぷ |
宮城県内のみなさん |
続いて宮城の仲間達だ。仙台ロシア合唱団・バラライカ応援団・若人同窓会・仙台合唱団などなど、南部さんのバラライカを陰に陽にしっかり支えているみなさんだ。深浦のうたごえのために、毎年のようにツアーを組んで参加してくださっているみなさんでもある。歌う曲は「船乗り」
船乗りだけに、いつ聞いても「乗る」曲だ。♪〜船よ 走れ〜のとこの掛け合いは、なかなかの聞かせどころ、二部合唱だが、パンチが効いておりました。後ろに南部さんがチラリと見えます。歌が終わって一人残った。仙台ロシアのM団長だ。人なつっこいニコニコ顔で、自分たちのコンサートの宣伝を一くさりでございました。
|
法被と花笠 |
東京組のみなさん |
満を持してか、東京の仲間は「とう………」と言ったらウワッと出てきて、マイクの前でおっくんが自己紹介、ハルちゃんを他己紹介で、曲は「まつり」。ほいでもって、「ワッショイ ワッショイ」の最後のところを会場のみんなで、予行演習。踊りは三青の団長さんであるSさん。しっかり法被をご用意だ。
おっと、お隣には花笠ならぬ「お皿」を両手の秋田合唱団ダンサーズのお二人が、負けじと踊りを付けているが、どーしても皿に目がいく、やっぱ皿ダンスになっちゃたなぁー。花笠、用意しとけばいがったすな。
そうそう「ワッショイ ワッショイ」は、練習の甲斐あって、おっくんの「そーれ!」に合わせて「ワッショイ!」でピタッと揃っておりました。 |
ぺーじとっぷ |
秋田県のみなさん |
秋田の人数もかなりである。大館・能代・秋田・由利本荘・にかほなど各地から参加してくださった。宿泊でこの後の交流会にもたくさんの参加だ。歌は「秋田県民歌」
作曲は、濱邊の歌の成田為三。総出のみなさんが声高らかに歌うところをみると、秋田では県民歌としてあまねく浸透しているようだ。オラは聞くのが2回目。昨年の秋田合唱団の定演で聞いた。したけんど、あん時のビーさんちの孫めんこがったなぁー。それに、最後までちゃんと歌っていたのにはたまげてしまいました。
|
豪華なる伴奏陣(自己紹介中) |
これまで、みなさんを紹介の際は、飲み物コーナーの脇でひっそり見守っていたのであるが、秋田県の歌が終わって気が付いた。後ろに座ってる伴奏の方々です。何たって、一人ひとりがソロ取れる技量持ったプレーヤーが、ゾロリと8人。いやー、全然気が付かないで歌っていました。これは本当にビックリの伴奏陣です。
オラから紹介!とも思ったのだが、一言ふた言あろうかと思い、自己紹介に切り替えて一回り。今回深浦のうたごえに参加のみなさんにとっては、儲けもんです。どこ探したって、こんだけ豪華な伴奏陣をバックにして、歌うのは無理ですからね。 |
ぺーじとっぷ |
|
次の曲は「私に人生と言えるものがあるなら」。ピアノが伴奏を引っ張ってくれて、歌ってる方もノリノリの人生の仕上がりであった。
地震と津波と原発からの復興は、まだまだのまだ!だが、あきらめちゃいないし、あきらめちゃいけない。みんなで力を合わせて「そんな町を」創って行こうぜ!という祈りを込めたリクエストがあった。仙台のジャンボさんが復興の思いを込めて歌ってくれた。会場も一丸という感じである。
|
そんな町を(ジャンボさん) |
陽気に生きようこの人生を(Ueちゃん) |
んーと、時計は………と見ると10分前。残すは2曲。まず「陽気に生きようこの人生を」で人生の夢を陽気に歌い、「ケ・サラ」で自由と平和を希求する人生を歌い上げて「今日の日は………」と、一人ほくそ笑みつつ目論だのだが、今回はあっけなくbunママに持っていかれてしまった。
まぁー、あの振りの付いた「陽気に生きようこの人生を」4分も陽気にやったもんだから、オラとしては、かなり疲れた人生になってしまったのは事実である。bunママは椅子の上に乗って、お別れの曲「今日の日はさようなら」を宣言したし、時間的にはピッタシの感じだ。
みなさん、思い思いに輪を作り手をつないでさいごの曲を歌う。会場があまりに細長いので、端っこから端っこは見えないくらいに遠い。bunママが歌詞コールをしてくれている。おなじみだが、やはり胸にジーンと来る時間ではある。 |
ぺーじとっぷ |
今日の日はさようなら |
深浦のうたごえの参加者は年々末広、今回は197名もの仲間達の大合唱が海辺の宿に響き渡った。
、bunママが参加のみなさんをもう一回、各県毎に手を挙げて貰っている。本当に、遠いところをよく来てくれたと………。お互い、大きな拍手を交換しつつ、お別れの時間となった。
|