・mamaに惹かれて ・ふきのとうの応援 ・喫茶ゆいまぁーる ・音楽会T in ながの ・行合崎を思い出そう会
・善光寺「戒壇巡り」 ・おやきの中身は ・大交流フェスタ ・信濃を飲み干す会 ・小布施を訪ねて
・音楽会U in ながの ・深浦うたごえ懐かし会 ・銀座でデート…… ・日うたinながの資料集
長野めにゅー ツアーmenu おけらとっぷ

■昨日はいろいろな出会いがあった。たくさんの人が全国各地かr参加されている。「日本のうたごえ祭典」が参加者一人一人に感動を与えて欲しいものだ。
■今日も忙しい日程が待っている。新しい世界と新しい発見を探しに、レッツゴー………。
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■2日目「11月15日(土)」■
▲その1「善光寺戒壇巡り 、果たして極楽往生は?」
 朝はユックリ目に起床。お食事に向かう。バイキング形式の食堂はにぎやかだった。かなりな数の小団体が入り乱れ、見たことのあるプログラムを広げつつ、声高に食後の談笑をしていた。ほとんどが日うた関連のお客らしく、昨夜の音楽会Tで盛り上がっていた。
 食事は静かにとるもんだと、家では躾けていらっしゃるのだろうが、ここは旅先、気心の知れた仲間と連れだったobasan達は蛙のツラにしょんべんだろうから、早々に切り上げることにした。

 ホールに長野毎日新聞なるものを見つけたのでチラリと見たが、長野本社と松本本社があって、2つの本社で1つの新聞を作っている??? 信州問題は根が深いのかも知れない。

 昨夜の事を思い出し、本日のうたごえイベントは「大交流フェスタ」にしぼった。それに11:00頃から「おやきさん」とのデートもある。それまでの時間を善光寺で過ごすことにした。駅前の如是姫さまの見ている方向が善光寺だそうだ。
 ゆっくり歩いて30分ほどの行程と聞いた。一本道の大通りだが、歩いている人は少ない。駅前からの100円バスが出来て、歩く人は滅多にいないらしい。
 この通りの両側には店がたくさん並んでいた。ローソク屋、紙屋、香木屋、線香屋など、お参りに必要な品々を取りそろえている。が、通行人はほとんどいない。途中、うわさの「権堂」とオリンピック表彰zoneも見つけた。
 善光寺の仲見世はかなりの人出だ。善男善女がぶらぶらとお店をのぞいているし、七五三の可愛い羽織袴が写真を撮っていた。バカに人出があると思ったら今日は土曜日だ!
 本日の善光寺参りは戒壇巡りが目的。入場料は500円也。本堂では、三人娘に教えられたとおり、右と左にお参りをしていよいよ「戒壇巡り」………。
 確かに真っ暗だ。右手を壁に付けすり足で進むが、思いっきり混んでいるらしく、すぐ前の人に衝突してしまう。bunbunの前の方、どなたかは存じませぬが、この場を借りてお詫びいたします。<(_ _)> 善男善女かつ老若男女が連なっているらしく、若い女達が姦しい。穴があったとか、柱があったとか、何か足に触ったとか、挙げ句の果てに「ケータイ出してみようか」だと………。みんなの御利益がパーだべ。「しゃしねジャ!」と思いつつも歩は進まずである。
 「おお!前に進める。んー、何かある!」これでした。これが「極楽の錠前」だ。ガチャガチャやればいいのかどうか分からないが、ガチャガチャした。何かうれしい! bunmamaもガチャガチャ。これで二人とも「極楽往生」間違いなし! そこから間もなく、出口に着いた。

▲その2「おやきの中身は???」
 逆回りだと、すぐにたどり着くかも………と思いつつ時計を見ると11時ちょっと前。そうだ、40分にはTelしようと思っていたんだっけ。しかし「戒壇巡り」の真っ最中でした。あせって「おやきさん」にTelするも、虚しくコール音だけが………。かけること10回、ようやく連絡が取れた。オラはケータイに弱い。豚に真珠、猫に小判、bunbunにケータイだ。

 善光寺裏手の駐車場付近で待つことしばし、クラクションが鳴って、おやきさんの登場だ。
 おやきさんは優等生がそのまんまお年を召されたような優しい感じの紳士であった。デートコースはおやきさんにお任せ。戸隠まで案内していただくことになった。途中、オリンピック目当てのお洒落なホテル、別荘団地、ペンション村がわんさか並んでいた。これだけ標高があると涼しいだろう。オラホの山と違ってなだらかな林が多い。戸隠山が見えてきた。アルプスもくっきりと青空に映える。戸隠は、わくわくするような自然美がごろごろ。

 おやき解説によると、戸隠は「戸」を「隠」した場所。どんな戸かというと、天の岩戸の戸だ。天照を引っぱり出すため、手力男命が無理矢理開けたが、そのまんまにしておくといつ何時隠れてしまうか分からないので、どっかに隠すことにしたのだそうだ。そん時に選ばれたのが「戸隠」。確かに岩が切り立っていて、ここだと天の岩戸を隠すにはもってこいの場所だ。思わずうなずいてしまった。しかし、よく考えるよな。(e)由縁をさ。

ぺーじとっぷ
 戸隠神社の奥社への参道をしばらく散策し、昼食場所に向かった。「そばの実」というお店で、本まもんの信州蕎麦をいただいた。メニューは「そば三昧(トロロ、クルミ、ツユのつけ汁)」。硬めで香りの高い上品な蕎麦であった。bunbunはあんまり蕎麦を食べないが、これは唸らせる一品であった。
 あとで三人娘にうかがったら、かなり有名なお店とのことであった。確かに客足は途絶えないし、県外ナンバーが多く停まっていた。

 おやきさんから「信濃を飲もう会」の会場が「可な井」であることを聞き、秋田のエグさん、三人娘(今日は二人娘)に連絡をとる。仙台のスケさんはふきのとう仲間と温泉でドンチャン騒ぎと言うことだったのでパスだ。

 おやきさんとは話が尽きない。よって時間だけがワッセワッセと経つ。重い腰を上げ牟礼の「アリコ・ルージュ」というお店で午後のティータイム。アリコ・ルージュはフランス語で「赤い豆=小豆」の意。
 ここも風情のあるお店で、Jazzコンサートなどをやるということであった。クリスマスコンサートの頃だと、すごい雪だろうな、この辺は………。

 喫茶店を出て鏡池に向かう。長野は自然をうまくコントロールしている感じがする。建物も自然に溶け込ませるように工夫しているようだし、杉や松の単純林ではなく、県木である白樺などの広葉樹の混合林が多い。これだと鳥やリスなどが安心して暮らせそうだ。鏡池はちっちゃなダム湖だった。戸隠山が立ち上がって来そうな迫力を感じさせる。いい山だ!
 bunmamaもいたく感激して見入っていたが、「マイタケみたいな山だねー」と一言ポツリ。そう言われてみると右側あたりがマイタケの塊に似ている。おやきさんも「マイタケ山ですか、そんなことをおっしゃったのはbunmamaさんが初めてですよー」と苦笑いされていた。さすがbunmamaである。

 鏡池とマイタケ山を後にして一路ビッグハットへ向かう。話がはずみ過ぎて開会には到底間に合わない。おやきさんも参加の予定である。



▲その3「大交流フェスタ(いのちの輝き)」
 ビックハットに着き会場へと急ぐ。案の定満席で、ようよう三階の隅っこに席を取った。おやきさんの分は無理だ。正面から見ると左斜め後方となる。照明は落とし気味。フラッシュをたかなければ撮影はOKらしいので、取材開始だ。
 総合司会は、きたがわてつさんと橋本のぶよさん。いろいろな団体やゲストが次々に登場する。歌あり、踊りあり、合唱ありの楽しい企画であった。

■山のお囃子(田楽座)■

ぞうれっしゃよはしれ(ぞう列車フレンズ)■
 子ども達と一緒に黒坂正文さんのコカリナ(kocalina)演奏。あんなちっこい楽器であんな音が………。オカリナもいいがコカリナもいい音色だ。

 ぞうれっしゃフレンズの合唱構成「ぞう列車がやってきた」は、一輪車の子ども達やフラッグの子ども達、合唱の子ども達が懸命であった。
大合唱「信濃の国」 信州の郷土芸能」
1 木曽節 1 海野童子太鼓
2 信濃の国 2 山のお囃子
コカリナ合奏 ぞう列車がやってきた
1 おおスザンナ / 空 1 サーカスのうた
2 アメイジンググレイス (他) 2 動物園へようこそ
3 ふるさとの歌メドレー 3 動物を殺せ 
故郷紅葉 4 ぞうれっしゃよはしれ
はじける若さ 歌えば輝く(ハーモニカ演奏)
1 風と光と子どもたち 1 母なる故郷
2 少年少女冒険隊 2 かけがえのない人生を
    

まつり(きたがわてつ)■

(原田義雄)■
 会場いっぱいに黄色の花を咲かせた、しあわせいっぱいの会「世界に一つだけの花」。自分の作詞作曲した歌のソロをとった原田義雄さんの「愛」。司会の橋本さんが歌詞をコールしてくれたが、何回かはずれ(ご愛嬌を通り越した感じ………)ていた。きたがわてつさんの「まつり」、踊りの輪が次第に増えて会場いっぱいとなった。
しあわせいっぱいの会 医療のうたごえ
1 世界にひとつだけの花 1 つなごういのち守る手
2 大地讃頌
労働者合同 大合唱
1 光はあるか 1
2 かがり火 2 まつり
3 人間の歌
ぺーじとっぷ
■この町から(橋本のぶよ)■ そんな町を(きたがわてつ)■

 労働者合同は、指揮が高田龍治さん。とても力強い指揮で感心してしまった。「人間の歌」など、合唱もゾクゾクするくらい素晴らしかった。

 ロックソーランもすごかった。三味線と小中(幼も?)の子ども達、大人が派手派手の衣装をつけて踊りまくった。目線をどこに合わせればいいのか分からないくらいの、光と色彩の一大ページェントであった。最後は天井から色とりどりの風船が舞い降り、会場は色盲の検査用紙と化し、やんやの大喝采であった。
人間の歌(労働者合同)■ 大地讃頌(医療のうたごえ)■
■ロックソーラン■ ■みどり輝くいのち(みどり)■
ぺーじとっぷ

女声のうたごえ 合唱「みどり輝くいのち」
1 平和のうたを聞くときは 1 早春
2 春の声 / 他 2 ふるさと
3 みどり
ロックソーラン 緑のダムをつくろう
   
青年のうたごえ ヒューマンボイス
1 流れる雲のその先に 1 Love and Peace
2 戦争はもういやだ 2 みんなのうた 
3 またあえる日まで 3 故郷 / 他
 
 あっと言う間に終わった感じがする。大音響に脳ミソを刺激され続けたためか、音符の混じった空気を吸いすぎたためか、かなり疲れた。

 三階の扉を開けたところで、黄色のジャンパーを着た方に話しかけられる。ひょっとして………。思わず背中に回ると、書いてました。でっかく「shin」と。長野県は岡谷の「shin」さんでした。ドンズの下はすぐアグド+「ヒゲ」で、よく似た人だと思い声をかけたとか………。やっぱ、これがbunbunの売りだな!!
 ギターを抱えて忙しそうだったので「信濃を飲み干す会」での再会を約して一時お別れした。ホールでエグさん達と会う。秋田組は、試飲コーナーでご機嫌のキー坊さんとエグさんの二人だけの参加だ。

▲その4「信濃を飲み干す会」
 始まりには少々早かったが、タクシーで会場の「可な井」に移動。近くのホテルでで下車し、探す。チョッピリ離れた場所に目立たない作りのお店があった。お座敷に案内される。かなり薄暗い。が、雰囲気はなかなか。幹事のおやきさんの話だと、お店のお任せ料理とか。さてどんな料理か楽しみ楽しみー。

 ビールの練習でも…と話していたら、おやきさん、三人娘のNさんとYさんがお見えになった。早速「信濃を飲み干す会」の始まりはじまりー。今日の幹事はおやきさんだが、張りきって仕切っているお方がいた。bunmamaである。席順を決め、進行役をしっかり握っていた。むむむむー………。

 まずは、bunbunがご挨拶。続いて幹事のおやきさんが乾杯の音頭。そして自己紹介。うたごえ仲間と行合崎仲間がここで接点を持った。可な井に乾杯だ! ご主人は試しに作っていると言いながら、次々に料理を運ぶ。懐石風の信濃のもてなし料理だ。こんだけ品数があればメニューはいらない。さすがおやきさんだ。 すこし遅れて、岡谷のshinさんがお出でになった。車だそうで残念。2回目の乾杯だ。岡谷までは高速道路で一時間半と、うかがった。けっこう遠い。

 みなさんはビール、キー坊くんは酒(ビールは何となく似合わない感じ?)。んで、オラはやっぱり焼酎。残念!今夜は韃靼蕎麦茶がない。
 とにかくうるさい、騒がしい。shinさんもしっかり話に酔っていた。さっき会ったばかりなのに、10年来のケヤグ(友だち)と変わりない。おやきさんも嬉しそうである。思いっきり話し思いっきり笑っていた。

 エグさんとの会話の中で大発見があった。エグさんとさんしろうくんがbunbunの後輩と言うことが判明したのである。かなり嫌がっていたけど、事実なんだから仕方ねーべ!あきらめな。
 こなたではキー坊くんがNさんとYさんを相手に長野の蘊蓄を始めた。負けじと地元の二人娘が食い下がる。オラはついてゆけないから話を聞いていた。bunmamaも賑やかだ。話が斜めに飛び交い始める………。歌こそ歌わなかったが、とどまることなく、しゃべって語って、飲んで食べてと、長野の夜はにぎやかに更けていったのである。

 Yさんは今夜大阪に向かう予定が入っていたのに、かなり無理をお願いした。NさんがYさんを駅までお見送り………。shinさんもこれから岡谷に………。それを機に信濃を飲み干す会はお開きとなった。とにかく腹一杯楽しい一時(ひととき)であった。

 ホテルまでは歩いて10分。4人でぶらぶら歩いて帰る。秋田組は東口でおやすみ。おやきさんとはホテルのちょっと前までご一緒してお別れをした。明日は仕事で諏訪方面にお出かけらしい。ごくろうさまでーす。
 bunbunは、今夜もバタンQーだ。おやすみ……… (-_-)zzzzz
ぺーじとっぷ