菅公(Bb)
幼年唱歌三(明34)

作詞
作曲
桑田 春風
目賀田万世吉


ま白き梅の 花よりも
(きみ)がこゝろは 清けれど
さがなき人の ねたみうけ
  ■流されたまひし うたてさよ

盛りの梅の かをりより
公が才徳 高けれど
世にいれられず しばらくは
  ■うき年月を おくりけん

筑紫のはての 秋の夜に
恩賜の御衣の からうたや
(むかし)ながらの まごころは
  ■神も知りけん 守りけん

やがて罪なき 証明(あかり)たち
とがは許され 後の世に
北野の神と まつられて
  ■千年のけふも  梅かをる

●同名異曲: 新編教育唱歌(明治29) 幼年唱歌3(明治35)
中等音楽3(明治41) 尋常小学5(大正2)

歌詞12/06/05/midi:12/07/25/おけらの唱歌