夏やすみ(D)
新編教育唱歌集5(明治39年)

作詞
作曲
國定読本
田村虎蔵

ことしの夏の 休には
山に遊びて 歸り來ん
松の木陰に 休みては
■瀧見ることも 楽(たのしみ)

からだきたふは 山の道
空氣のよきは 海のそば
花つみあつめ 貝を取り
■知識のひろむる 益多し

ことしの夏の 休には
海水浴も こゝろみん
よせては雪と ちる波を
■ただあけくれの 友として
いざいざ行かん この夏も
父もろともに 母ともに
かはれる里の ならはしを
■見聞くもうれし 旅をして

●同名異曲: 中学唱歌(明治34) 新訂教育5(明治39) 中等唱歌(明治42)
大正幼年6(大正04) 新選中学1(昭和04) 新訂尋常3(昭和07)
新尋常小4(昭和07) 小学新唱歌(昭和07) 児童唱歌6(昭和10)
●同詞異曲: 夏やすみ(納所) 夏休み(田村)

歌詞:09/04/10/midi:12/01/03-13/01/20/おけらの唱歌