今回のミニコンサートは仙台市でうたごえの店を構えて29年目、バラライカの代表「南部敏郎」さん。相方のよしこさんと創設以来のメンバーであるsidaさんと三人で、うたごえの店「バラライカ」を、ここ深浦の地で再現!という、大胆な取り組みであった。
深浦のみなさんを始め、会場にお出でのみなさんは、サークルや合唱団のうたごえ喫茶には参加出来ても、なかなか本物の「うたごえ喫茶」には参加できないだろうから、来年のバラライカ創設30周年の前ブレも兼ねて、深浦での再現をお願いした。 |
由利本荘のご夫婦 |
弘前のみなさん1 |
一部では座ってアコーディオンの伴奏をしてくれていたが、2部では店での通り、ズーッと立ちっぱなしでの演奏。よしこさんもsidaさんも、お店での衣装である。オラ達はジックリと、バラライカin深浦を楽しむことにした。
3人の後ろには、いろいろと楽器が並んでいる。毛がフサフサした太鼓(これは、見たことがなかった)やら、ピカピカの12弦ギターやら、オラにはよく分からん小物などが並んでいた。
正直、南部さん達は、基本的に聞かせる側でお店をやってるわけではないので、会場がシーンとしているのは苦手と思っていたのだが、どーしてどーして、いろいろなイベントに参加しているので、トークと演奏で、しっかり会場と一体化している。やっぱプロなんだなー。と、当たり前のことに、ひどく感じ入ってしまった。 |
弘前うたごえ愛好会のみなさん ぺーじとっぷ |
バラライカin深浦 |
仙台からはバラライカ応援団の方々が大型バスで参加してくれたが、応援団だけあって、この第2部への身の乗りだし方が違う。
そのうち、応援団の重鎮satouさんがご指名でマイクの前に引っ張り出される。打ち合わせていたのかどうか知らないが、bunママがsatouさんに引っ張られてマイクの前に立つ。どーいうわけか、二人ともこの歌が好きで、どこでもこの歌が出る。 |
satouさんとbunママ |
satouさんは、昨年もお出でになったが、そん時も歌った。バラライカで約束して、深浦で歌うという………。
これに東京からお出でになったアコーディオンのもんもんさんが、bunママに「是非歌ってちょーだい」とが加わって、何でbunママへのリクエストがこの歌かと、何が何だか分からん状態で歌っていましたが………。
で、今年もその歌でした。これがまた、南部さんのお墨付きでのご披露だから、satouさん歌唱の面目躍如なわけです。bunママも負けじの歌唱。今回のこの歌の演奏時間は4分と33秒でした。曲の紹介が3分と42秒。合計8分と15秒の長丁場。
しかし、ここら辺がが南部さんのうまいところ、会場を飽きさせない。会場はうなづきつつ、笑いつつ………、最後は会場が壊れんばかりの大喝采でした。もちろん二人は大満足ーー!でした。 |
楽しいバラライカ・タイムの〆は??? 何とゾロゾロと仙台からの応援団がマイクの前に勢揃い。まぁー何か1曲!というところだろうと………。これが何と、聞いてびっくり。オラとbunママのために南部さんがおけら応援歌を作ってくれたという。今回が本邦初公開! いやー、グッとこらえてはいましたが「ジーン」と来ましたよ。
♪〜凍てつく北の町に 生きる人がいる♪ で始まる「深浦の空」という曲です。3拍子で、とってもいい曲です。流れさんがいうには、うたごえツアーのバスの中で練習をして来たんだとか………。ただただ感激、感謝でした。南部さん、応援団の皆さん、この場を借りて心から御礼申し上げます。 |
バラライカ応援団 「深浦の空」を歌っているところ |
この歌は、深浦のみなさんにも評判が良くて、「あれ、いい歌だネー」「持ってったー?」「??? どさ?」「町やー、町長どさ持って行って聴がへろ」「深浦の町民歌にするべしや!」という話が出たりもしています。
南部さん達のお陰で、ここ深浦の地でも本物の「うたごえ喫茶」に触れられ、会場の皆さんもニコニコのご満悦の様子でした。
バラライカ・タイムが終わって、2回目の休憩。みなさん、おしゃべりやらコーヒー、会場の後ろに並べておいたCDやら歌集やらを手に取ったり………。
オラホのyosidaさんが唐土さんと一緒に座っていたのだが、ニコニコとお話。盛り上がったツーショットをパチリ!です。
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仙唐土さんとツーショット |
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ぺーじとっぷ |