・うたごえ in bunbunち ・白神山地のフェアリー ・うたごえ(第1部) ・唐土久美子ミニコン ・うたごえ(第3部)
・深浦のうたごえ交流会 ・そして、3日目の朝が…   深浦のうたごえ おけらとっぷ
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■ 25年ぶりで、うたごえをやることになった。深浦では25年間もやっていないので、企画力にも実行力にもカビが生えて使い物にならない。持続することの難しさを痛感した。
 サークルおけらは所帯が小さい。ずーっとやってないから知名度も低い。町民から忘れ去られた「サークルおけら」が、どうやって参加者を掘り起こすのか………。

  問題、山積だ! ふぅ〜 (>_<)
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■前夜祭「10月11日(土)」■■

 午後4時過ぎ「たった今 着きました〜」。エーちゃんからの携帯が「深浦のうたごえ」の合図であった。みんなの応援があって今日まで準備してこれたのは事実だが、タイムリーに相談する相手が現地にいないのは辛い。メールのやりとりにも、限界がある。あちこちの連絡用にフル活用したのだが、毎日のメールのチェックと対応は大変だった。それもこれも、皆さんが「深浦のうたごえ」を心配してくれた結果なのだが………。
 エーちゃん、マルちゃん、はるかさんとは久しぶりに会う。3人とも10日から青森に来てくれた。昨日はユースホステル(懐かしい単語だ!)にお泊まりとのこと、しこたま珍しく楽しい時間を過ごしたことと思う。 旅館へお迎えにあがる。皆さんからわざわざのお土産をいただいた。森のフクロウさん達は、高速道路を秋田県側に入ったばかりらしい。待っていても埒が明かないので、世界的に有名な不老ふ死温泉へとご案内することにした。

▲その1:「混浴???………不老ふ死温泉にて」
 今日は晴天。絵に描いたような秋晴れだ。風無し波無しが一日中続いた。連休の初日と言うこともあって温泉もすごい人出だ。夕陽が沈むのを待っているらしい。
 露天風呂の周囲は三脚を立てた夕陽撮影隊が群れをなし、今や遅しと沈むのを待ちかまえている。地元の民bunbunにとっては、見たこともない風景であった。おったまげて、別の場所に移動して日が沈むのを待つこととした。露天風呂(♂)がよく見える。露天風呂は立錐の余地もなく、芋の子を洗うがごとく混んでいた。これがほんとの「混浴」である。

 5:15、日本海に夕陽が沈んだ。誰知らず拍手と歓声がおこる。さもありなん、本日の夕陽は夕陽の民であるbunbunもうなるほどの素晴らしい夕陽だった。歓声と拍手がなければ、夕陽が水平線に接するときの「ジュッ!!」という音が聞こえただろうに………、残念!
 それにしても、不老ふ死温泉が全国の夕陽撮影隊がたむろする場所とは知らなんだ。たしかに艫作集塊岩との組み合わせはなかなかのものだ。bunbunの中で、深浦の名所がひとつ増えた。

▲その2:「ビールで乾杯!………まだ来ない! (>_<)」
 秘湯「不老ふ死温泉」で汗を流し、若返ったエーちゃん達ご一行様を再びbunbun宅お連れする。今夜は月まで美しい。エーちゃんは月の凸凹を見たことが無いそうで、ちゃちなスコープでお見せする。今日は深浦の大自然がこぞって皆さんを大歓迎しているようだ。

 今夜は、エーちゃんご一行とフクロウ一行がbunbun宅に集い、超豪華なお膳を取ってにぎにぎしく前夜祭を行う予定である。用意万端遺漏無くお膳は整っていた。しかし人がいない。森のフクロウさん達はどこをさまよっているのか、まだ到着しない。夜道には強いけど昼は弱いんだ、きっと………。いる人だけで勝手に盛り上がることにした。

 取りあえず風呂上がりのビールだ。日頃ビールには縁のないbunbunだが、サーバのビールは格別だ。久しぶりに一気飲み。エーちゃんがフクロウさん達に頻繁に連絡を取るも、もう一時間は到着しないようだ。料理を目の前にしてだが、おしゃべりと歌で過ごすことにした。

▲その3:「うたごえ in bunbunち」 ぺーじとっぷ
 この日のために、はるかさんはご自分の楽譜を久留米から持参。歌奉行は当然はるかさんだ。風呂上がりのビールから練習用のビールに切り替わり、日常からの開放感と相まってエーちゃんもマルちゃんも盛り上がってきた。

 8時ちょっと前,、フクロウ便がようよう田中旅館に到着とのこと、旅館からbunbun宅に送ってもらうことにする。遅れること2時間、ようやく「深浦のうたごえ前夜祭」の開会だ。本来はこの前に、本番の打ち合わせ会議やプログラム検討委員会などを予定していたのだが、嬉しいことに全てキャンセルとなった。

 bunbunの挨拶。そして乾杯! さっそく、田中旅館ご自慢の「白神山地日本海豪華絢爛御膳(二の膳付)」に箸を付ける。食事の音と沈黙の時間が流れる………。
 エーちゃん達も料理を目の前にして大分待たされたし、フクロウさん達はヘトヘトになって辿り着いたばかりだから、その食欲や素晴らしきかなである。

 旅館でも遠来の客と言うことで腕によりをかけたらしい。一品一品丁寧に調理され、おかみの心配りと気配りが味付けに出ている。 お料理の中で一番人気は「カスぺ(カスベ)」の天ぷら。塩とカレー粉を混ぜたのをパラパラして食すのだが、こいつは珍品にして絶品である。たかがカスペと言うなかれである。

 まだまだ「モグモグtime」が続きそうだったので、自己紹介をすることにした。皆さん自己アピールに慣れていらっしゃるようで、けっこう持ち時間が長い。一回りした頃には御膳の中身も軽くなり、ビールで舌も軽くなって津軽弁で言う「ナやワや」状態となった。「ナやワや」とは「you&me=best friend」という意味。津軽弁は短くていいでしょ!


 皆さん健啖である。あらほど(あれほど)あった料理が、おなかに納まったらしい。
 一息ついて、やおら始まる「うたごえ in bunbunち」。ご用意させていただいた楽器は「ピアノ・ギター・アコーディオン・Wベース・ハーモニカ」そしてひっそりと「ウクレレ」。
 まずはピアノ(はるかさん)、ギター(会沢さん)、アコーディオン(長尾さん)Wベース(なし)、ハーモニカ(なし)、ウクレレ(淋しそう)である。
 例によって、bunbunはyopperであるため曲目は紹介できない。(*_*)

 演奏する → 合わせて歌う。歌う → 合わせて飲む。飲む → 合わせて乾杯。乾杯 → 合わせてしゃべる。しゃべる → 合わせて大声+飲む+歌う+演奏する、加えて手拍子足拍子………。こぶ取り爺さんの鬼さん達の飲めや歌えをはるかに凌駕する、とんでもないドンチャン騒ぎとなった。


 近所迷惑??? ご安心ください。bunbunちは畑の中の一軒家で、ちょっとしたエレキバンドがフルで演奏しても近所迷惑にはならないんだ。(^o^) 

 それにしても、すごい騒ぎだ。またまた演奏の交代だ。アコーディオン(出浦さん)ギター(bunbun)Wベース(会沢さん)となった。とにかくカチャマシク、忙しく、うるさく、楽しい。
 田戸さんと酒井さんはカメラマンに徹してパシャパシャ撮っている。

ぺーじとっぷ


 ドンチャン騒ぎを静かに眺めていた織井さんがピアノの前に座った。 bunbunちのピアノが変身してしまった。このピアノがこんな音を出すとは思ってもみなかった。今年はババさまの件で調律をしてないが、ビックリするような音を出している。はるかさんも長尾さんも目が「・」だ。やっぱりすごい!

 何かの本にプロとアマの違いは「ミスを誤魔化せるのがプロ、誤魔化せないのがアマ」とあったが、それだけではあるまい。織井さんでも、ミスタッチするのかな………。

 唐土さんに言わせると、織井さんは楽譜人間とかで「うたごえ1000曲集」を持ってくる。その後、ピアノの前には誰も座らなかった。


 ビールサーバーが底をついた頃、「うたごえ in bunbunち」は、ようようお開きとなった。のりのりの騒ぎ過ぎで、オラはせっかく貯めた「うたごえパワー」をほとんど使い切ってしまった。どーしよう明日。(>_<) 
 とにかく寝よう………今回ももう午前様。 バタンだ!

ぺーじとっぷ