田舎の夕暮(Eb)
新選中学唱歌2(昭和04)

作詞
作曲
作者不詳


端山のみ空の 雲の旗手(はたて)
黄金の色にぞ かはり行きて
入日も山邊に 急ぐゆく
(なはて)の並木に 風寒く
辿るや馬子の うたごゑも
  ■黄昏初(そ)めたる 夕(ゆふべ)かな
●北村氏中等音楽教科書
中等音楽2(明治41) 新選中学唱歌2(昭和04)
夕空辿る 旅烏(たびがらす)
後や先なる 聲々や
ふりさけ見れば 山寺の
塔のいらかの 影Kく
ひとり静かに 暮れ残る
  ■野路の里わの ゆふべかな

●田舎の曲: 田舎の四季(明治43) 田舎の夕暮(昭和05)
田舎の冬(昭和07) 田舎の春(昭和07)
●同名異曲: 唱歌教科書(明治35) 新選中学2(昭和05)

歌詞:09/09/15/midi09/09/21-12/12/24/おけらの唱歌

■説示と設問■
●設問 一 當曲は何調、何拍子なりや。
二 音符に3の字の附記されたるは如何。