琵琶湖(G)
新編教育唱歌集6(明治38年)
作詞
作曲
作者不詳
1
近江には 琵琶湖とて
その名
(な)
高き 湖水あり
清らかなるは 水の色
■見れどあかぬは 八つの景
4
唐崎の 一つ松
夜の雨に 名をえたり
堅田の浦の 浮御堂
■落ち來る雁の ながめあり
唱歌教科書(明治35)
新編教育5(明治38)
2
夕日さす 勢田の川
わたる汽車も こゝちよく
粟津の待つの 色はえて
■晴たる空の のどけさよ
5
三つ五つ うちつれて
波の上を 歸り行く
矢走
(やばせ)
の沖の 舟人は
■聞きしか三井の 晩鐘を
3
石山の 秋の月
雲をさまりて 影清し
冬の來りて さく花は
■比良のたかねの暮の雪
●同名異曲:
小学唱歌5(明治26)
唱歌教科書(明治35)
新編教育6(明治39)
歌詞:09/04/10/midi:09/06/01