泉(G)
唱歌教科書2(明治35)

作詞
作曲
作者不詳


ひとしづく ふたしづく
こごしき岩根 もり來る水よ
夏の日も 冬の日も
枯れずにながれ まさらずにゆく
  ■我等のつとめも かくぞあるべき
  ■怠らず 絶え間なく
●こごしき:=さかしき=嶮しい
ひと流れ ふた流れ
さかしき谷間 分け行く水よ
雨の日も 晴の日も
濁らず流れ 澄み渡りゆく
  ■我等の心も かくぞあるべき
  ■いつまでも 濁りなく

●同名異曲: 唱歌教科書2(明治35) 児童唱歌3(昭和10)

歌詞:11/05/24/midi:12/01/23/おけらの唱歌
■演奏注意■
●豫習曲としては「朝起」可なり。
●拍子の緩慢に流れざる様に明瞭に歌ふべく、又息の切れ目の目立たぬ様注意すべし。