・国分寺うたう会 ・草加一日うたごえ ・うたごえ喫茶 ゴリ ・アフターうたごえ
東京2004めにゅー ツアーmenu おけらとっぷ

■ 今日のうたごえツアーの予定は船橋の「ゴリ」だ。唐土さんやらフクロウさんやら、昨年「深浦のうたごえ」でお世話になった面々がお手伝いをしている、新しいうたごえの店である。
■この店は、うたごえ大好き人間「ゴリ」さんが、ほとんど自分のために、作ったような店である。人間、夢は実現するに限る!!
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営業 : うたごえの日=木・金曜日(17:30−23:00) / 土・日曜日(16:00-22:00)
      ソロで歌う日=水曜日
場所 : 千葉県船橋市本町3−1−1「柏屋ビル2F」 電話:047-460-5033
歌集 : ともしび歌集 / ゴリ歌集(別冊)  Open=「2003/11/13(木)」
備考 : ともしび常連のゴリさんがとうとう自分でうたごえ喫茶を作ってしまった店


■「5月23日(日)」■ うたごえライブハウス ゴリ

 さて、本日もアフターファイブとなった。赤坂の某ホテルロビーにてエーちゃんと待ち合わせ。エーちゃんは50の手習いで「簿記」をお勉強中である。何たらという高校の学生証を持っているところを見ると、現在高校生ということか??? 何とも人生経験豊かなる高校生ではないか。先生を泣かしたりしちゃいけんよ!


 地下鉄やらJRやらを乗り継いで船橋に到着。予定ではマルちゃんが先発隊ということになっている。駅から間もなくの所に「ゴリ」はあった。こんだけ近いとビルの借家料も高いだろうなと、余計な心配をする。

 取りあえず、入り口でVサイン入りの記念撮影。お店は二階。シャレた造りの店で入りやすい。
  午後4時開演なので、もう始まっていた。唐土さんが出迎えてくれる。久しぶりの出会いである。オーナーのゴリちゃんこと「鈴木」さんともエールの交換である。ユッタリ座って20人くらい。グランドピアノが置いてあって、その分狭い感じがした。しかし、ライブなんかのためには必需品だ。

 マルちゃんは大分前から場所取りをしてくれいたらしい。会うなり昨夜の「草加一日うたごえ」のphotCDと写真をいただいた。忙しい方なのにつき合っていただいたり、CDを焼いてくれたり、恐縮のいたりである。ありがとうマルちゃん!いつもニコニコの笑顔で迎えてくれるステキな万年青年である。4時ころまではマルちゃん一人だったようで、時間通りにできなかったらしい。5時頃になって団体が入ったとかで、オラ達が店に入ったときはにぎやかなうたごえタイムの真っ最中であった。

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 今は、森のフクロウさんの司会タイムらしく、相変わらずのシャベリと声で司会を楽しんでいる。(内緒の話、昨晩は苦しんでるかのように見えたが………) 昨夜に続いて2晩連続のお付き合いである。やっぱ、オラ達は「フクロウ」追っかけクラブなのかも知れん………。すぐ目の前に、ニャジラさんこと会沢さんが見える。現在形で伴奏はピアノとギターがだけだ。
 オーナーゴリさんは、とても愉快な方だ。表情が豊かだし、しぐさも楽しい。一目見ただけで「ゴリ」というネーミング以外は考えられない人物ということが理解できた。久しぶりにbunbunのキャッチコピー「ドンズの下はすぐアグド」を思い出してしまった。


 となりの団体は気合いが入っていて、幾度となくピアノの前と自分たちのテーブルのを往復している。うかがったところ、仲間内の送別会ということであった。そちらに負けずこちらのペースも速い。オラは苦手の昼のアルコールも入っているので、薄目のものをチビチビいただくことにした。マルちゃんもエーちゃんもガンガン飛ばしている。bunママはいつものように、満面の笑みである。また、今晩もゴンちゃんこと高橋さんが参加してくれた。たくさん飲みたくさんしゃべり、大声で歌っている。側にいるだけで楽しくなる方である。

  フクロウさんの司会がおわり、我々と合流。ニャジラさんもニコニコしながらbunママとご歓談だ。昨日はギターの話をしなかったが、今日のギターは見覚えのないギターである。こいつも高そーである。弘法ギターを選ばず!だろ………??? と、思うでしょ、そーじゃないんだな。やっぱ、数万円程度のギターだと、いくら弦が高価でも、いくら高度なテクニックでも、音は出ないし伸びないんだなー。もう一個「桁」をUPしないといけないのです。

  チョッピリ弾かせて貰って、すぐ返した。傷でも付けたら一年分のツアー代、持って行かれそうだしネ! オラのギターは安い。何たって職場に転がっていたのを拾ってきたものだし、買ったにしても3万から大分釣りがくるであろうという代物だ。うたごえツアーで会ったギター弾き達のはgoo−なギターばっかりでした。やっぱり、金かけないと上手くならないんだネ。

 次のコーナーが始まった。女性二人組の司会で、なかなか慣れている。後で聞いたら、一部ごとに司会を換えるのだそうである。唐土司会を期待したのだが、本日は久美子まれていないとのことで、司会はなし!(buuー
 あちこちでいろいろな司会の方にお目にかかったが、やっぱりフクロウさん司会は抜きん出ている。まぁー目立つ裏方を自称しているが、目立つ司会が本音だろう。その知識の奥深きこと「森」のごとし。その舌の滑らかなること「野」ごとし。また、そのシャベクリ声は「フクロウ」のごとくデカイ! まぁー、素人の範疇ではない。キャリアが違います、キャリアが。 んー、ちと持ち上げ過ぎかな???

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 この頃、フクロウが人気なんだ。何でだと思う???「フクロウ=不+苦労」らしく、お守りに使われているとか。しかし、「我が子よ!苦労を知らずに育てよ………」だとしたら、飛んでもない親馬鹿チャンリンだよな。苦労しないと、ロクなもんになりません。ねー、フクロウさん。とまぁー、フクロウの人気は巷で高まっているの!

■歌った曲目■■
1 月の砂漠
2 惜別の歌
3 初恋
4 コメディアン ゴリちゃん
5 上を向いて歩こう
6 いい日旅立ち
7 波止場の夜
8 サ・セ・パリ 唐土さん
9 リンゴの花咲く頃
10 夏の思い出
11 荒城の月
12 すずらん フクロウさん
13 ロシア
14 おいで一緒に
15 白神山地の詩 (歌:唐土さん) 伴奏:bunbun
16 ラ・スパニューラ (歌:唐土さん)
17 囚人の歌
18 もずが枯木で
19 みんなのうた 手話付き
* その他10数曲を歌いました。
  

 bunbunこ一行様もだんだんノリノリになって、オラも前に出て歌う。ゴリさんがびっくらこいた顔してたなぁー。しかし、ゴリさんの「コメディアン」には、オラだってびっくりしたんだからね。まぁーオラとは段違いの(e)ゴリ振りだった。こいつは見ものだった。ともしびで鍛えたのどと振りらしいが、見事に自分の物にしている。さすが一国一城の主となる人物は心がけが違う!! 奥さまはなんと青森は「七戸」の出身とか………。絵が得意で、店は奥様の絵でコーディネートされている。

ビデオ 大騒ぎの「すずらん」(マルちゃん提供)

 カウンターにいたら、ドアから人影が………。誰かと思ったらイデちゃんこと出浦さんだった。そー言えば楽団アミーゴの練習日だった。kazuさんこと神野さんも参加のはずである。国分寺は遠いからなぁー。イデちゃんは練習が終わって急いで来てくれたらしい。と、話す間もなくアコを弾き始める。やっぱり、アコが入ると厚みを増すというか、歌っても気分が違う。モンモンさんこと長尾さんも顔を出した。深浦のうたごえ以来であるが、相変わらずニコニコとお元気そうで、何よりであった。


 ゴリの照明と音響はとてもgoo−である。特に照明がいい。前にも紹介したが、ゴリさんは某TV局の照明のお仕事を長らくなさった方とかで、かなり凝っている。窓の「ゴリ」の文字が書かれたブラインドの色が???が時折変わる。これだけで、店の雰囲気がふわぁっと変わる。さすが、心得た演出である。

 唐土さんにリクエストがあり、「サ・セ・パリ」を歌う。エプロン姿の唐戸さんもなかなかよい。歌声もよい。本人も楽しんで歌っている感じだ。それにしても司会しないのが残念!(まだ、言ってるbunbunです。)
 この頃、fanfanこと田戸さんがようやく、ゴリにたどり着いた。昨年の11月、長野の帰り以来である。ニコニコと、相変わらずお若く物静かなお方である。何でも、神奈川の辺鄙なところに住んでおられるとかで、船橋までのアクセスはよくないらしい。何回かあーたらこーたらと、聞いたのだがよく分からない。2時間以上らしく、深浦からだと青森まで行ってしまう時間である。んー、よく分からん。ん!!またまた唐土さんにリクエスト。「白神山地の詩」だ。当然のごとく、bunbunがギター伴奏である。

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 ゴリの店で一番落ち着ける所はカウンターだ。何と言ってもいつでも一服できる嬉しいコーナーである。何たってオーナーが愛煙家だからね、当然と言えば当然なんだが………。世の中にはオーナーより偉い人がいる。喫煙に関して言えば、当初はもっと別のプランだったらしいが、その偉ーい人の命令でカウンターのみの許可となったらしい。知る人ぞ知るお話である。

 日曜日は、余り混まないらしい。フクロウさんは、その日曜日対策主幹らしい。楽しければ口コミでお客は増えますから、ゴリさんの対策主幹の人選は的を射ていると思う。今後ともフクロウさんには「ゴリ」を盛り上げていって欲しいものである。マルちゃんもともしびより近いらしく、度々顔を出して常連さんになりつつあるようだ。指定席はカウンターらしい。オラも常連だとしたらカウンターだな。ね、マルちゃん。

 すんごくいい声の方が出てきて歌う。よく通る素晴らしいテノールである。しかし、一緒に歌った人はいなかったような………。そりゃそーですね、あんだけの声と一緒に歌える奴は、よほど自信過剰か井の中の蛙ってーとこでしょ。とにかくいい声だった。

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 たまたま隣に座った方と話をする時間があった。青森から津軽海峡、連絡船からDDT噴霧の話になり、それがタコ部屋の話になった。戦後間もなく食糧難の時代、食い盛りの若者はいつも空腹だった。たまたまたらふく食べさせてくれる親切な人に会い、北海道へ働きに行くことになったそうで、途中での宿の話やら、連絡船に乗るまでの贅沢の話などをしてくれた。その時の連絡船がDDTの話である。
 そのまま炭坑のタコ部屋に売られ、働かされたとのことであった。18歳のときだと話してくれた。最終的には逃げ出したのであるが、16−18歳の若者に売られる実感を感じさせず、口先と接待だけで引率していく、そのテクニックたるやビックリである。いったんタコ部屋に入ってからは、四六時中監視され大変な目にあっている。今でも別れ別れになった当時の仲間が忘れられないと、当時を思い起こすような遠い目で語ってくれた。こんな穏やかな感じの方の中に、そんな激しい日々があったとは、とうてい想像できませんでした。人間の生きる事へのこだわりを考えさせるお話でした。

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 最後のステージは福岡の「ひょろろちゃん」によく似た方の司会であった。これで最後と言うこともあって、店内は更に盛り上がる。オラも大分楽しくなっているので騒いだ思いはあるものの、どんな様子だったか定かでない。一番最後に記念撮影をし、ゴリの大騒ぎが終わった。皆さんと再会を約束し、ホテルへと向かうことにした。田戸さんはお泊まり。皆さんはそれぞれに解散だ。電車で帰るつもりだったがタクシーがいいとのことで、タクシーを拾う。オーナーのゴリさんが外まで出てきてタクシーを拾ってくれた。

 路線図を見ると乗り換えとかかっちゃましいが、タクシーだと5−6分の所にホテルはあった。分からないと言うのはこわいもんだ。今夜もやっぱりバタンQであった。

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