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■ 今回のミニコンサートは、コンサート活動やうたごえの伴奏をたくさん手がけている「鍵と弦のデュオ」天笑楽さんのステージ。お二人の素晴らしいテクニックとハーモニィに、会場全体がお耳と化していました。

■この画(ミニ・コンサート)は、第1回目からの企画である。第1回目は唐土久美子さん、前回(8回目)はやぎさんこと青柳常夫さんでした。
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■第2部(天笑楽・ミニ・コンサート)■■

天笑楽 in深浦のうたごえ
 今回のミニコンサートのゲストは「天笑楽」と言って、後藤岳志さんと寿美さんのご夫妻のデュオである。岳志さんはギター・ベース・チェロなどの弦楽器、寿美さんはピアノ・アコーディオン・キーボードなどの鍵盤楽器の専門家である。ジャンルも多様。クラシック・ラテン・シャンソン・カントリー・ジャズ・映画音楽やら童謡などと幅が広い。ここんとこが、うたごえの音楽の幅広さと共振するところだろうか。
 定期コンサート「うたうべ」や「ホールは歌う」などに出演し、何とかホテルを会場にしている「芹洋子と歌おう歌声喫茶」の伴奏を務めている。岳志さんは、昨年のゲストである「ヤギさん」の伴奏を長らく務めたとうかがった。


天笑楽のお二人
 そー言えば、ヤギさん、昨年はいいステージを深浦で見せてくれたっけ。自分のステージに満足して、深浦のうたごえに満足して、「来年は、ぜったい来るからなぁー」と言ってたけど、どーしたんだべー。

 さぁー演奏が始まった。最初は「コルクの木の下で」という自作の曲。楽器はアコーディオンとギター。アコーディオンとギターというのは、合いますね。

 オラもギター触るけど、コードくらいしか弾けない。天笑楽はすごい。お互いに追いかけたり、掛け合ったり、アコがメロディだとギターがオブリガート(助演)だし、その逆パターンもありで、聞いていて楽しい。この曲なんぞは、聞いてて身体が勝手に動く感じだ。

ぺーじとっぷ
 A列車で行こうはJazzのスタンダード。大きいバンドもありだが、ピアノとベースとドラムスというのもいい。前にバラライカで、ハーモニカとピアノで「All of me」を聞いたことがあるが、これも良かった。んでも、ピアノとギターだけ!というのは今回が初。聞いてみると、ギターの太い方の弦で、ベースを弾くという感じ。でも、ベースでの掛け合いはどーなんででしょうか。ギターは歌っていましたが、ベースでもあそこまでやってしまうんですかね。プロは………。当然オラは聞いたこと無いけど。
 ピアノとベースだけの組み合わせを、オラ個人としてはあまり聞いたことがない。Jazzではこれにドラムスが入ってトリオだがデュオは知らない。が、実際に演奏されると、これがまた良い感じだ。以外や以外という感じだ。

 後でご本人にうかがったが、ベースと組み合わさると、ピアノが低音部分から解放されて、より表現の自由度が増すのだそーだ。
 まぁー、そー言われて、ピアノを知らない(弾けない)オラとしては、チンプンカンプンだが、聞いた感じは、とてもいい。まぁー、根元はお二人の技量のなせる業ではあるのだが………。兎に角、感心してしまった。

 映画音楽から「虹の彼方に」と「ひまわり」で、おっそろしく古い映画音楽を………と思ったらオラの浅はかさで、深謀遠慮でございました。
ぺーじとっぷ
 本日、深浦のうたごえに相集し皆みなさまが、▲▲だった頃を思いうかべるタイムマシーンだったんですね。ちなみに調べて見ました。

●虹の彼方に
 1939年のミュージカル映画『オズの魔法使』でジュディ・ガーランドが歌った劇中歌だそーです。日本に上陸したのは15年後の1954年。この映画の初上映を見た方、会場にいたかもしれませんね。

●・ひまわり
、1970年の公開の反戦映画。主演は、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン。地平線までのひまわり畑が印象的。ことしのひまわりは、かなり可愛そうだったけど。この頃だと、会場もかなりかなり張り切っていた年代です。

■歌った曲目■■
1 コルクの木の下へ A・G 1:59
2 A列車で行こう P・G 4:44
3 虹の彼方に P・B 1:59
4 ひまわり P・B 3:03
5 和葉の子守うた A・G 4:57
6 コンドルは飛んで行く P・G 3:53
■■アンコール
7 グラナダ(歌:フクロウさん) P・G 3:49
 


演奏を聴く会場の皆さん
 この会場、うたを歌う分には何とかなるけど、コンサートには向いていない。コンサートちゅーのは聞くのもあるけど、見るのも大事な要素だから。天笑楽さんもその点を気にして「見えにくいけど、聞いてねー」と語りかけてくれていたようだ。
 ミニコンサートの終い曲は「コンドルは飛んでいる」ギターとピアノの掛け合いが、とてもいい。満場の拍手喝采であった。

 当然の如くアンコールだ。曲はグラナダ。演奏者は3人。3人目は誰あろう、フクロウさんでした。
 ともしび時代、二人であれこれやってると、決まって仲間に入れてくれーと、言いつつ歌い出すのがフクロウさんだったそーで、今日は言語で、かつ真ん中でろうろうと、気分良く!でした。
 このミニコンサートで心残りがひとつある! それは、ピアノを用意出来なかったことだ。深浦公民館にはアップライトがあって、これまでも使っていた(使用前には調律をしてくれてました)が、ホテルに運び込むのは無理。ピアノがあれば、寿美さんの澄み切った優しい音色をもっともっと堪能出来た思うのだが………。残念!
ぺーじとっぷ