花咲爺(G)
尋常小學唱歌(第一學年)/明治43年

作詞
作曲
石原和三郎
田村 虎蔵


(うら)の畑(はたけ)で ぽちがなく
正直(しょうじき)(じい)さん 掘(ほ)ったれば
  ■大判(おおばん)・小判が ザクザクザクザク
幼年唱歌1(明治34) 尋常小学(明治44)
意地悪(いぢわる)爺さん ぽち借(か)りて
裏の畑を 掘ったれば
  ■瓦(かわら)や貝殻(かいがら) ガラガラガラガラ

正直爺さん 臼(うす)(ほ)って
それで餅(もち)を 搗(つ)いたれば
  ■またぞろ小判が ザクザクザクザク

意地悪爺さん 臼借りて
それで餅を 搗いたれば
  ■またぞろ貝殻 ガラガラガラガラ

正直爺さん 灰(はい)(ま)けば
(はな)が咲(さ)いた 枯枝(かれえだ)
  ■褒美(ほうび)はたくさん お蔵(くら)に一杯(ぱい)

意地悪爺さん 灰撒けば
殿様(とのさま)の眼(め)に それが入(い)
  ■とうとう牢屋(ろうや)に つながれました
●同名異曲: 幼年唱歌1(明治34) 尋常小学1(明治44) 大正少年2(大正08)
検定小学1(昭和04) 小学新唱1(昭和07)

歌詞08/05/22/midi:11/12/18-12/12/24/おけらの唱歌