白虎隊(G)
新編教育唱歌集6(明治38年)

作詞
作曲
國定読本
作者不詳

1: 霰の如く 亂れくる
敵の弾丸 ひき受けて
命を塵と 戰ひし
三十七の 勇(ゆう)少年
これぞ會津の 落城に
■その名聞こえし 白虎隊
3: 残るは僅かに 十六士
一度後(うしろ)に 立ち歸り
主君の最後に 會はばやと
飯盛山に 攀(よ)じ登り
見れば早くも 城落ちて
■焔は天を 焦したり
尋常小学6(明治38) 新編教育6(明治39) 検定小学5(昭和04)
2: 味方は少なく 敵多く
日は暮れ果てゝ 雨暗し
はやる勇氣は 撓(たゆ)まねど
倒るゝ屍 流るゝ血
■頼む矢玉も 盡きはてぬ
4: 「臣子の務は これまでぞ
いで潔よく 死すべし」と
枕並べて 心よく
刄に伏しゝ 物語り
傳へて今に 美談とす
■散りたる花の 馨(かんば)しさ

●同名異曲: 尋常小学6(明治38) 新編教育6(明治39)
検定小学5(昭和04) 高等科音楽(昭和16)

歌詞:09/04/10/midi:15/01/28/おけらの唱歌