ぞうれっしゃがやってきた2
wwwww ぞうを売らないで wwwww

作詞
作曲
清水 則雄
藤村記一郎

サーカスのうた ぞうを売らないで 雪よ降るな 動物園へようこそ 動物を殺せ
悲しみの日 いくさの終わる日まで 本物のぞうが見たい ぞうをかしてください ぞうれっしゃよはしれ
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■第2章「ぞうを売らないで」■■
園長
「サーカスで見た象達の曲芸は、まったくすばらしいものでした。それで是非、私どもの動物園に譲っていただけないかと、団長さんにお願いしたのです。」
「昭和12年、そのころ日本は、中国と戦争を始めたころで、旅ぐらしのサーカスよりも、動物園のほうが平和にくらせるだろうと、団長さんも象を譲ってくださる決心をしたのですが、象使いの娘さん達を説得するのに、ずいぶん苦労をなさったようです。」

象使いの少女(ソプラノ・ソロ)
  悲しい噂はほんとうですか 象は売られてゆくのですか
  悲しい噂はほんとうですか 象は売られてゆくのですか
  どんな苦しいときでも
  悲しみの涙さえ 忘れさせてくれたのは
  象達と一緒のサーカスの舞台

  象と一緒のサーカスの舞台
  観客の拍手、子ども達の歓声
  あの喜びはもう無くなるのですか
  象を売らないで、どこへもやらないで
  象を売らないで、どこへもやらないで
  象達がゆくなら私も行きます
  私も一緒に売って下さい。