第一楽章「農夫と土」【?】
−カンタータ 土の歌−

作詞
作曲
大木 惇夫
佐藤 眞



耕して 種を撒(ま)く土
人みなのいのちの糧(かて)を 創り出す土
耕して 種を撒く者
農夫らの 楽しみの種子(たね) 悲しみの種子

ともかくも種子がいのちだ
朝星(あさぼし)を見て 野良に出る
働いて 額に汗して
夕星(ゆうぼし)を見て 帰るのだ

種子をはぐくむ 土こそは
種子をまく者の 夢だ望みだ そして祈りだ

花さき実る 毎年の約束の 不思議さよ

混声合唱のためのカンタータ 土の歌「1962年(昭37)」
第一楽章: 農夫と土   第五楽章: 天地の怒り
第二楽章: 祖国の土 第六楽章: 地上の祈り
第三楽章: 死の灰 第七楽章: 大地讃頌
第四楽章: もぐらもち 解説「土の歌」



新おけら歌集(06/10/01 / 楽譜:ビーさん(06/12)