長野は3回目。今回のホテルは1回目と同じサンルートで、長野駅の真ん前である。取りあえずチェックインして落ち着いた。とにかく長い長い列車の旅であった。卒業演奏会は明日。取りあえず到着した旨をおやきさんに連絡。お仕事が一段落したら、夕食を一緒にすることとし、おやきさんのお迎えまで、しばしのごろ寝だ。
間もなく、おやきさんのお迎え。一緒に職場まで………。歌声とピアノの音がする。明日の仕上げのようである。が、ざわめきが少ない。聞くところによると卒業生のほとんどが風邪を引いたとか、インフルエンザとかで大変な状態とか………。声や演奏は大丈夫なのだろうか………。
おやきさんの部屋でしばしの歓談。いろんな楽器を見せて貰ったが、中でもお気に入りが「オート・ハープ」である。昔々その昔、五つの赤い風船が「遠い世界に」の中で、チャラーンと引いていたのがこれである。オラ好みの、とてもいい音がする。コードがそんなに無いのが少々気にはなるが、欲しい楽器の一つにチェックを入れた。
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冬の夜は早い。あれこれ話をしている間に暗くなってしまった。おやきさんの案内で懐かしの善光寺へ向かう。イベントがあるらしくすごい人出である。三門が修理中であった。
サーチライトが天高く灯されて、これでサイレンでもなれば戦時中、いや宇宙戦艦ヤマトの世界である。この光が太陽に届くのに8分………。アンドロメダまでは、んん光年かな………と、お参りとは全く違うことを考えていた。本堂も人でごった返していて、早々にお参りを済ませた。
おやきさんの行きつけの店は長野の誇る繁華街「権堂」にあるとのことで、ここからブラブラ歩くことにする。緩い下り坂をユックリと歩く。見覚えのおやき専門店も途中にあった。 |
道の両側に灯籠が並んでいる。中にロウソクが灯され、なかなかの雰囲気である。オリンピックを祈念した「長野灯明まつり」というのだそうで、日本全国から作品が寄せられるとか………。
写真を撮ったが上手く写らなかった。機械的に………だな。人間の目には幻想的に見えるのだが、アホなカメラは表現できないらしい。ここでカメラの腕を云々するようじゃ駄目! 安く簡単に見た目を切り取れないんじゃーカメラといえないでしょう。ん100万円もするカメラと周辺機器があれば、誰でも取れるって。スベニールでパシャ!が、オラ達のカメラだから………。
権堂着。そー言えば第一回目もここで行合崎3人娘と大騒ぎしたっけ。おやきさんの行きつけの店へはかなりウロチョロし、結果的には権堂見学になった。クラリネットの達人「伝田高広」さんのお店もあった。 |
おやきさんとbunママ |
おやきさん行きつけのお店の名前は失念したが、安心して飲める店という感じで、大学生とおぼしき一団がかなり盛り上がっていた。おやきさんの職場でもかなりオシャベリをしたつもりだが、料理が来てからも絶え間なく喋っていたような気がする。明日の演奏会の話やら、うたごえの話やら、おやきさんの蘊蓄やらカブトムシ大博士の話など、まぁー、端か見れば他愛もない話なのだろうけど………。
十二分に飲み+食べ+語り、ホテルまで歩いて帰った。寒かったが、これもまた良しである。オラもbunママも長野のおやきをたらふく堪能し、長旅の疲れもあってかホテルでは、即爆睡であった。 |