2)やさしい民謡講座「津軽甚句を唄い・踊ろう!」 レポート(文責:八戸うみねこ合唱団米村英代さん) |
場所 |
4F和室 |
参加 |
30余名 |
講師 |
高橋哲子氏 |
伴奏 |
後藤竹春氏(三味線) |
踊り |
後藤千万里氏(太鼓) |
実行委員会で「せっかく青森でやるんだから津軽民謡はどう?」と言ったら即「それならいい人がいる」と決まった今回の分科会でした。
短い時間で素人に唄と踊りを教えるのは大変だったと思いますが、手取り足取りで丁寧に教えてもらいました。高橋さんから「さすがうたごえの皆さん、覚えが早い」とほめられました。 |
高橋哲子さん |
津軽甚句の「唄は良いもの〜」という歌詞が良かったです。県外の人には津軽弁は難しいかなあと思ったのですが、皆一生懸命で初体験の津軽民謡と手踊りを楽しむことができました。分科会ではグループで発表しあい「よし、覚えたぞ!」と思ったのですが、夕方の「大うたごえ喫茶」で、いざ発表となったら手足バラバラで四苦八苦でした。
スタッフとして参加したのは初めて。判らない事だらけで大汗をかいた1時間半でした。参加者は35名を超える大盛況。反省は歌詞カードを事前に準備しなかったこと。始まってからコピーをしにいきご迷惑をかけてしまいました。また自分が覚えるのに夢中になってしまい参加者に気を配る余裕が無かったことです。裏方に徹すれば良かったと反省しました。
大学時代にうたごえをやっていた高橋さんが民謡歌手になったのは「小さい頃から民謡が周りに有り、歌いたかったから」と聞きました。我が子が幼いうちにもっと音楽を聞かせて育てれば良かったと思いました。 |
千万里社中の皆さん |
■津軽甚句(ドダレバヂ)■ |
1 |
唄はよいもの 仕事が出来る
話ゃ悪いもの その手が止まる |
2 |
高い山コがら 田の中見れば
見れば田の中 稲ゃ(いにゃ)よぐ萌出る |
3 |
原子(はらこ)はの木沢(じゃ)のモコ沢(じゃ)のカラス
今日も稼げど 声高ぐ鳴ぐ |
4 |
お前百まで わしゃ九十九まで
ともに手足の アリャ 動くまで |
5 |
あまり長いは 甚句が飽ぎる
ここは良いどご アリャ 中の切り………ずーっと続く |
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ぺーじとっぷ |
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ここはオラのサポートする分科会。始まる前にチームのボスであるbunママからお仕事を言いつかった。津軽甚句の歌詞をホワイトボードに書け!との仰せ、下手くそながら、お手伝いをした。現役時代は横書きonlyで、縦書きはしたことがない。めぐさかったが、これもサポーターの役目である。(>_<)
会場を見渡すと、結構男性が多い。昨年の「一陽来復」の踊りの時は90%が女性だったし、難し過ぎて男性はあっという間にdrop outで、分科会の最後、てっちゃんの歌に合わせて踊れたのは、女性のみだった。今回は民謡、講師は女性ということで、男心をくすぐったのかも知れない。
分科会の主担当bunママの開会宣言で開始。オラの喋りよりはるかにいい! 今度から「深浦のうたごえ」の司会はお任せすることにしよう。 |
後藤千万里さん |
講師の高橋さんがご挨拶。これがまた良く通るデカイ声。津軽弁を織り交ぜながらの講釈はなかなか人を引きつける。初代高橋竹山のお孫さんで、岩手大学ではきたがわてつの一年下。一緒にうたごえをやっていたと聞いた。
前半は津軽甚句の唄の練習。こぶしなど難しい点を省いて、分かりやすい指導の元、最初は遠慮がちであったが、皆さんは3回ほどでかなり大きな声を出せるようになった。そうそう、よねパパが気を利かせて津軽甚句の歌詞をcopyしてくれた。本来ならサポートのオラの仕事なんだろうけど………(よねパパに感謝!)
後半は踊り。指導者交代で「後藤++」さん。オラはここで中断。まぁー挫折といったほうが正確かもしれない。深浦の盆踊りとほとんど一緒なのだが、身体ごと忘れてしまっていた。(>_<) その点bunママの踊りは大したもんだ。第一分科会の取材から帰ってきたらキッチリ覚えて、真ん中で踊っていた。 |
しかし、暑い。みなさんとうの昔に上着を脱いでいる。講師の後藤さんも汗だくでの指導であった。踊りのお師匠さんだけあって、教え方が上手い! 時々高橋さんと三味線が曲を弾いてくれる。
最後は大きな輪になって踊ることになったが、この時の曲のテンポはこれまでの5割り増し。高橋さんの話だと、これが通常のテンポとか………。まぁー、確かに踊りに合わせるとすればこれ位と思う。歌詞5番までやったが、調子が良くてもっとやりたいくらいであった。終わって汗がドッと………。
終わりはbunママが進行。高橋さんへの質問の時間を少しとって、和気藹々の中「楽しい民謡講座」に名目を変更し、心地よい汗の中楽しく終わることができた。そうそう、三味線をやってくれた「後藤竹春」さんは、まだ独身で花婿募集中とか………。母親の千万里さんがおっしゃるには、「今だば、津軽漬ば付けてやるから、どーぞ貰ってやって下さい。」とのことでした。津軽漬と民謡のお好きな方は是非お申し込みください。(^-^)
高橋哲子さんからは、「みんな一生懸命に身体を動かして楽しそうでした」。とのお褒めのコメントを頂きました。
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3)大うたごえ喫茶作戦会議(司会者と伴奏者)………省略 |