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■ bunママに牽かれて、北海道のバスツアーに出掛けることにした。何でもナッチャン・ワールド就航記念特別ナンチャラで、格安のツアーらしい。若かりし頃、蟹族スタイルで同じようなコースを回った覚えがある。あれから、35年もの歳月が………。

■はてさて、どんな旅とどんな出逢いが待ちかまえているか、楽しみ楽しみである。


ナッチャン・ワールド(五線譜が無い)

■第1日目「6月3日(火)」
 今朝は3時起き。♪〜何ーでか? 今日から「世界遺産知床と春の花咲く北海道大周遊5日間」の旅に出掛けるためである。

 本日の行程は「青森港…ナッチャンworld…函館港−北海道昆布館−大沼公園(昼食)−昭和新山−洞爺湖−中山峠−定山渓温泉」(約260km)。

 6時チョイ過ぎ青森着。ターミナルで時間を過ごす。しかし、6:30を過ぎてもそれらしき人々の姿無し。聞いたら、別の建物だと。それも、今年の4月に立てたばっかりとか………。深浦の人間が分かるわけながんべ!
 ありましたありました。ガラス張りのターミナルが。入ったらバスツアーの皆さんで一杯。結局、集合ギリギリのお時間となってしまいました。

新ターミナル・ビル
 ナッチャン・ワールドは高速フェリーの新造船だ。今までのフェリーに較べて、かなりデカイ。青森−函館を通常4時間のところ2時間で到着できるとか………。乗船。はぁー………、もっと混んでるかと思ったら、乗客はバスツアーご一行様だけでした。
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ナッチャン・ワールド(船内)
 こんなんで大丈夫なんですかね??? どこもかしこも真新しい。あっちをウロウロこっちをウロウロ。しかし速い!! 

 あっという間に青森港が消え、仏ヶ浦が見えたと思ったら、真ん中でナッチャン・レラとすれ違う。見えたかと思ったらすぐに視界から消え去った。とにかく速い!!

 函館着。ブルーバスというのに乗り換えて、函館港を出発。北海道昆布館に寄る。昆布が山ほど売られている店だったが、さすが誰もお土産を買う人はいなかったようだ。

 大沼公園着。ここで昼飯だ。大沼公園は小学校の修学旅行以来。昭和新山と洞爺湖は蟹族(35年前?)以来かな???  

大沼公園その1

大沼公演その2
 昭和新山着。ここには昭和新山の博物館があって、覗き見をしてきた。それによると、この山は個人の所有物なんだとか。
 郵便局の局長さんをやっていた方が、硫黄採掘などで貴重な資源が台無しにならないようにと、購入したものということだった。麦畑からむくむくと盛り上がった火山は、世界に一個ということだった。

 洞爺湖界隈(かなり遠くまで)のサミット態勢はかなりきびしい。道内のナンバー(特にバス)はstopをかけられないものの、他県ナンバーはことごとく止められて、かなり厳しくチェックされてるみたいです。

 サミットの行われるホテルは山の上にある、バカデカイ奴だが、アクセス道路が一本!ということで、OKがでたようです。

昭和新山
 TVでは、地元のサミット特需を放送してました。警察の車のガソリンから、昼食の出前まで、観光端境期にあって、ウハウハ特需のようです。
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 お泊まりは「定山渓グランドホテル瑞苑」。夕飯はバイキング。「お飲み物は?」と聞くので「生ビール!」と言ったら、縷々説明。要するに、生ビールを2回飲むジェンコ+150円で、60分間のみ放題!なんだそーだ。こーいう計算には、いたく弱い方なので結局のみ放題。食って呑んで食って呑んで………。が、どっちも入るのは「腹」、解毒は「肝臓」。頭は「欲たがれ」で、呑めもしないのにお代わり。ワインに清酒、ウイスキーにビールと来た日ニャー、待ってるのは悪酔いゲロゲロ。結局、何食べたんだかは記憶の外!でした。
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■第2日目「6月4日(水)」
 起きたが二日酔いで頭が痛い。朝風呂に入って何とかしのいだ。朝飯もバイキング。昨夜の反省もあり、必要最小限で押さえることにした。納豆に梅干し、加えて海苔。漬け物にシシャモを一匹。まぁー、これで充分である。

 見渡すと、皆さん、そーでもないんですな。大皿にタップリと………、オラのお皿は零細企業ちゅーとこです。朝から、あんなに食ってメタボは大丈夫かしらん???と思う程。ちなみに、オラが食ったのは出されていた中の「5/23」でした。
 さて、本日の行程は「ホテル−札幌(車窓)−日高ウェスタンファーム−日勝峠−清水ドライブイン(昼食)−ナイタイ高原牧場−あしょろ庵−阿寒湖温泉」。(約340km)

ナイタイ牧場1
 札幌は「ヨサコイソーラン祭」で、出場の方々が衣装をまとって、たむろしてましたなぁー。青森の花吹雪櫻嵐…とかいうヨサコイソーラン組が、昨年は入賞とか………。

 よう分からんうちに時計台を見て、あっという間に札幌を過ぎた。今日の行程は蟹族では経験していない。

 ナイタイ高原牧場着。ここに至るまで延々平野を………。駐車場から見たが、ただただ草っぱらが見渡す限り続いているだけ。さすが北海道と思わせる風景であった。

 が、肝心のベゴ(牛)はほとんど見えなかった。お土産店が一軒だけあって、名物がアイスクリームとか………。んー、コースに入ってる意味が分からん。

ナイタイ牧場2(どこまで行っても草ばっか………)
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ナイタイ牧場3

あしょろ庵(つる千春)
 次の、あしょろ庵は松山千春のケヤグがやってる店で、おハゲの千春(看板)がお出迎え。ミーハーにつき、写真を撮ってしまった。髪のあったころは(e)がったんだけどね。結局、お店はのぞかなかった。
 お泊まりは「ホテル御前水」。お時間にてお風呂を男女入れ替え。オラは男女同じかなと思っていたが、殿と姫。これがジェンジェーン違う。オラが最初に入った露天風呂は垣根格子の、格子に目をくっつけないと外が見えない露天風呂。あとで入った風呂(そん時の姫湯)は通常の風呂が二部屋。加えて露天風呂。この露天風呂が屋根無し仕切り無しのホンマモンの露天風呂でした。

どーです、この勇姿!(似合ってるでしょ!)
 夜8:10。この時間は「アイヌコタン千本松明(6/1から開催)」の出発time。bunママと二人で7:45から玄関で待っていました。7:55館内放送。8:00に参加者が集合。8:05、先導役をお客さんから任命。これって「誰かやりませんかぁー」だけです。オラとしては「えェぃ、この際だ!」と名乗り出たら約1名で、あっさり先導役に………。
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 赤い羽織と鉢巻(マタンプシ)を身につけ………。こーやってると、どっかでやったことのあるような??? ホテルのお客を引き連れて歩くこと10分、アイヌコタンに到着。お役目ごくろう!ということで、ここからはアイヌの皆さんが主役だ。
 オラとしては、赤いおベベと鉢巻が欲しかったのだが、ホテルのあんちゃんは「お仕事用ですから…」と、身も蓋もなく断られて………。結局getならず。
 鉢巻(マタンプシ)は欲しかったんでお店を覗いたら、3000円。まぁーよかんべと買いましたが、その上着です。「いいねぇー」と思ったら約20万でしたので、であきらめです。お店のオバさんが、着るだけはOKということで、記念撮影だけはできました。刺繍なのでやたらに重かった。その後は、アイヌと言われている皆さんの、民族芸能をタップリと楽しみました。んでも、寒みがったーぃ!
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