兒島高徳(Em)
昭和小学唱歌5年生(昭和10年)

作詞
作曲
作者不詳


(みち)に 帝を迎へんと
嶮しき山路 ふみわけて
舟坂山に 杉坂に
  ■車駕(みくるま)追へど 影もなし

すでに帝は 院庄
假のやどりに 着き給ふ
眞心燃ゆる 高徳の
  ■いかでそのまま 歸るべき

(やみ)に紛れて 庭に入り
櫻の幹を 削りつつ
  ■記(しる)すは十字の詩の文字(もんじ)

天下亂れて 危(あやふ)きも
忠臣失せじ ここにあり
龍顔(りゅうがん)いとも うるはしく
  ■文字(もじ)の心を 解き給ふ

●同名異曲: 尋常小學6(大正03) 昭和唱歌5(昭和10)

歌詞:13/11/11/midi:13/12/12-16/02/14/おけらの唱歌