荒城の月(Bm)
戦後 中等音楽(一)/昭22年

作詞
作曲
土井 晩翠
滝 廉太郎


春高楼(はるこうろう)の 花の宴(えん)
めぐる盃(さかづき) かげさして
千代(ちよ)の松が枝(え) わけいでし
  ■むかしの光 いま何處(いずこ)

秋陣営(あきじんえい)の 霜(しも)の色
鳴き行く雁(かり)の 数見せて
(う)うるつるぎに 照(て)りそひし
  ■むかしの光 いまいづこ

今荒城の よはの月
(かわ)らぬ光 たがためぞ
(かき)に残るは ただかつら
  ■松に歌ふは ただあらし

天上影(てんじょうかげ)は 替(かわ)らねど
栄枯(えいこ)は移(うつ)る 世の姿
(うつ)さんとてか 今もなほ
  ■嗚呼(ああ)荒城の 夜半(よは)の月

中学唱歌(明34) 新尋常小(昭10) 中学1年(昭22) おけら歌集「か行」


歌詞:08/03/16/midi:18/12/05/楽譜:bunbun(2018/12/06)おけらの唱歌