瀬戸内海(F)
新尋常小学6/昭07


作詞
作曲
作者不詳


凪よく 潮よく 空さへ晴れて
うれしや 鏡と 靜けき船路
鳴戸を越えくる 波もものかは
小豆の浦々 屋島の山影
  ■見る見る迫り來 左に右に

崎行き 島行き 盡きせぬ眺(ながめ)
麓の家々 緑の木立
(みぎは)に影して 眠るもをかし
往來(ゆきき)の白帆の 消え行く彼方に
  ■遥かに拝むや 阿伏兎(あぶと)の社

(いさり)のかがりか 人住む里か
波間にまたたく 灯影(ほかげ)を見れば
思ははるけし 遠方(をち)の宮島
黄金のあや織る 月影くだきて
  ■進むもたのしや 瀬戸の船旅

●同名異曲: 尋常小6(明治38) 大正少年11(昭和03) 小学新唱歌(昭和07)
新尋常6(昭和07) 新訂尋常6(昭和08) 昭和唱歌6(昭和10)

歌詞:11/05/24/midi:12/03/30-16/02/08/おけらの唱歌