朝（Ｄ）
中等音楽教科書１（北村）／明治41年
作詞
作曲
作者不詳
１
草葉の露を ふみわけて
木こりは山に 登り行く
うれしき朝よ 樂しき朝よ
■曇らぬ日影は 高嶺より
３
我等もいざや 學校に
到りて今日の 稽古せむ
うれしき朝よ 樂しき朝よ
■唱歌の聲は はやあれに
２
小牛を曳いて 草刈に
農夫は野邊に 急ぎ行く
うれしき朝よ 樂しき朝よ
■雀の歌は遠近
（おちこち）
に
●同名異曲：
小学唱歌５（明治26）
中等唱歌１（明治41）
昭和唱歌（昭和10）
国民歌謡（昭和11）
歌詞：11/05/30／ｍｉｄｉ：11/08/29-13/01/03／おけらの唱歌
■説示と設問■
●説示
同度の二音間に渉れる弧線を帯（たい）といひ、二符の音長を結合し、之を一個と見倣（な）して歌ふべきを示すものなり。（當曲の末段に於ける帯は、歌詞第二章及び第三章に於いて其効用をなす。）
