豊太閤(E)
中学唱歌/明治34年

作詞
作曲
作者不詳
ドイツ民謡


戦へば勝ち 攻むれば取る
(わずか)に数年 天下(てんか)を一統(いっとう)
  布衣(ほい)より起(おこ)りて 四界を治(をさ)
  御門(みかど)の震襟(しんきん) 初めて安(やす)
国家の隆盛 是(これ)より興(おこ)
(たぐひ)無き知恵 比類(ひるい)なき武勇(ぶゆう)
  ■涙のいにしへ
  ■嗚呼(ああ)人なるか 嗚呼神なるか
  ■涙のいにしへ嗚呼太閤 豊太閤(ほうたいこう)
●作曲:滝廉太郎の説あり。
中学唱歌(明34) 中学唱歌(昭04)
万里を隔(へだ)つる 外国(とつくに)なるも
傲慢無礼(ごうまんぶれい)の 振舞あらば
  討ちて懲(こら)らして 降参(こうさん)せしむ
  何より重きは 国家の名誉
(ふる)ひに振(ふる)ひし 日本の国威(こくい)
輝き揚(あが)りし 皇国(みくに)の国旗
  ■涙のいにしへ 嗚呼 ……ref……

太閤いづれば 日本(にほん)は狭し
世界に示せる 無類の功(いさをし)
  万里の果まで 聞こゆる誉(ほま)
  皇国(みくに)の名声 彼れ故(ゆえ)高し
日本(にっぽん)男児(だんじ)の 誠の鑑(かがみ)
日本(やまと)魂 斯(か)くこそあれよ
  ■涙のいにしへ 嗚呼……ref……

●同名異曲: 中学唱歌(明治34) 新訂教育4(明治39)
中学唱歌2(明治43)

歌詞:08/03/16/midi:09/10/02-12/12/24/おけらの唱歌