霜の旦(あした)【Bbm】

詞曲
訳詞
ボヘミア民謡
旗野十一郎


鐘の音寒く 窓の破戸(やれど)たたき
  ■明るく空 白々(しろじろ)と 見し夢も忘れ
  ■起き心地 爽やけき 初霜の旦(あした)

暁の軒に すずめ早く語り
  ■散りしげる 紅葉(もみじば)に 冬の様(さま)見せて
  ■忘れ庭も清らけき 初霜の旦(あした)

▼僧院の庭(詞:吉丸一昌)
啼く鳥は 遠き寺の庭の前は
  ■枝を葉を 洩れて射す 斑陽(まだらび)の蔭に
  ■ふと見るや かげろうの もつれゆくみだれ

●同名異曲: 霜の旦(明治2x) 僧院の庭(大正04)


新おけら歌集(07/02/13)青年歌集4 / 楽譜:bunbun(2014/09)