■器楽曲にも編曲されて親しまれているこの曲は、母思いであったドボルザークの名曲で、7曲から成る歌曲集『ジプシーの歌』の第4曲である。簡素な中に哀愁の漂う旋律は、たぶんジプシーの民謡から採ったものであろう。
▼歌曲集。『ジプシーの歌』は、チェコの詩人アドルフ・ヘイドュクが綴った詩にドヴォルザークが曲をつけたもの。
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■ドヴォルザークの作品55「ジプシー歌曲集」(Ciganske melodie)■ |
1・私の歌が鳴り響く
2・さあ聞けよトライアングルを
3・森は静かに
4・我が母の教えたまいし歌 |
5・弦の調子を合わせて
6・軽い亜麻の服を着て
7・鷹は自由に |
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