母が教え給いし歌【Bb】

作詞
作曲
訳詞
ヘイドュク
ドボルザーク
堀内敬三


母がわたしに この歌を
教えてくれた 昔の日
  ■母は涙を 浮かべていた


今は私が この歌を
子どもに教える ときとなり
  ■私の目から 涙があふれ落ちる




新おけら歌集(13/05/10) 高校音楽(S38) / 楽譜:ビーさん(2013/07)

■器楽曲にも編曲されて親しまれているこの曲は、母思いであったドボルザークの名曲で、7曲から成る歌曲集『ジプシーの歌』の第4曲である。簡素な中に哀愁の漂う旋律は、たぶんジプシーの民謡から採ったものであろう。
▼歌曲集。『ジプシーの歌』は、チェコの詩人アドルフ・ヘイドュクが綴った詩にドヴォルザークが曲をつけたもの。

■ドヴォルザークの作品55「ジプシー歌曲集」(Ciganske melodie)■
1・私の歌が鳴り響く
2・さあ聞けよトライアングルを
3・森は静かに
4・我が母の教えたまいし歌
 5・弦の調子を合わせて
 6・軽い亜麻の服を着て
 7・鷹は自由に