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■今年のうたごえ交流会は岩手県である。その次、つまり2006年は青森県の順番だというが、現在の状況ではとてもやれそうにない。

■そんな悩みを携えつつ、岩手県の繋温泉を会場に行われた「東北のうたごえ交流会in岩手」に参加してきた。
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第1日目「6月18日(土)」
■ 開会セレモニー事前

ヤマボウシ
 本日は少々早めに起床した。深浦から弘前まで1時間半、弘前−盛岡間は高速にのって、約2時間ちょいの行程である。弘前−盛岡間の高速バスは人気路線らしい。

 今日のためにタイヤを新品に取り替えた。車がデカイので結構な出費であった。ところがだ、高速に入って間もなくハンドルのブレに気が付いた。ホールバランスの取り方が悪かったのだろう。一旦気が付くと気になって仕方がない。おまけに後ろのタヤハウスに何かぶつかってかなり大きな音がした。ますます不安になってきた。仕方がないので花輪PAに寄った。

 まぁー、ド素人だがオラの目から見て異常はなさそうだ。タイヤも熱くなっていない。PAで小休止してから盛岡へ向かうことにした。

 ハンドルは相変わらずブレる。我慢しかない。(>_<) インターがどこだったか忘れたが、多分盛岡インターだろうということで降りた。正解であった。えーっと、田沢湖へ抜ける秋田道を真っ直ぐ行って、盛岡手作り村方向に左折して………。

 御所湖が見え、長い橋の向こう側が「繋温泉」であった。bunママに目的の場所を聞いたが「分からん!」とつれないご返事。確か「コスモス」か「ひまわり」だったと思い、デカイ案内板をみたら、しっかり「ひまわり荘」があった。本日の目的地である。

ひまわり荘(玄関)
 ひまわり荘の看板に「東北うたごえ交流会」の文字があり、安心した。

 駐車場は2カ所だが、あまり広くない。参加の予定者が100名を越えたの連絡だったので、早めに来た甲斐があった。それにしても、昼飯前の時間帯である。深浦から同じ県内の八戸までは約5時間だから、盛岡の方が近い。(>_<)

 当然だが、受付は机だけ。盛岡合唱団の澤田さん(今回の事務局長)と会ったので、ご挨拶をしたら皆さんは5Fで作業中とか。何かお手伝いでもとそちらに行ったら、20名を越える方々がいたので、お手伝いは不必要らしい。今回の主担当、高屋さんにご挨拶をし、温泉街をぶらつくことにした。
猫石(東側) ぺーじとっぷ  
 6月のはじめの仙台でも咲いていたが、ここもヤマボウシが盛りである。この花は大体が崖の中腹に位置するので、撮影はなかなか大変である。まぁー、このカメラでは無理だろう。

 その下にドデカイ石が飾られていた。猫石というのだそうで、昔は温泉の入口にこの5倍も大きい猫形の大石があり、お客を呼ぶ「招き猫」云々と書いてあった。
 一回りした感じ、ここは以外にこじんまりした温泉街である。御所湖に出るともう何も無かった。途中の家々にはいろんな花があった。一番ビックリしたのはクマガイソウである。ドサッと大胆に植え込まれていた。花が終わっていたのは残念だった
 食事とコーヒータイムを取り、ユックリひまわり荘に戻った。まだ受付には間があり、相変わらず誰も来ていない。


■呼び込みうたう会(受付13:00−開会)■■ ぺーじとっぷ
 受付が始まり、次第に参加者が増えてきた。てっちゃんも大きなギターケースを持参したし、小林さんは重そうなキーボードを抱え、夏向きに下駄履きで現れた。かなり人目を引いたと思う。米村さん達も姿を見せた。お二人で、現地集合+現地解散ということらしい。昨年は小坂さんも見えていたが、都合がつかなかったらしい。山形も福島も宮城もも見えた。秋田合唱団はまだ来ない。
 青森から5人の参加という名簿だったが、一人だけ分からない。米村さんに聞いたら「多分………」という話で、あとで紹介して貰うことにした。

 あはは、それやこれやで「呼び込み歌う会」はあんまし真面目に歌っていませんでした。進行役の方には申し訳ないことをしてしまいました。この場を借りてお詫び致します。 <(_ _)>


■オープニング・セレモニー(14:00)■■

地元歓迎合唱(指揮:高屋さん)

 受付からズーッと続いていた「呼び込み歌う会」に引き続き、午後2時過ぎから、2005東北のうたごえ交流会が始まった。場所は5階の「研修室」。

 みなさん、かなり声を出してリラックスした感じになっている。まずは開催県を代表して岩手県のうたごえ協議会会長の高屋修さん(サークルひろば)のご挨拶があった。
 続いて、地元歓迎合唱が始まった。伴奏はご存じ小林さん。岩手の皆さん、準備から合唱練習から、本当にご苦労さまでした。

ぺーじとっぷ 高屋さんのご挨拶

NO 場所 ■参加団体・サークル■ 参加数
1 青森 うたごえサークルおけら (1+1)
2 八戸うみねこ合唱団 (1+1)
3 青森音楽センター (1+0)
4 秋田 秋田合唱団 (6+9)
5 岩手 うたごえサークルひろば (3+6)
6 盛岡合唱団 (2+4)
7 一関うたごえセンターめろでぃ (1+5)
8 滝沢ぞうれっしゃ合唱団 (0+4)
9 医療のうたごえ (0+1)
10 宮城 D51合唱団 (9+0)
11 仙台合唱団 (2+4)
12 みやぎ紫金草合唱団 (1+4)
13 しばた協同クリニック健康まつり合唱団 (1+2)
14 古川つくしんぼ (2+4)
15 セデス (0+1)
16 無所属 (0+1)
17 福島 福島うたごえ協議会 (2+3)
18 郡山合唱団 (1+0)
19 山形 山形センター合唱団 (5+6)
20 東京 小沢さん(日本のうたごえ全国協議会) (1+0)
* 子供 宮城+山形 (3+2)
* 講師 きたがわてつさん・小林康浩さん・壬生さん (2+1)
 


■分科会(14:30)■■ ぺーじとっぷ

1)てっちゃんと歌おう・踊ろう・語ろう
場所 5F研修室
参加 男9名・女18名
講師 きたがわてつ

 八戸から参加の米村さん達と、この分科会に参加した。開会セレモニーと同じ場所だが、踊り用に前の椅子が片づけられていた。参加者は++人。てっちゃんこときたがわてつさんが歌とギター、脇を固めているのが何でも屋の高屋さんだ。

 踊りのお師匠さんは埼玉の「壬生」さん。小柄ながら引き締まった体つきの方である。練習曲は「一陽来復」。中国語で「イー・ヤン・ライ・フー」と言うのだそうで、てっちゃんの歌に観客が応える掛け合いの歌で、なかなかいい感じの曲である。
イー・ヤン・ライ・フー
 壬生師匠の指導もこの「イー・ヤン・ライ・フー」から始まった。これくらいだったら、オラでもチャンチャラである。が、これはほんの序の口であった。どんどんパターンが変化し、我が青森一陽来復組は三段目下位あたりで、ドロップuotしてしまった。(>_<)
 お師匠の壬生さんは、わざわざ出向いて来るだけあって、踊りに「表情」がある。手話もそうだが、よほどその事に対して造詣というか余裕がないと物まねになって、表情までは表現できない。壬生さんの踊りを見ると、オラ達の踊りや手話は「カタコト」程度もないのかも知れない。(>_<)

 お師匠さんは、自信がないとは言い(確かに、てっちゃんに指摘されていたけど)つつも、しっかり時分の物にしているので、踊りが光って見える。

 おとなり秋田の花笠踊り組はさすがで、しっかりくっついていっている。大したもんだ。まぁー、ここは肉体的なもの+年齢的なものの違いと、自分を納得させるしかあるまい。
ぺーじとっぷ  
 覚えきった10数名の皆さんは、オラ達は「イー・ヤン・ライ・フー」の掛け合いだけでもと、大声を出す中、てっちゃんの歌に合わせて最後まで踊りきった。てっちゃんも壬生師匠も絶賛のうちに分科会は幕を閉じた。



2)楽しい合唱「なんでもありっすか」 レポート(文責:秋田合唱団ミーナさん)

場所 5F和室
参加 男9名・女18名
講師 小林康浩

 まず講師より、「斉唱・合唱………何が違うか感じましょう。」ということから、始まった。

@ 陽気に行こう:
  メロディを覚え、パート練習をして合わせる。半分ずつコーラスして聞き合う。
 講師:
 20人一緒に歌う方が、ボリュームが出るように思うが、バラバラになった方が深みが出て、ボリュームが強くなったように感じる。
A ぐみの木
  メロディを覚え、パート練習をして合わせる。半分ずつコーラスして聞き合う。
 講師:言葉の持っている表情をハーモニーが強調してくれる。言葉の中に入り込める。

B 童神 /C 黄金の花
 講師:
 言葉に添ったハーモニーを付けてあげるのが、自然で美しい。

 感想:(ミーナさん)
 先生の軽妙なお話に、コーラスも楽しく進み、あっという間に1時間半が過ぎました。とても楽しかったです。
ぺーじとっぷ  

3)創作交流会「その時歌が生まれる」 レポート(文責:秋田合唱団エグさん)

場所 4F宿泊室
参加 男8名・女0名
講師 なし

 参加者は8人と少なかったのですが、文書、楽譜での参加者、創作曲のCDでの参加者もあり、創作への意欲があふれた分科会となりました。

 今年も「東北のうたごえ創作ネットワーク」より、2005年度版の創作歌集が出来上がり、各参加者が歌集の中から、あるいは別の楽譜を持参したりして創作曲を発表しました。 また、それぞれの参加者の、創作に対する思いや悩みを話し合いました。
 みんなそれぞれ各県で熱心に創作に取り組んでおり、名曲がたくさん出来ています。
 しかし、残念ながら継続して歌われずに、忘れ去られてしまっている曲もあります。曲を作り、作るだけではなく歌う場を作り普及していく、そのような活動を続けていこうと決意を新たにできた、有意義な分科会となりました。

 最後に、最年少参加者の仙台の「薮田」君が、江ノ島での創作講習会へ東北唯一の参加者として出席すると言う事で、頑張ってきて欲しいとエールを送り、熱い想いの中で終了しました。
●エグさんからの創作交流会レポート前文●(2005年6月20日 22:01) 
 こんばんは、bunbunさん。
 東北交流会は、御苦労様でした。疲れは取れましたでしょうか? 今日は秋田合唱団はレッスンが休みなのですが、ミーナさんとビーさんと私の3人でワンコインコンサートの練習をしてきました。これが結構楽しいのです。
 ところで、依頼されました分科会(創作交流会)のレポートを送ります。
 

各県びっくり!何でもコンサート(16:00)■■ ぺーじとっぷ

サークルひろば(岩手県)
 びっくり………とは言え、まぁー各県の現状報告ということのようだ。青森県にも割り当てが来ると思い、米村さんとbunママに選曲をお願いしたら「たんぽぽ」ということであった。青森音楽センターの大平さんも特別参加してくれることになった。大平さんとはお初の出逢いである。

 分科会の前に米村さんに「この方は???」と聞いたら、後ろでCDやら楽譜やらを並べている方だろうと………。米村さんが聞きに行ったら案の定で、紹介して貰った。

 今回の参加は少々おっくうだった。何故かと言えば、順番で言うと2006年は青森県の順番だからである。青森県内のうたごえ事情は昨年の秋田での交流会の時と変わっていない。

 あれから、お手紙を何回か出したのだが、全くの梨のつぶてサッパリ分からないのである。どー考えても出来そうに無いので、今回はお断りのつもり参加している。
 そんな状況を大平さんに話し、できれば、青森県内のうたごえ事情の把握方をお願いした。

 おっと、閑話休題だ!
ぺーじとっぷ 司会:パートタイムのお二人
 司会の高屋さんと奥さまのユニット「パートタイム」の演奏が何曲か………。厚子さんの声は透明感があって伸びやかで、聞いている人の気分を落ち着かせてくれる。 
 高屋さんは楽器と名の付く物は何でもこなす感じで、かつそれぞれがセミプロ級の技量である。厚子さんの声といい、高屋さんの楽器といい、どうも「うたごえ」だけでは無い感じがする………。

うたごえ交流会に参加の皆さん1
一関うたごえセンターめろでぃ 盛岡合唱団
秋田合唱団

 高屋さんが「青森はどーする???」というので、アコ伴奏をお願いしておいた。
 各県とも三部やら四部の合唱でハーモニーを聞かせてくれる。まぁー、中には斉唱の方がいいべか???と思うようなのもあったが………。

 オラ達(サークルおけらとうみねこ合唱団)の番では、もっぱらおけらの紹介をしてしまった。(>_<)
 5月の「唐土久美子ライブin深浦」の成功の話を紹介し、高屋さんのアコ伴奏をしてもらって、いい気分で「たんぽぽ」を歌い終えた。
青森県合同 ぺーじとっぷ  
うたごえ交流会に参加の皆さん2 福島うたごえ協議会
山形センター合唱団

 さすが宮城県は人数が多い。サークルや合唱団がたくさん紹介された。で、気が付いたのだが約1名足りない。昨年の秋田で仰天したD51合唱団の大将がいない。後で聞いたら、定年退職とか………。団長さんのお話だと腰が痛くて今回はパスしたとのことであった。団には在籍しているようで、来年はあの馬力が復活するのだろう。期待半分やれやれ半分である。

宮城県合同

 話がそれた。宮城県では「人間のうた」を演奏してくれたが、やはり大人数の合唱は迫力があってよろしい。伴奏は小林さん。そー言えばずーっと弾きっぱなしである。すごい馬力の持ち主だ。近年、あちこちから指揮や編曲のお話があり、とてもお忙しいと聞いた。

 感動と喜び、そして明日への希望をお互いに交換しつつ、それぞれの思いを込めた「各県びっくり!何でもコンサート」は終了した。


夕食交流会+序の口うたう会(18:00)■■ ぺーじとっぷ

 ロビーでいろいろ話をしているうちに、風呂に入る時間もなく夕食が始まった。夕食会場は5Fの和室大広間。100人分のお膳がズラリは見事な物である。我々はほとんど真ん中に陣取った。ビール付きなので内輪で早速「乾杯!」だ。料理も美味しそうである。

 幹事の方が出てきて何ちゃらの注意事項を述べたが、ビーさんは物の見事にその反対をやらかして、ちょっとしたパプニングである。
 この器の発想(蓋に汁を入れる)はいいのだが、大方の人は蓋をひっくり返して置くので、当然中身はお膳の上か膝の上にザーッとこぼれることになる。とまぁー、出だしから大騒ぎである。

 小沢久日本のうたごえ協議会事務局長の音頭で、全員の「乾杯!」。秋田の皆さんとご一緒なので、あーだこーだと話に花が咲き、ビールのピッチも早くなる。ようようホロよい気分になる。舞台の上には楽器がゴソッと並び、序の口歌う会ということで、いろんな催しをやってくれている。

 ただ、ここら辺は、お話に夢中で舞台の方を向いている暇がなかったので、あんまり記憶がない。誰かここら辺のシーンを教えて頂きたい。


■きたがわてつミニコンサート(19:00)■■ ぺーじとっぷ

まつり(踊り付き:中央は壬生さん)

 大広間の入口で、てっちゃんがギターの準備をしていた。聞くと、この夕食会場で「きたがわてつミニコンサート」をやるとのことで、本人、やや渋めの顔つきであった。

 てっちゃんのミニコンサートが始まった。踊り用に前のお膳はきれいに片づいている。伴奏はキーボード小林さん。てっちゃんとは録音仲間らしい。ギター+マンドリン+バンジョウ等が高屋さん。
 開口一番、うたごえとの馴れ初めの語りである。てっちゃんと伴奏の高屋さんは岩手大学の先輩後輩。それなりのお歳なのでかなり古い話となる。

 高屋さんがてっちゃんの一年先輩。てっちゃんは入学当初う、うたごえの「うの字」も知らないポッと出のおぼっちゃまだったらしく、うたごえサークルに関しては「やたら元気なサークル………」というのと「とても俺にはついて行けない………」だったらしいのだが、何故か大学のサークルに足を突っ込む事になったようある。

 で、その時に付いた渾名が「ヨタロウ」。本人は嫌で嫌でしょうが無かったが、そのうち呼ばれる返事をするようになったとか………。
ボッチとヨタロウ ぺーじとっぷ  

 生活習慣病の恐ろしきとこではある。しかし「ヨタロウ」とは………、思わず笑ってしまった。当時のてっちゃんにピッタンコだったんだと思う。ちなみに高屋さんのは「ボッチ」というのだそうで、これは何となく分かるような雰囲気である。

 本格的にうたごえに目覚めたのは20歳の時の入院が切っ掛けだったらしい。
 などなど、歌の合間に楽しいおかしい面白いエピソードをふんだんに取り入れ、てっちゃんの人柄がよく出ている。

 オラにはアクシデントがあった。「各県びっくり!何でもコンサート」の折り、カメラの電池が切れたので単三を8本も買ったのだが、取り替えて10枚も撮っただろうか、もう電池切れである。この分では今夜持ちそうもない………。

 秋田のヤブさんが同じカメラなので「もしや、充電器を………」と尋ねたら「持ってる!」とのこと。部屋の戻って二人でバタバタと………。どーも日頃のダラダラ生活がいろいろと影響を及ぼし始めたらしい。(>_<)
 この件に関し、ヤブさんには大変ご迷惑をおかけした。まぁー、お陰でバシャバシャ撮りまくれました。この場を借りて感謝申し上げます。

 歌あり楽しいシャベリあり、かつ踊りまで加わった楽しいコンサートであった。
 この後9時まで、「飛び入りパフォーマンス」が引き続いておこなわれた。
うっとり(その1)
うっとり(その2)


飛び入りパフォーマンス(20:00−21:00)■■ ぺーじとっぷ

小沢事務局長と壬生さん 山形の皆さんと…
D51合唱団


とことんうたう会(22:00-23:00)■■ ぺーじとっぷ

 5F大広間でのコンサートというか発表会というか、思い切りの大騒ぎはホテルとのお約束で夜9時でおしまい。その後、ブリッジという店を借り切って「とことん歌う会」をやることになっている。もちろんオプションである。

 大広間から部屋に戻ると、ビーさんとヤブさんは着替えていた。これ以上「とことん」やると翌日持たないので、「とことん歌う会」は不参加とのことであった。マンタロウくんはやる気満々である。

 秋田の皆さんはほとんど参加のようだし、bunママと米村ご夫妻も歌い足らなそうである。もっとも、夕食会場ではもっぱら聞き役に相務め、ほどんど歌っていない。あんまし他人の発表ばかりだと、カラオケ大会と大した違いはない。カラオケのお義理拍手には辟易する。
 とことん会場までは徒歩5−6分。途中、サークルひろば(岩手)の岩本さんと一緒になったが、なんと!神野kazuさんと大学で同級生だっとか………。オラのHPにもちょくちょくいらしてくださっているとのことで、世の中広いような狭いようなで、大変ビックリした。

 彼は同じサークルの「トニー」さんといつも一緒だ。トニーさんは歌はもちろん、ギターもガンガン弾くので、お話をするまでは目の不自由な方だとは思ってもみなかった。岩本さんはトニーさんを徹底してサポートしていた。

 会場は昼に入ったレストラン?の2Fであった。かなりな音量も「可」とのことで皆さん大張り切りである。席はほとんど埋まっていて、オラとbunママは岩本さん達と同席した。
岩本さん(サークルひろば)
小林さん(キーボード) とことん歌う会(その1)
ぺーじとっぷ  

 もう最初からリクエストのオンパレードで、当然のようにリクエストした方がオン・マイクである。伴奏はキーボードが小林さん。加えて、あちこちでギターやらアコーディオンが鳴り響く。
 会費は1000円ポッキリであったが、どこから出てくるのかビールやらおつまみやらが切れることなくテーブルに配られる。そー言えば、八戸の土産(米村さんの心づくし)はどーなったのだろ??? 結局食えなかった。

 とにかく、とっかえひっかえの歌としゃべりで、今まさに二階が落ちそうなくらいの大にぎわい状態となった。そうこうしているうちに、秋田合唱団というか秋田舞踊団というか………が、踊り始める。さっきも書いたがビーさんに言わせると「東北一」だとか。まぁー身びいきの分を差し引いても、そーかも知れない。

秋田合唱団(踊り付き)+木村さん

 D51合唱団がオン・マイクとなったので、夕食会では歌って貰えなかった「俺達のシルクロード」を歌ってもらった。やはり自分たちの持ち歌ということだろう、4人だったが素晴らしい迫力であった。やっぱり男声合唱はgoo−である。

 D51合唱団の団長の高橋さんとお話をした。この前の神戸でのJR事故をふまえて、現JRの労働環境やら労組などの話をうかがった。いずこも労使関係は大変な状況だと、つくづく感じた。話してる最中に、ノリノリのbunママもとうとうオン・マイク。ドンチャン騒ぎ中とは言え、堂々と歌い切るのは大した度胸である。

 歌あり、踊りあり、シャベリあり、そしてカンパ?ありの混沌とした状況がしばらく続き、「とことん歌う会」は終了した。
bunママと小林さん
D51合唱団の猛者 古川つくしんぼ
 HOTELに帰ると、ビーさん達はとっくに夢の中であった。風呂は24時間と言うことであったが、これから入る気はしないので、就寝前の一服ということにした。

 ロビーの先客はアコさん。この方は秋田合唱団の常任指揮者だ。これまでサークルおけらでも、いろいろとお世話になっている方だ。うたごえ喫茶はお話をいたり伺ったりする時間が、ほとんどと言っていいほど無い。(>_<) ありそうで皆無なのである。アコさんとはうたごえの事やら団のこと、合唱のことなどなど、いろんなお話ができた。

 そうこうしてうちに、岩手の高屋さんや澤田さんがブラリと出現し、お話に加わってくれた。高屋さんとはメールのやり取りはあっても「直」のお話はほとんどしていないので、またまた話が盛り上がった。

 高屋さんのユニット名が何故「パートタイム」かを絡めて、高屋さんのうたごえにかける情熱的なお話をうかがった。パートタイムの前身は「フリータイム」というのだそうで、これは「てっちゃん」の伴奏などをしていたグループなんだそーだが、やんごとなき由あって解散したようである。んで、現在奥さまの厚子さんと組んでいるユニットが「フリータイム」の一部分なので「パートタイム」と………。
 オラは初めて聞いた時に妙なネーミングと思っていたが、これで謎が氷解したし、高屋さんが何でも屋であるいきさつも納得できた。

 部屋に戻るとマンタロウくんが大きな音を出していたが、ビーさんもヤブさんも白河夜船。オラもわんつか悩まされたが、いい気分で寝入ったようである。



第2日目「6月19日(日)」
各県代表者会議(08:15)■■ ぺーじとっぷ


 朝食は7時から。昨夜は結構遅くまで話し込んでいた割には早めに目が覚めた。朝めし前に一風呂浴びることにした。昨年の秋田ではすずききよしさんと朝風呂で一緒になり、一時間以上もお話を伺ってフラフラになって大変だった。

 ここのお湯は澄んでいて透明である。舐めてみたが味も無し。繋温泉全体がこうなのかは分からないが、ただの沸かし湯のような温泉であった。

 朝食会場は2F食堂。もちろんバイキング。bunママや米村さんと丁度良く合流できた。食欲はそれなりにある。昨夜ご一緒した岩本さんともご挨拶を交わす。昨日と同じようにトニーさんに付きっきりでお世話をしていた。

 今日の予定は合掌練習がmainで、開始は9時ちょっと前。朝食後、部屋で秋田の皆さんとオシャベリをしていた。と、ヤブさんが「bunbunさん、代表者会議は?」と一言。8時15分から各県の代表者会議だった。
 あわてて廊下に出たところで秋田のエグさんに会った。あちこち探し回っっていたらしい。<(_ _)>

 結局10分以上も遅刻してしまい。各県の代表の方々には大変ご迷惑をかけてしまった。

各県代表者会議
司会: 山形センター合唱団 木村泉さん
報告: 事務局
▲今回の参加者は、子供を含めて101名である旨の報告があった。
議題: 次回2006年の開催県について
▲順番としては「青森県」となる。
▲この件につき、うたごえサークルおけらのbunbunより、青森県内の現状報告がなされ、現時点では人的な面から開催は「無理」と報告された。
▲各県からは「ぜひ、青森県で………」の声が多数出された。
▲青森県では7月31日に青森県内のサークルや合唱団の全県的な会議を予定している。東北のうたごえの状況報告や来年の青森県開催etcについて話し合うつもり。
▲前向きに考えて欲しい。(各県)
▲青森県での開催は、現時点では無理と言うことだが、7月末の青森県内の様子を見て、9月以降にもう一度各県代表者会議を持つ方向で検討したい。(司会)
■()
他 : アジアの風について
▲日本のうたごえ全国協議会事務局長 小沢久さんより、韓国で行われる「アジアの風」プロジェクトの趣旨説明及び参加者募集の要請。
 

 オラの遅刻と青森県開催の件で時間がかかり。会議の途中から合唱練習の声が聞こえていた。青森県開催に関してスムーズにいかず申し訳ないと思うが、折角遠くから参加された方々に、お世話の面で手が回らず嫌な思いをさせるのはもっと申し訳ない。
 青森県開催の会議を7月末に持つが、よほどしっかりした企画・運営をしないと実施は無理のような気がする。(>_<)


合唱合同練習(08:45-11:00)■■ ぺーじとっぷ


 合同練習曲は「大地讃頌」「アメイジング・グレイス」の2曲。講師の小林康浩さんがギターを小脇に中央。参加の皆さんは大きい楽譜を相手に懸命である。小林さんの指導は丁寧で、言葉の流れをとても大切にしている。スーッと流さず3−4回ほど繰り返してから次に進むので、かなりの初心者でも付いてゆける感じである。
 うたごえの曲はメロディーもそうだが、歌詞に力が入る。小林さんがおっしゃるには、そんな歌をコンクール出場のように表現すると「某国の合唱団」のようになってしまう、とのことであった。確かにその通りである。オラが生まれる前の前線鼓舞+国民激励の歌は、そのように表現しなければならなかったかと思う。

 どーするか??? 小林さんが言うには「綺麗に歌うのも大事だが、下手でも心を込めて歌えば………」ということであった。なかなか難しい表現方法ではあるが、うたごえの合唱には、そんな難しさも含まれるのである。

 しかし小林さんは、合唱マジシャンである。受け取る側もいいのだろうが、短い時間ではあったが、最終的には、歌っている本人達もふるえが来るほど素晴らしい合唱に仕上がった。
講師の小林康浩さん ぺーじとっぷ  
合同練習風景(その1)
合同練習風景(その2)


閉会セレモニー(11:30-12:00)■■ ぺーじとっぷ

 閉会式では、初参加の方のひと言が最優先。そして各県の代表からひと言もらうというのが恒例らしい。秋田の高校生が「暇つぶしに………」。仙台の若者が「感動を共有できた………」。宮城の方が「小林せんせの下駄履きにはビックリ仰天………」など、いろんな「ひと言」が出た。

 東北のうたごえ協議会の代表である、山形の木村さんが「私も、ん10年前、暇つぶしに参加………」と応え、場内やんやの大騒ぎの中、来年の「東北のうたごえ交流会」の青森県開催に関して報告した。

 青森からのひと言は米村さんにお願いした。青森県開催については「7月末の県内の会議で話してみるが、現段階では、無理!」と、しっかりお話をしてくれた。

 こうして、皆さんと元気の素を交歓しつつ、今年の「東北のうたごえ交流会in岩手」は終了した。オラとしては、いろんな方とたくさんお話ができて大変有意義な大会であった。
ひと言中の米村さん


アフターうたごえ交流会■■ ぺーじとっぷ

 帰りは「盛岡手作り村」で食事をし、田沢湖経由で帰ってきた。途中、「わらび座」に寄ってきた。何かの折りに2回ほど来ているが、今回、ちょこっと観劇(よろけ養安)することが出来た。装置が素晴らしい。これまで深浦で10回以上「わらび座公演」をやってはいるが、やっぱり本格的な舞台装置にはかなわない。いつか機会を作って観劇したいものである。

 秋田の高速道にのり、深浦に着いたのは夜7時ごろであった。今回もうたごえの仲間からいろんなもの(形としては表現できないが………)を頂いた。それが、どの時点で力を発揮するかは分からないが、参加した方々それぞれにパワーUPしたことは事実である。

 最後に、おけら掲示板「わんつか一言」への米村さんのカキコミを紹介して終わります。

心地よい疲れ(よねちゃん)
(2005/06/20(Mon) 13:46:32)  

 一年ぶりの交流会、楽しかったです。昨日早めに帰宅出来たので夕方ウトウトして
しまいました。車で帰った旦那様や他の皆様お疲れ様でした。
 新幹線を待つ間紫金草合唱団の方にお世話になりました。初めて会ったのに話が出来るのはうたごえの仲間だからですね。

 普段思いっきり歌えない鬱々の気分が発散され元気の源になりました。上手に歌えないのが悩みですが、小林さんの合唱の話を聞き、綺麗に歌うのも大事だけどち
ょっと(?)下手でも心を込めて歌えば良いんだと思いました。(でもやっぱり人前で堂々と歌えるくらい上手くなりたいな)

 来年青森で・・・と皆さんに期待されて、最後の挨拶に「ごめんなさい、無理だと思います」と言ったつもりだったのですが、言葉足らずで誤解されちゃったでしょうか?人前で話すのは慣れなくて困りますね。とりあえず7月31日に青森の仲間が集まる事が出来れば二歩目が始まりますね。(一歩目は去年bunbunさん達と知り合えた事です)
 
Re: 心地よい疲れ(bunママ)
(2005/06/20(Mon) 20:36:57) 

 出逢いに感謝!

 現地集合、現地解散のよねちゃんご夫妻にHOTな気分で再会できました。
 そして、よねやんの声量と、よねちゃんのきれいな声に魅了されました。

 小林講師の巧みな合唱指導は、受講していてとても楽しかったです。「うたごえ喫茶」の雰囲気は、大好きですが、実は月に1、2度、合唱指導も受けたいと思っているんです。現実は、非常に難しいです・・・。

 感想発表では、堂々としていて趣旨がはっきりと伝わりましたよ。ご苦労さんでした。本当にありがとうございました。これを機に県内のサークル・合唱団の把握に努力してみましょうね。うみねこ合唱団の小坂さんによろしくお伝えください。
 


ぺーじとっぷ
■蛇足■
 今回は手をつけたのが早かった割には遅くなってしまった。原因は分かっている。途中で大好きなDQ5とDQ8が乱入したためである。DQ5は両方ともクリアーしたが、DQ8は「闇の世界」でstopしている。合計時間は120時間を越えていた。ったく………トコトコトコ………バタッ!(反省を込めて)(>_<)