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■ 深浦を9時に出発し、能代より秋田高速道を利用し、午前11頃には目的地の雄和町「サイクリング・センター」に到着した。

■高速度を降りてから、途中のY字路で直進したため、かなり時間を食った。道案内の看板は、前日に用意すべしということか。早めに来たのはお手伝いのためである。 
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■第1日目「6月5日(土)」■■ 開会セレモニー事前
  みなさんの到着はまだまだのようだ。サイクリング・センター玄関で秋田合唱団(主催)のエグさんビーさんに会った。早速ご挨拶をし、お手伝いのお話をする。きよちゃん(すずききよし)は、飛行機ですでに到着し、346くんの案内で、温泉につかりノンビリと昼寝を楽しんでいるらしい。また、信州は伊那谷の佐々木さんご夫妻は、金曜日に向こうを出発し、昨夜は合唱団の練習にも顔を見せたとうかがった。ホテルに2連泊の予定のようで、本日の交流会は途中下車ということになる。少々残念である。

  エグさんとビーさんはお迎えやら荷物の運搬やらでいなくなった。仕方がないのでbunママとコーヒーをいただくことにした。昼ご飯時だったが、今朝来る途中「お殿水」という道の駅で、朝飯代わりのラーメンを食べてきたので、食欲がない。その後、bunママは荷物の整理と一休みで車に戻り、オラはやることも無いのでワンツカセンターの周りを散策した。

  戻ったら、合唱団のあんずさんが軽ワゴン車に案内用の看板(ビーさん作成)を積み込んでいたので、お手伝いをすることにした。あっという間に、元の高速道の入り口に着いた。やはり別の道を通って来たらしい。高速道の出口付近(ここはオラも迷わなかった)に一本、Y字路(ここで間違った!)に一本、と全部で4本の看板を立てて来た。書いてはいけないのだろうが、本来的にはマズイことのようで、許可を取るのは面倒そーである。まぁー、看板は目立たないと意味がないので、思いっきり目立つところに設置して来たつもり!!
 ビーさん、看板と赤く塗った矢印を一生懸命作ったんだろうなと思うと、頬笑ましくなった。こんな感じのお手伝いだとルンルン気分でできる。

  センターのフロントで会場を聞くと「この奥!」ということで、行ってみたらだだっ広い畳の部屋であった。手前の部屋では合唱団の面々が集まって、袋詰めの真っ最中。bunママにも応援を頼むことにした。久しぶりに袋とじの折り方をやり、きよちゃんの「楽譜集」を綴じ込んだ。結構時間がかかるので、「昨日やらなかったの???」と聞いたら、「昨日は貴重な練習日!」とのこと、さすが秋田合唱団の諸君は心構えが違う。

NO 場所 ■参加団体・サークル■ 参加数
1 青森 うたごえサークルおけら (1+1)
2 八戸うみねこ合唱団 (1+2)
3 岩手 うたごえサークルひろば (1+2)
4 盛岡合唱団 (2+3)
5 一関うたごえセンターめろでい (1+2)
6 宮城 D51合唱団 (3+0)
7 仙台合唱団 (3+4)
8 みやぎ紫金草合唱団 (0+1)
9 しばた協同クリニック健康まつり合唱団 (2+4)
10 つくしんぼ (1+0)
11 福島 虹のわコーラス (2+2)
12 ありんこサークル (1+1)
13 郡山合唱団 (1+0)
14 郡山ひろば (0+1)
15 福島合唱団 (0+1)
16 山形 山形センター合唱団 (5+5)
17 秋田 秋田合唱団 (8+14)
18 横手うたごえ友の会 (2+1)
19 WAVE (1+3)
20 ともうた (1+3)
21 電通 (3+1)
22 本荘 (0+1)
23 東京 エーちゃん (0+1)
24 福岡 久留米アザレア合唱団 はるかさん (0+1)
25 長野 ふるふるセブン 佐々木さん (1+1)
* 講師 ずすききよしさん・山本忠生さん・金谷守晶さん (3+0)
 

  一段落したので、荷物を担いで大広間に行くと、音響のsettingの最中。ビーさんがどデカイ横断幕(346くんの手書き)を抱えて悩んでいる。マンタロウくんがいろいろ知恵を付け、悪戦苦闘して、所定の位置に何とか納めた。しかしどーも不安定である。まぁー、ピアノとか伴奏陣のうしろなので、何とかガードされるだろうが、かなり不安だ。要は2日間もてばいいのだからして………。
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  早め(かなり早い)の受付を済ましてから、カメラの準備やらをする。トッポさん達がきよちゃんのCDやら、本やら楽譜集やらを並べ始め、ようやく交流会場らしさが見えてきた。しかし、この会場は天井が低く、かつ暗い。写真はなかなか難しそーである。
 おっと、受付にお願いが………。この7月18日(日)に昨年の「深浦のうたごえ」でミニコンサートをやってくれた唐土久美子さんの「白神山地 唐土久美子コンサート」が深浦のとなり岩崎村で開催される。岩崎村は十二湖生誕300年祭でにぎわっている。このコンサートもその中のイベントとして組み込まれている。

  これと10月予定している「深浦のうたごえ ver2004」の宣伝チラシを参加者に配ってもらうんだっけ。もうひとつは、コンサートのポスター(A3版)を貼ること。いろいろ考えたが、大広間の一番目立ち場所に貼ることにした。これで、サークルおけら宣伝はシャベリだけとなった。

  この「東北のうたごえ交流会」はしばらく中断の後、最近再開されたようだ。山形県→山形県→福島県→宮城県→秋田県と、ここ5年間は続いている。青森県勢の参加は再開以来無く、今回が初参加と言うことであった。どだい、青森県のうたごえのセンターがどこにあるのかも知らない。青森・弘前・八戸のどこかに存在はしているのだろうが………。県内に情報の網は巡らしているものの、うたごえの「う」の字も聞こえてこない。
 昨年も、仙台ふきのとう合唱団の「すけさん(どーしてるかなー)」からお誘いを受けたのであるが、よく分からなかったし、デブ症(今でもそーだが)なので参加しなかった。昨年参加していれば、もっといろんな方と知り合えたと思うと、残念である。

  会場が大分にぎやかになってきた。そろそろ名刺が必要かなと自分の荷物に近づいたとき、「bunbunさんですねー???」と声をかけられた。佐々木さんご夫妻であった。優しさのオーラが顔から飛び出しているような方である。奥様も同様ニコニコと優しそうな方で、夫唱婦随か婦唱夫随のどちらかだろう。一日前に到着した秋田の旅は順調そうであった。
 カキコ板(掲示板)の初期には「軽トラでノンビリ………」とあったが、伊那谷谷からはかなり無理があったようで新幹線での参加である。

  忠やん(山本忠生さん)が見えた。秋田合唱団の定期演奏会では舞台の人だったので、間近に見るのは今回が初めて。自己紹介を兼ねてご挨拶をする。2日目の合唱を指導してくれる方だ。
  でっかい人物が登場した。これがきよちゃん(すずききよしさん)でした。ホームページから抜け出たような赤いシャツとすっぽりかぶった帽子はきよちゃんのトレードマークらしい。一番弟子の佐々木さんが、すっ飛んでいってご挨拶をしている。一番弟子なので、きよちゃんもうれしそうである。オラも名刺を持ってご挨拶だ。カキコ板でかなりやり取りしているので、旧知の感じである。デッカイ手で握手された。眼鏡の奥には優しい眸が………、思ったよりずーっと若い。

  白ベレー帽に白いシャツ、白いズボンの優男がやってきた。森のフクロウ(金谷守晶)さんである。ついつい2週間前に東京方面(松原団地とゴリ)で会ったばかりである。その時のお召し物は黒ベレーの黒ずくめ。今日は白ずくめ。目立つ裏方を自認するが、その格好じゃ裏方はできんだろー………、というくらい目立っていた。これで、本日の講師陣はそろい踏みである。
  八戸うみねこの米村さん達とも久し振りに会った。八戸から新幹線を乗り継いで、米村さん小坂さん、秋田から米やん(米村さんの旦那様)がお出迎えで、3人の参加である。小坂さんとは初めてだが、お二人とは1月の「はなこまち」のうたごえ喫茶以来である。米村さんは風邪ひきで、旦那さんは相変わらずの元気いっぱいだ。

  エーちゃんはるかさんも見えた。エーちゃんにも2週間前に多大なるお世話をおかけした。はるかさんとは3月の久留米のうたごえ喫茶以来である。相変わらずニコニコと元気そうである。この頃は作曲に熱が入っているとかで、気力充実、やるき満々である。
 エーちゃんはノートPCを持参し「バーチャルうたごえ喫茶のび」の宣伝をするらしい。また、後で知ったのだが、自分のカキコ板(掲示板)に実況中継を載せていた。アクセスはPHSらしく、近くに中継局があればオンラインと言うことらしい。雄和町ではどうか???と見ていると無事アクセスできたらしい。
 隣にいた佐々木さんもPCを出しつつ「ドコモはつながるけど、やたら遅い………」とぼやいていた。続いてスピーカーをsetting。まめな方はやっぱり違う。スピ−カーまで持参だとオラは怖気をふるってしまうが、エーちゃん本人は苦にもしてないようで、佐々木さんも思わす感心!!

  そうこうしているうちに、きよちゃんがやってきて佐々木さんとオラの間にドデンと座る。346くんも話していたが、縦横とも大きく黙っていても存在感がある。

■開会セレモニー ぺーじとっぷ

  午後2時ジャスト、開会セレモニーが始まった。司会はエグさん。まずは主管の秋田合唱団の団長346くんこと田中さんによる、歓迎のご挨拶だ。言いたいことは一つ。「貸し切りなので、ぶっ倒れるまで歌おうぜ!!」ということだった。参加した人達の気持ちを代表した的確なご挨拶であった。

  続いて、宮城県の代表の方から、次のような報告があった。
 去る5月25日、宮城うたごえ協議会の会長、医療のうたごえ合唱団セデス団長のカルビーさんこと村上仁さん(48歳、タクシー運転手)が、深夜タクシー強盗の被害に遭い殺害されるという事件が起こったこと。犯人は未だ捕まっていない。よりどころを失った宮城うたごえ協議会の現況やうたごえ関係者の失意などに触れていた。ちなみに25日は荒木栄とのうたごえコンビで知られる「森田ヤエ子」さんの命日でもある。
 村上さんのご冥福を祈り、会場では一分間の黙祷が捧げられた。


開会合唱 「千の風になって」 「シャンテ」 by秋田合唱団

■ワンコイン・コンサート■■

ワンコイン・ジャラジャラ
 いよいよワンコイン・コンサートが始まった。司会は引き続きエグさん。各団体やサークルからそれなりにエントリーがあったようである。
 ワンコインコンサートは特に規定の無い、何でもありのコンサートで、秋田合唱団では、創作曲発表、小編成発表、特技(手品・物まね)の発表、合唱発表、楽器の演奏などなどで構成しているそうで、個人でも、グループでも、大人数でもOK。日うたのオリジナルコンサートに近いものがあるがが、違いは歌にこだわらなくても良いということらしい。
  

  きよちゃんも勘違いしていたが、オラも最初は「ワイン・コンサート」だと思っていた。かなり紛らわしい。で、エグさんに再確認したら、またまた勘違いを発見してしまった。
 というのは、一枚のコインで評価するからワンコイン。これをいつの時点で評価するかということだ。オラは一つのエントリーが終わった時点で、コイン評価と思っていたら、そうではなく、そのコンサート全体に対する評価としてのコインということなのだそうだ。深浦から小銭をジャラジャラ持ってきたbunbunは何だったんだ???

  手始めはエグさんとビーさんの「STOP THE WAR」。ビーさんがギターを弾くとは思わなかった。デジタルフォーンもそうだが、努力家の見本みたいな人である。左ぎっちょのギターは、P・マッカートニーみたいで(e)がった。が、歌は鉄ちゃんが聞いたら「stop the song」と言い出しそうなできであった。二人ともワンコインの場数を踏んでいるので、わざと「こんな感じだよ」とやってみせたと思うのだが………。

  オープニングが終わったとたん、司会のエグさんが、参加の合唱団やサークル、個人参加の紹介も兼ねると切り出した。「おいおい、んな事聞いてねーし!」まぁー、今更うみねこの米村さんと相談する訳にもいかないし、青森はサークルおけらとうみねこ合唱団の現況の伝達でお茶を濁し事にした。

  まぁー、今回はbunママも取材記者の手伝いをしてくれるというので、メモはOK! エーちゃんは取材とメモとPCに打ち込みと、一人三役と忙しい。やっぱり習い性となっているんだな。佐々木さんは盛んにデジタルビデオ撮影、伊那谷での発表用かも知れない。会場のアチコチからフラッシュが飛び交い、メモ録される方々も多い。

 各団体やサークルからひと言ひと言を頂いたが、写真と構成メンバーと曲名の一覧で書き記す事にします。ごめんなさい。

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D51合唱団 「俺のハンマー」 一ノ関合唱団 「わらび野に」
山形センター合唱団 「ヘッドライト・テールライト」
宮城合同「春をむかえよう」 原爆症認定集団訴訟支援の曲
 ■仙台合唱団/D51合唱団/みやぎ紫金草合唱団/つくしんぼ/ しばた協同クリニック健康まつり合唱団
 ■つくしんぼ(古川)では、16年4月に再結成され、保育園を会場に月一回、20名ほどで練習をしている。
岩手県 盛岡合唱団 「会津磐梯山」
 ■岩手県の母親大会で「うたごえ喫茶」をやる予定である。 ぺーじとっぷ
福島県合同 「世界中の子供たちが」(手話付き)
 ■虹のわコーラス/ありんこサークル/郡山合唱団/郡山ひろば/福島合唱団
 ■保母の全国大会が1週間前に行われ、予想以上の参加で嬉しい悲鳴をあげた。このため、今回は大勢の参加を予定していたのだが、少数の参加になった。
久留米アザレア合唱団 「翼を広げ バーチャルうたごえ喫茶のび 「はしれ車椅子
■はるかさんの作曲 ■この曲はエーちゃんが生まれて初めて作曲した曲
宮城県 しばた共同クリニックまつり合唱団 「まつり合唱団の歌」
ふるふるセブン(伊那谷) 「人は 忠やん「Heart−奈美のうた」「へいわのうた」
 ■佐々木さんはすずききよしさん(きよちゃん)の一番弟子である。
 この曲は師匠のスリーコードを超えAmだけの曲とした。ねらいは師匠の「母の願い」に近づければということ。「人は!」の呼びかけは14回。福祉関係であちこちで歌っている。
 ■奈美ちゃんはペーパーフラワー作る、障害を持った方で、曲を作らせる気にさせる詩を書く。奈美ちゃんはゆっくり作業を進める方なので、歌はユックリ目の曲にした。

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■歌った曲目■■
1 秋田合唱団 ビーズ(2人) STOP THE WAR
2 D51合唱団(3人) 俺のハンマー
3 一ノ関合唱団(3人) わらび野に
4 山形センター合唱団(9人) テールライト・ヘッドライト
  〃 日本一のそば
  〃 木村 泉 遠ざかる風景
5 宮城合同 春をむかえよう
6 盛岡合唱団(5人) 会津磐梯山(太鼓付き)
7 秋田合唱団(4人) 天使の夢をのせた流れ星
8 青森合同(5人) 現状報告(歌なし)
 うたごえサークルおけら/八戸うみねこ合唱団
9 福島合同 世界中の子どもたちが(手話付き)
10 久留米アザレア合唱団 はるかさん 翼を広げ(作曲)
11 伊那ふるふるセブン 佐々木さん 人は
12 バーチャルうたごえ喫茶のび エーちゃん はしれ車椅子
13 しばた協同クリニック健康まつり合唱団 まつり合唱団のうた(10人)
14 京都ひまわり合唱団 忠やん Heart−奈美のうた
へいわのうた
 

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  きよちゃんが、途中途中で質問する。知識欲旺盛な方である。そのうち、今日の講師用の楽譜を見せてくれた。きよちゃんの頭の中ではキチンと構成されているらしい。大きな声でやりとりする訳にはいかなかったが、それがきよちゃんのシナリオであった。ほとんど知らない曲ばっかりあった。何故「庭の小梅」が放送禁止なのか分からなかったが、歌詞の下にわざわルビふってあり、なぞってみて、ようやくその理由が分かった。ナルホド! 漢字の歌詞だと、どこの放送局でもOKだすだろなと、思わず笑ってしまった。何かワンコインをそっちのけで、きよちゃんのレクチャーを受けていた感じがする。周りの方々、うるさくてごめんなさい。
 ごめんなさいついでに、会場の後ろの方で、昼酒をきこし召した方がおり、かなり騒がしい。そのうち紙にコインを丸めて投げ始めた。周りの方々は分かっているらしく笑っておられたが、初体験のオラなんかは、かなりビビった。