D51合唱団 in深浦のうたごえ |
オラは、わたしは「歌うために来たのに、何でミニ・コンサート???」という意見も多々あったのだが、明日のための「自分で歌声」も必要不可欠だが、しかし、こんな歌あることを………、こんな演奏があることを………深浦のみんなに、そして深浦のうたごえに集いし仲間に知って欲しい! この思いが深く、これまでミニ・コンサート続けて来ている。
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名コンダクターの小林さん |
このミニ・コンサートだけを聴きに来ている方は無いものの、ここから独自のコンサートにつながった取り組みも多々ある。歌はいろんな魔力を秘めている。その魔力をプラス志向で受け入れる事が次の階段へのワン・ステップになればと願う次第である。
東北のうたごえ交流会で、彼らのうたごえに触れて(ほんとは、バラライカ25周年のとき)、いつかは「深浦のうたごえ」で紹介したい! と思って久しいが、うたごえでは彼らも「売れっ子」でなかなか………。団長の計らいで何とか実現したが、希少なる男声合唱を耳にすることが出来ただけでも、素晴らしい!
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今回の演奏者は全部で8名。彼らの本拠地は仙台だが、職場は多岐。首都圏やら岩手県やら仙台には限らない。週1回の練習日には何が何でも駆けつけて練習を積み重ねる合唱猛者の集まりである。
司会は、D51の広報担当のfukuharaさん。味のあるイラストを駆使して「D51便り」を発刊しています。木訥で優しい「語り」でD51の曲を引っ張ります。指揮はもちろん小林康浩さん。
D51合唱団は、演奏曲を全て暗譜している。だから彼らの演奏でに譜面台は似合わない。レパートリーが何曲あるのは知らないけれど、全てそらで歌えるというのも素晴らしい。
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また、民謡をひとつのテーマとして、ここら辺もD51の演奏の特色ではある。法被姿での第1曲は「最上川舟唄」。sasakiさんの伸びやかな声が会場に響き渡る。彼の顔は歌ってる時が一番いい顔。そして「秋田酒屋唄」と続く。
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深浦のうたごえ第1部は立ち上がりから、パワー全開。後半に入ってからもシフトダウンすることなく、ますますアクセルオン。D51の皆さんは、「こりゃー、負けらんねべぇー」とファイトを燃やしての演奏だから、気合いが入っている。まぁー、小林さんが指揮者なので、暴走することはないだろうが、やる気まんまんの演奏だ。
さすが、日うた連続の金賞だけあって、素晴らしいハーモニィである。客席も目をつぶったり、天井を見上げたりと、D51に聞き惚れているようだ。
司会のfukuharaさんによると、3部構成なんだそーで、各々の解説が、働くものへの応援団としてD51があること、歌っていることをとつとつと語っておりました。 |
自称第2部の最初の曲はsasakiさんの「おお我が鉄道人生」。当然作曲者がsoloをとる。ここで法被姿から菜っ葉服と衣装替え。
この菜っ服は旧国鉄時代のもの。同じ服でも、色がいろいろなので聞いてみたら、バージョンがいろいろというのも理由らしいが、洗いザラして、いかに白らっぱくれているかがステータスなんだそーで、各自、いろいろと研究に研究を重ねて、いかに着古しているかが自慢の種らしい。そーやって、大事に取って置いてると、話しておりました。
実際D51の舞台衣装としては、無くてはならない感じがします。Yシャツに蝶ネクタイのD51なんて、サマになりません。
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ぺーじとっぷ |
■歌った曲目■■ |
1 |
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最上川舟唄 |
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2:29 |
2 |
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秋田酒屋唄 |
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2:11 |
3 |
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津軽平野 |
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3:34 |
4 |
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おお我が鉄道人生 |
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4:40 |
5 |
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今、君と |
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3:20 |
6 |
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人間のうた |
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3:40 |
7 |
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栄光の架橋 |
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4:35 |
8 |
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会津磐梯山 |
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1:45 |
9 |
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夢があるから |
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3:02 |
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合計 |
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29:16 |
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会津磐梯山は、会場の皆さんから手拍子をいただいての大熱演。ここで、すかさずアンコール。アンコール曲は「夢があるから」。これもやんやの拍手のうちにD51のミニコンサートは終了した。
D51合唱団の皆さん、そして小林さん、ここ深浦の地で、素晴らしい男声合唱を披露してくださり、心から感謝申し上げる次第です。 |
ぺーじとっぷ |