今回は2時半ごろから、会場準備。フクロウさん達もPAのsettingに余念がない。今年は、真ん中に一列増やしたが、この場所(深浦公民館)も、結構広いと思うのだが、テーブルとセットじゃー、これが限界かも………。などと、考えてる暇は無かったんだっけ。
PM4:30、ようやく一段落。マイクよーし! ピアノよーし! 看板よーし! 歌集よーし! お握りよーし! D51よーし! と確認している最中に、ゾロゾロと参加の皆さんが会場に入ってきた。仙台からの皆さん、そして東京からの皆さんがご到着のようだ。遠路の皆さまに、まずは御礼。うたごえ前の軽食にと、お握りと、bunママ特製のお煮染め、漬け物を用意してたので、そのコーナーが一番のおおにぎわい。一年ぶりや数ヶ月ぶりの顔から笑みがこぼれる。 |
これまでのポスター |
PM5:00、あんだけ多めに用意した会場の席だが、ほぼ埋まっている。今年も孫の和佳に「開会宣言」と思ったのだが、都合があって出席無し。オラが開会宣言することになった。口下手のオラが下手に長くなっても興ざめなので、数行で終わりにし、マイクを第一部の司会者である「森のフクロウ」さんに譲った。
フクロウさん、相変わらずの軽妙なしゃべりで、会場をしっかり掴んでいる。目立たない裏方が専門とか云ってるが、どーしてどーして、やたらに目立つ司会者ではある。
深浦のうたごえは今回で7回目になるのだが、仕掛け人は、このふくろうさんである。
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おろっ! フクロウさんの手には、既にリクエストカードが………。後で聞いたら、深浦のみなさんは奥ゆかしいので、なかなかカードを書かないので、前もってリクエストを出して貰ったとの、bunママ談でした。
一曲目は、「山のロザリア」。今までは、一部の司会者が季節の歌とか、何かしらの曲を数曲用意して、リクエストに移行………だったが、今回はのっけから「山のロザリア」だ。続いて「りんご娘」。若かりころは、毎回のように歌った曲だが、この頃はてんでお目にかからない曲だ。
一曲目から、マイクの前に参加者が出てきた。なんと、東京のharuさんともうひとかた、それにbunママとたみちゃんだ。bunママ、かなり気合いが入ってると見た。 |
bunママたちの「りんご娘」 |
オラは後ろでEベースを弾きながら見ていたが、まったくその通りで、歌の合間に「みなさーん、声出してねー」とか「歌ってますかー」とか、大声出して、やたらの張り切りようで、ギターの流れさんと顔を見合わせて、思わずニヤニヤしてしまった。 お陰で、もう一発目から会場は盛り上り、ふくろうさんのしゃべりも加わって、いい滑り出し、2曲目をもって、熱気ムンムンという感じだ。
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深浦のみなさん1 |
バラライカ応援団のみなさま |
バラライカが始まる。この曲は良く乗れる曲だが、今回は小林さんの伴奏がグイグイ引っ張ってくれるので、とてもベースが弾む。マイクの前には、緑やら赤やらのジャンパー軍団がゾロリと勢揃い、仙台のうたごえの店バラライカ応援団のメンバーである。こんだけジャンパーが揃うと、圧巻である。この曲はバラライカのテーマでは無いのだが、バラライカでは、好んで歌われる曲。会場の皆さんも、歌集片手に「♪〜バラライカ バラライカ〜」と、ノリノリであった。
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伴奏陣を紹介しよう。ピアノは小林康浩さん(仙台)。アコーディオンがもんもんさん(東京)、棚橋さん(能代)、佐々木さん(象潟)、ギターは柏さん(亘理)、そんでEベースがbunbun。ピアノの小林さんは動く「うたごえマシーン」なので、何ら心配無い。
小林さんには、第1部から弾いてくれるようお願いしたら、快く引き受けてくださった。あとで写真を見たら、秋田のエグさんもギター持参だったので、伴奏陣に加わってもらえば………と、思った次第である。
まぁー、こんだけ伴奏陣が充実していれば、歌も乗るし気合いが入ると言うものである。 |
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伴奏陣 |
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ピアノ |
小林康浩さん |
仙台合唱団(仙台市) |
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アコーディオン |
棚橋 晴生さん |
元わらび座(能代市) |
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長尾 勉さん |
亀戸なつかし会 |
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佐々木 勁さん |
元秋田合唱団(由利本荘市) |
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ギター |
柏 潤さん |
元うたごえ若人(宮城県) |
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Wベース |
bunbun |
サークルおけら(青森県) |
スタッフ |
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音響 |
フクロウさん |
亀戸なつかし会 |
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録音 |
エグさん&ナオちゃん |
秋田合唱団(秋田市) |
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撮影 |
bunキカ |
サークルおけら(青森県) |
ぺーじとっぷ |
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唐土さん登場! |
初回からお馴染みの唐土さんが、持ち歌の「白神山地の詩」を聞かせてくれた。この歌が世に出て久しいが、いつ聞いても、何処で歌ってもいい曲である。4節の歌詞が、春から始まって冬まで、白神山地の深ーく遠ーい時の刻みを詠ってくれていて、唐土さんの伸びやかな声を相まって、出色のCDと、オラは思うのです。また今年も、ここ深浦の地で、深浦のみなさんが聞けたことに感謝します。
私は生まれていませんでしたが………というコメントでリクエストされた「世界は二人のために」も、唐土さんがリードしてくれた。
この歌が世に出たときは、結婚式というとこの歌が歌われたり演奏されたもんですが、この頃はあんまし聞かなくなりました。みなさん、懐かしそーに歌っておりました。 |
D51の皆さん |
深浦の皆さん2 |
そして「深浦慕情」だ。この曲を作った近藤金吾くんが、今年の深浦のうたごえの一寸前に、お母さんと一緒に、bunbunち訪ねて呉れました。おかあさんは深浦のうたごえが大好きで、毎年欠かさず参加して呉れてます。金吾くんは深浦町出身の歌手で、主に東京方面で活躍してる方です。
音楽の力で故郷に貢献したいと、この度「ふかうら夕日基金」を創設しました。これは、カラオケで『深浦慕情』を歌うと、カラオケ印税が「ふかうら夕日基金」に全額積み立てられ、それを今後、深浦町のために役立ててもらおうというプロジェクトのようです。 |
ぺーじとっぷ |
このプロジェクトの一環として、深浦のうたごえで「深浦慕情」を歌わせて欲しいとのお話しでしたので、おけらの方からも是非とお願いした次第です。
深浦のうたごえ当日は、パリッしたスタイルで現れ、リハーサルから本番、リクエストと、伸びのある声で「深浦慕情」を歌って呉れました。
今回も東京や仙台・秋田、そして県内からたくさんのうたごえ仲間が来ていましたので、金吾くんの用意したCDは瞬く間になくなったと聞きました。これを機に、全国の皆さんが、この歌を歌って、「ふかうら夕日基金」が大きく膨らんで欲しいものです。 |
深浦慕情 by金吾 |
深浦慕情に聞き入る皆さま |
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彼は、流れさんのギターでの弾き語りだったんで、伴奏陣はいったん休憩。オラも休憩。で、会場を横切って某所に………。何とビックリ! スタンバイした椅子・机が増えてるじゃーありませんか。
bunママに聞いたら、あれから、どんしゃか入ってきて座る場所がなくなったとか………。深浦の皆さんと弘前の皆さんが定員をブワァーとoverして座っておりました。やっぱ、会場狭いかも………。
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ノリノリのエグ&サクラさん |
金吾くん大拍手のうちに終了し、にぎやかな?曲が続く。オラとしてはベースの弾きがいがあって大歓迎。まずは、東京からのみなさんで「仲間のうた」。続いて「陽気に生きようこの人生をさ」という長いタイトルの歌。
陽気に生きようこの人生をさ。この歌には振りが付いてるらしく、秋田合唱団のエグさんとサクラさんが登場し、マイクの前にもワンサカ登場して(というか、その前から並んでいるのだが………)、相当盛り上がっている。
窓際族(あらら、ごめんなさい、トミ・スタイルですね)も振りをまねて踊っておりました。
何と、真ん中で4人手を繋いで踊りまくってるのは、bunママではないか。それとtanakaせんせだ。いやはや、ビックリのオンパレードである。 |
飛んだり跳ねたり4人組 |
オラ達だって……… |
幸せを売る男も迫力あったなぁー。ここら辺は、後ろで伴奏していてもうるさい程でした。何せ、D51の連中が「負けてらんねぇーべぇー!」とファイトを燃やしてましたから………。まぁー、それくらいの大騒ぎ。
ほいで、第1部の最後がが「オーソレ・ミオ」だ。小林さんが、ハバネラ風にpianoを導入。まぁー、この曲はみんなで!というよりはソロがお似合い。リクエストされた方が、思いっ切り朗々と、こーなると、ふくろうさんも黙っていられないらしく、思いっ切り声高に………。こんだけ、やったり取ったりだと、皆さん歌ってないべぇーと思ったら、その通りで、目をぱちくりの1曲でありました。あんまし聞いたこと無い曲が出る!というのも、参加された皆さんがノリノリの証しかも………。 |
オーソレ・ミオ熱唱中 |
オーソレ・ミオ聞き惚れ中 |
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それやこれやで、あっという間の1時間でした。しかし、第1部でこんなに飛ばしていいもんだろうか??? 何たって、後半の第3部はオラの司会だど………(心配!)
しかし、この間の取材はすごいよ!! エーちゃんは速報版(ごめんね!)を目指して、あっちこっちに、yasufukuさんも、愛機を手に中腰で疲れないのか、河童さんもここかと思えば、またあちらで………。後で拝見させて貰ったが、皆さん見事!!にレポートしてくださっておりました。 深謝!!
そうそう、取材といえば、わが地方紙「東奥日報」にも、この日のことが載ってました。日付は10月28日。東西南北という欄に写真入りで登場してました。毎度取材案内は差し上げていたのですが、7回目にして、載せてくれました。
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ぺーじとっぷ |