潜水艦(F)
国民学校芸能科音楽(初等科音楽一)

作詞
作曲
作者不詳


魚雷かかえて しぶきをあげて
  ■もぐる海底 わが天下

立てて見はった 潜望鏡に
  ■光る黒しお 敵のふね

海の城だと いばっていても
  ■波の底から ねらいうち

●同名異曲: 児童唱歌3(昭和10) 高等新唱2(昭和12)
初等科音楽(昭和16)

■時代を反映した題材で、潜水艦の威力を軍歌調の旋律でたたえている。日本海軍が初めて潜水艦を使用したのは日露戦争中で、アメリカから輸入して国内で組み立てたものであった。そして大正末期からドイツの技術をとり入れて、日本独特の大型艦を作るようになり、この唱歌が作られた太平洋戦争時代には、かなりの活躍をみせ、技術・性能面などで世界一といわれた。
金田一晴彦/日本の歌唱2/中央公論社
歌詞:08/12/17/midi:09/01/05-16/01/23/おけらの唱歌