日本男児(F)
明治唱歌 第一集/明治21年5月

作詞
作曲
大和田建樹
上 真行


日本男兒(につぽんだんじ)の まごころは
君が代まもる 國(くに)の楯(たて)
(こと)あるときには 進(すゝ)むべし。
うしろを見せず 進むべし。
  ■雪に路(みち)なき 山(やま)までも
  ■波にはてなき 海(うみ)までも。

日本男兒の まごころは
はらから守(まも)る 國の城(しろ)
忠義(ちゆうぎ)の鎧(よろひ)を みにきつゝ
いのちをすてゝむかふべし。
  ■あさゆふみがく 真心(まごころ)
  ■挫(くじく)な折(を)るな 國のため。

日本男兒の まごころは
せんぞを守る 國の垣(かき)
いさををたてゝ 後(のち)の世(よ)
くちせぬ譽(ほまれ) のこすべし。
  ■せんぞに承(う)けたる 魂(たましひ)
  ■みがきて照(て)らせ わが國を。

●同名異曲: 明治唱歌1(明治21) 小学唱歌5(明治25)
唱歌教科書(明治35) 中学唱歌2(明治43)
検定小学4(昭和04)

歌詞:08/07/13/midi=09/01/23/おけらの唱歌