犬(F)
新編教育唱歌集3(明治38年)

作詞
作曲
作者不詳


月白く風寒き 冬の夜(よ)も 外にゐて
何とて小犬は 門(かど)守る
 ■主(あるじ)のために 家のために

雪ふりて風寒き 冬の日も野にいでて
獲物をたづねる 獵人(かりびと)
 ■ありかを告ぐる 犬の功(いさを)

ただ三日飼われたる 主人にも義を知りて
恩をも思ひ 忠をなす
 ■かはゆきものは 犬よ犬よ

●同名異曲: 新編教育3(明治38) 新訂尋常1(昭和07)
昭和唱歌4(昭和10)

歌詞:09/04/10/midi:09/08/08/おけらの唱歌