地久節(D)
新編教育唱歌集3(明治38年)

作詞
作曲
作者不詳


(ひる)はかがやく 大空の
日に萬代(よろづよ)の 春長く
(よ)はすみわたる 山の端の
  ■月に八千代の 秋久し
●地久節=皇后の誕生祝日
●きさいの宮(第4節)=后の宮
遠く久しき 行末の
榮いはふか ほととぎす
かくれぬ聲を ふりたてて
  ■今宵は空に 名のるなり

野邊の姫百合 女郎花
花咲くをりを たがへぬも
たもとに滋(しげ)き 露の恩
  ■わするな今日の よき時を

山田に草取る 賤(しづ)の子も
海に網引く 海士(あま)の子も
いざ聲あはせて 唱(うた)ふべし
  ■きさいの宮の 萬歳を

●同名異曲: 小学唱歌(明治25) 新訂教育3(明治38) 女学唱歌1(明治43)

歌詞:09/04/10/midi:09/08/08