箱根八里(F)
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作詞 作曲 |
鳥井 忱 滝廉太郎 |
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昔 |
箱根の山は 天下の険(けん) 函谷関(かんこくくゎん)も物ならず 万丈の山 千仞(せんじん)の谷 前に聳(そび)え 後(しりへ)にささふ 雲は山をめぐり 霧は谷をとざす 昼猶(なほ)闇(くら)き 杉の並木 羊腸(やうちゃう)の小径(しゃうけい)は 苔滑(こけなめら)か 一夫関(いっぷくゎん)に 当るや 万夫(ばんぷ)も 開(ひら)くなし 天下に旅する 剛毅(ごうき)の武士(もののふ) 大刀(たいたう)腰に 足駄(あしだ)がけ 八里の岩ね 踏(ふ)み鳴らす ■斯(か)くこそありしか ■往時(おうじ)の武士(もののふ) |
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●作詞:鳥井忱(まこと)です。 | |||||
今 | 箱根の山は 天下の阻(そ) 蜀(しょく)の桟道(さどう) 数ならず 万丈の山 千仞の谷 前に聳え 後にさそう 雲は山をめぐり 霧は谷をとざす 昼猶闇き 杉の並木 羊腸の小径は 苔滑か 一夫関に当るや 万夫も開くなし 山野(さんや)に狩する 剛毅の健児(ますらお) 猟銃(りょうじゅう)肩に 草鞋(わらじ)がけ 八里の岩ね 踏み破る ■斯くこそありけれ 近時(きんじ)の健児 |
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歌詞:08/03/16/midi:09/01/13-13/01/13/おけらの唱歌/楽譜:ビーさん(13/07) |